装甲騎兵ボトムズ　VOL.1 STORIES OF THE “A.T.VOTOMS”

キリコ自身の独白で語られるTVシリーズ総集編第1弾

【ストーリー】
平凡なメルキア軍の装甲騎兵だったキリコ・キュービィーは、終戦末期に関わった作戦で素体と呼ばれる女を目撃したため、軍と謎の秘密結社から追われる身になってしまう。彼は放浪の末に辿り着いたウドの街で素体と再会するが、彼女をめぐる軍と秘密結社の暗闘に巻きこまれていくことに……。

【解説】
本作はTVシリーズ全52話を１時間弱にまとめた再編集作品だが、セリフと音楽を新たに録音したうえ、エンドロール後には登場人物が酒場に一堂に会する新作シーンを追加している。当時、再編集作品は数多くリリースされていたが、ここまで作りこまれたものは珍しかった。

本編はキリコの回想的な独白をナレーションとして展開していく。再編集作品とは思えないほど非常に巧みな演出が施されており、TVシリーズとはまた別の魅力を備えている。

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  敵味方生者死者も関係なく、主要なキャラクターたちがクメン編に登場した酒場に集まった。総集編たる本作品にふさわしいお遊びである。

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  バニラとゴウトは出番が少ないと愚痴をもらす。そこへいきなり現れたシャッコに驚いてしまう。

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  バニラの伴奏でココナが歌う十八番の『たのまれグッバイ』で本作は幕を閉じる。