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2018.03.23

【作品紹介】メゾン・ド・アームズ バシレイオン

目次

あらすじ

 その名は弩級ロボ『バシレイオン』。突如体育座りで現れた『彼女』が、青年ひきこもり露島真世の自宅となって一週間。あらゆる脅威から護られつつ今日もVRゲームに没頭する彼に今、人生最大級の窮地が襲いかかる。
 迎え撃つべく立ち上がったのはバシレイオン……ではなく、真世だった。8畳半の自室を自分の世界のすべてと決めた青年と全高150mのロボ、とりまく少女や人々とが巻き起こす、出会いとバトルのスラップスティックストーリー、ここにブートアップ。

キャラクター紹介

露島真世(つゆしままよ) 23歳

物語の主人公。弩級ロボット工学の世界的権威である両親のもとに生まれるも、とある理由から、中学校時代より今日まで何不自由なく自室にひきこもり続けてきた、温厚だが残念な青年。しかしバシレイオンAIとの出会いをきっかけに、大きな一歩を踏み出すことになる。ちなみに今はそこそこにイケメンだが、子供の頃は肥満児。

バシレイオンAI

全高150m、既存のあらゆる兵器を退け、あらゆる防御策を貫く、最強の弩級ロボット『バシレイオン』を制御するインターフェイスAI。『彼女』の甘く舌っ足らずな声色は耳に心地よいが、毒舌なのが残念。ちなみに『バシレイオン』とは、古代ギリシャ語で『宮殿』の意味。

平静香(たいらしずか)

清楚に清純を足しキュートで掛け算したような可憐な少女。本来は素直で純真爛漫な性格だが、なにやら残念な両親から施された秘密のおかげで、とても苦労している様子。真世と因縁があるみたいだが……。

草永有希也(くさながゆきや) 20歳

両親から、コンビニエンスストアのオーナー兼、店長という椅子を与えられたにもかかわらず、それを己の実力だと勘違いし世間を見下している残念な男。どうやらそれ以外にもなかなかに残念な趣味を持っているようで……。

エステラ・デ・ロス・ディオス 28歳

生まれはスペイン。幼い頃から多忙な真世の両親に代わり暖かい愛を持って真世の面倒を見てきた、露島家の家政婦。残念な真世の趣味趣向を全て網羅し、家事も料理も完璧だが、彼女にも人には言えない大きな秘密がある様子。


著者:ジョージ クープマン
キャライラスト:中村嘉宏
メカイラスト:鈴木雅久

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