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「描く人、安彦良和」関連企画『ネオ・ヒロイック・ファンタジア アリオン』アフタートークレポート
兵庫県立美術館で開催中の「描く人、安彦良和」の関連企画として7月27日に109シネマズHAT神戸で『ネオ・ヒロイック・ファンタジア アリオン』のアフタートーク付き上映が行われました。
上映後に休憩をはさんで、原作者で監督である安彦良和さん、美術作家のやなぎみわさん、グラフィックデザイナー木村二晴さん、兵庫県立美術館の学芸員小林公さんが登場しトークがスタート。
やなぎさんは安彦さんとは神戸芸術工科大学で教鞭をとっていた頃の同僚で、安彦さんの作品を好きなことも知っていた小林さんが対談の依頼をしたところ、ふたりでの対談よりは安彦さんの作品に造詣の深いパートナーの木村さんと一緒ならと、おふたりが用意された当時の資料のスライドに合わせてトークが進行しました。
『ネオ・ヒロイック・ファンタジア アリオン』の上映を見た感想を聞かれた安彦さんは「久しぶりに見て懐かしかったです。日劇のマリオンができたばかりのころに上映したのがプレッシャーで辛かったな」と、ちょっとぼやきとも聞こえるコメントがありました。
安彦さんは同日に兵庫県立美術館アトリエ2で行われたこどものイベント「描く人になろう!」でも挨拶されました。
参加した子供たちに「みんな何歳くらいかな? 漫画を描くの?」などの質問もされていました。
翌日の28日(日)には、兵庫県立美術館KOBELCOミュージアムホールにて安彦さんのサイン会も実施されました。
抽選に当選したファンは「描く人、安彦良和」図録にサインをもらいながら言葉をかわしていました。
「描く人、安彦良和」開催概要
会期:2024年6月8日(土)~9月1日(日)
休館日:月曜日
※ただし、7月15日(月・祝)と8月12日(月・休)は開館。7月16日(火)と8月13日(火)は休館
開館時間:10:00~18:00(入場は閉場の30分前まで)
会場:兵庫県立美術館(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1[HAT神戸内])
電話 078-262-1011
観覧料
一般:1,900円(税込)
大学生:1,000円(税込)
高校生以下:無料
70歳以上:950円(税込)
障害者手帳等をお持ちの方(一般):450円(税込)
障害者手帳等をお持ちの方(大学生):250円(税込)
■団体
一般:1,600円(税込)
大学生:800円(税込)
70歳以上:800円(税込)
障害者手帳等をお持ちの方(一般):400円(税込)
障害者手帳等をお持ちの方(大学生):200円(税込)
※詳細は「描く人、安彦良和」公式サイトや兵庫県立美術館のサイトでご確認ください。