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作品名 | 勇者王ガオガイガー |
作品名 (ひらがな) | ゆうしゃおうがおがいがー |
Title (英語表記) | KING OF THE BRAVES GAOGAIGAR |
放送開始 | 1997年2月1日 |
放送終了 | 1998年1月31日 |
話数 | 全49話 |
スタジオ | 第7スタジオ |
主題歌 | OP「勇者王誕生!」 歌/遠藤正明 ED「いつか星の海で…」 歌/下成佐登子 |
音楽配信リンク | 勇者王ガオガイガー オリジナルサウンドトラック1 勇者王ガオガイガー オリジナルサウンドトラック2 勇者王ガオガイガーソングコレクション ガ王 ~ 勇者王誕生!10連発!! ~ |
関連リンク | http://www.gaogaigar.net/ |
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キャスト
獅子王 凱/檜山修之
天海 護/伊藤舞子
卯都木 命/半場友恵
大河幸太郎/石井康嗣
火麻 激/江川央生
スワン・ホワイト/ならはしみき
獅子王麗雄、獅子王雷牙/緒方賢一
猿頭寺耕助/柏倉つとむ
牛山一男/石川ひろあき
天海 勇/塩屋浩三
天海 愛、戒道幾巳/紗ゆり
初野 華/吉田古奈美
超竜神、撃龍神/山田真一
ボルフォッグ/小西克幸
ゴルディマーグ/江川央生
マイク・サウンダース13 世/岩田光央
パスダー/緒方賢一
パリアッチョ/吉田古奈美
ピッツァ、ソルダートJ/真殿光昭
プリマーダ/紗ゆり
ペンチノン/柏倉つとむ
ポロネズ/塩屋浩三
腕原種/茶風林
ナレーター/小林清志 -
スタッフ
企画/サンライズ
原作/矢立 肇
シリーズ構成/五武冬史
キャラクターデザイン/木村貴宏
メカニックデザイン/大河原邦男
スペシャルコンセプター/野崎 透
デザインワークス/塩山紀生、鈴木竜也、戦船
美術/岡田有章
色彩設計/柴田亜紀子
撮影/関戸宏樹、黒木康之
編集/ YAスタッフ(第19 話より「ウインズ」)
布施由美子、野尻由紀子
音響/千葉耕市
音楽プロデューサー/永田守宏
音楽/田中公平
監督/米たにヨシトモ
プロデューサー/加古 均(名古屋テレビ)(第1~ 26 話)
横山敏紀(名古屋テレビ)(第27 ~ 49 話)
小原麻美(東急エージェンシー)
高橋良輔(サンライズ)
「勇者」シリーズ第8弾 スーパーロボットとリアルロボットの融合
【ストーリー】
2005年。宇宙から飛来し、東京の地下に潜伏した機界生命体EI-01は全地球生命を機械に変える「機界昇華」を企て、行動を開始した。人類は地球防衛勇者隊GGG(ガッツィー・ジオイド・ガード)を組織。三重連太陽系にある緑の星のメカライオン、ギャレオンによってもたらされたエネルギー結晶体Gストーンを動力源として、スーパーメカノイド、ガオガイガーと勇者ロボ軍団を開発し、この脅威に対抗した。Gストーンサイボーグの獅子王 凱と、機界生命を生身に戻す「浄解」能力を持つ天海 護少年は、GGG隊員たちとともに機界生命体ゾンダーと戦うのだ。
【解説】
「勇者」シリーズの第8弾。旧来のスーパーロボット作品に、それまでリアルロボット作品で描かれていた補給、整備といった現実的な要素と緻密な設定、そして科学的な考証を持ちこんだ初めての作品。そのため、従来の「勇者」シリーズが踏襲していた2号目の主役ロボやグレート合体などの要素は採用されず「勇者」シリーズとしては異色の作風となり、新たなファン層を開拓することとなった。
地球防衛勇者隊GGGには、ガオガイガー以下の勇者ロボ軍団が所属。全地球生命の機械化(「機界昇華」)を目論む機界生命体ゾンダーたちを迎え撃つ。
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獅子王凱(ししおうがい)
宇宙飛行士となった日に機界生命体EI-01と遭遇し、瀕死の重傷を負う。だがギャレオンに助けられ、Gストーンの力を得てサイボーグ・ガイとして甦った。
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ギャレオン
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ガイガー
ガイが宇宙メカライオンのギャレオンとフュージョン(融合)して変形した姿。全高23.5メートル、重量112.6トン。
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ライナーガオー
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ドリルガオー
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ステルスガオー
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ガオガイガー
全高31.5 メートル、重量630.0 トン。ガイガーが3体のガオーマシン( ステルスガオー、ドリルガオー、ライナーガオー)とファイナルフュージョンした、史上最強のスーパーメカノイド。
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氷竜(ひょうりゅう) 炎竜(えんりゅう)
それぞれクレーン車とはしご車に変形する兄弟ロボ。「シンメトリカルドッキング」で超竜神となる。
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超竜神(ちょうりゅうじん)
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ボルフォッグ
パトカーに変形する隠密型ロボ。支援メカ2体と合体してビッグボルフォッグとなる。
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ビッグボルフォッグ
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風龍(ふうりゅう) 雷龍(らいりゅう)
それぞれタンクローリーとダンプに変形する兄弟ロボ。撃龍神へと「シンメトリカルドッキング」する。
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撃龍神(げきりゅうじん)
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天海護(あまみまもる)
三重連太陽系にある緑の星の出身で、天海夫妻に地球人として育てられた。機界生命体ゾンダーに取り憑かれた人間を元に戻すことのできる「浄解」能力を持ち、GGG特別隊員となる。
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大河幸太郎
宇宙開発公団総裁を表の顔とするGGGの長官。ガオガイガーのファイナルフュージョンや、ハイパーツールの発動を承認する。勇者たちに絶大なる信頼を置いている。
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卯都木命
サイボーグ・ガイと勇者ロボたちの戦闘行動を補佐するGGG機動部隊オペレーター。凱の恋人として、凱の戦いを親身になって支えている。
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初野華
護の幼なじみでガールフレンド。いつも護のことを気にかけている。機界生命体ゾンダーと遭遇する確率が非常に高い。よーぜふという飼い犬がいる。
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獅子王麗雄(ししおうれお)右 獅子王雷牙(ししおうらいが)左
麗雄は凱の父でGGG研究部所属の科学者。雷牙は凱の伯父にあたりNASAの科学者である。
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ゴルディーマーグ
ガオガイガーの武器ゴルディオンハンマーとなる支援ロボ。戦車形態にもなる。
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マイク・サウンダース13世
NASA開発の宇宙ロボ。コミカルなコスモロボ形態から戦闘用のブームロボ形態に変形。
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GGG隊員
左から整備班長の牛山一男、諜報部の猿頭寺耕助、研究部オペレーターのスワン・ホワイト、火麻激参謀。
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パスダー(EI-01)
地球の「機界昇華」を企てるゾンダーの司令官。EI-01とはExtra Inteligence(地球外知的生命体)1号の略。その実態は機界31原種の情報収集端末であった。
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機界四天王(きかいしてんのう)
パスダーの尖兵となるゾンダリアン。左下からポロネズ、プリマーダ、ペンチノン、ピッツァ。
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パリアッチョ
全ゾンダーの頂点に立つ機界31原種の核である「心臓原種」の一端末。各原種への監視・指令を行う。
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ゾヌーダ
EI-01が地球に墜落した際、卯都木 命に植えつけられた機界種子が発芽した姿。巨大ロボット、ゾヌーダロボに進化し、ガオガイガーの最後の敵となる。
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ソルダートJ
三重連太陽系にある赤の星の生体サイボーグ。パスダーに機界四天王の一人ピッツァにされていたが、アルマに浄解され、本来の姿を取り戻す。
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戒道幾巳(かいどういくみ)
赤の星の生体兵器アルマとして生まれたが、地球人として育てられ、護のクラスメートとして生活していた。機界31原種を浄解する能力を持つ。
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キングジェイダー
赤の星で建造された戦艦ジェイアークがソルダートJとメガフュージョンした超巨大ロボ。GGGとは別の立場で機界31原種と戦う。全高101メートル。
1997 年の雪の夜。天海夫妻はメカライオンのギャレオンから一人の男の子を託される。それから6 年後、初の宇宙飛行で獅子王 凱は機界生命体EI-01と遭遇。瀕死の重傷を負ったところをギャレオンに助けられる。さらに2年後、ギャレオンから得られた技術でサイボーグ・ガイとして復活した彼は、護と出会い、ゾンダーとの戦いに臨む!
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8年前の雪の日、緑の星のメカライオン、ギャレオンは天海夫妻に一人の赤ん坊(護)を託した。
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サイボーグ・ガイはギャレオンと合体し、メカノイド、ガイガーへとフュージョンする。
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ガイガーがファイナルフュージョンし、最強の勇者が誕生した! その名は勇者王ガオガイガー。
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ガオガイガーの必殺技、ヘル・アンド・ヘヴンが敵のゾンダーに炸裂する。
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緑の星の子、天海護は能力を発揮しゾンダーとなった人々を元の姿へと浄解してゆく。
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東京中のエネルギーを占拠したパスダーは、東京を宇宙船化し、地球人のゾンダー化を企てる。
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死闘の末、ようやくパスダーを倒したガオガイガー。だが、そのGストーンパワーは失われようとしていた。
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新たな敵、機界31原種の攻撃で崩れ落ちるGGGの拠点Gアイランド。
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ガオガイガーを敗った機界31原種の尖兵を、謎の超巨大ロボ、キングジェイダーが一蹴!
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復活した勇者ロボ軍団。人類の、機界31 原種への反攻戦の幕が切って落とされた。
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ソルダートJと戒道は、ガイをライバル視しつつキングジェイダーで機界31原種と戦う。
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31原種に君臨する機界最強七原種が、GGGの宇宙拠点オービットベースを強襲する。
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木星にて、全31原種が合体したZマスターが出現。圧倒的なパワーでGGGを苦しめる。
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キングジェイダーは、自分の身を犠牲にして、Zマスター内部からコアの心臓原種を倒す。
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最後に護がZマスターの核を浄解して戦いは終わり、勇者ロボ軍団は木星から地球へと凱旋する。今度こそ地球に平和が訪れたと思われたが……。
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突如、命が苦しみだし、その身体を機界新種ゾヌーダに乗っ取られてしまう。
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ゾヌーダはゾヌーダロボに進化し、強力な物質昇華能力で東京を蹂躙する。
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死力を尽くしてゾヌーダロボと戦うガオガイガー。苦闘の中、命の感情が目覚めてゾヌーダロボのバリアが弱まり、辛くも勝利する。
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凱と護のGストーンが反応し、奇跡が起きた。凱と命が生身の姿に戻ったのだ。
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宇宙でゾンダーに困っている人を助けるため、護は華と別れ、はるかな宇宙へと旅立つ。
東京湾内の埋め立て地に建設された宇宙港や、5隻の超科学エリアを接岸した海底秘密基地。そして5隻の宇宙艦を接合した宇宙基地。勇者王ガオガイガーの世界設定は宇宙への夢と科学への希望に満ちていた。
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宇宙開発公団施設を中核としたGアイランドシティは東京湾に造られた埋め立て地。ここに護少年の住居や小学校が建設されている。
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GGGベイタワー基地はGアイランドシティの直下に建造されている。基地には5基のエリアが移動基地として連結されている。
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GGGベイタワー基地壊滅後、新たに編成されたGGG(ガッツィー・ギャラクシー・ガード)の宇宙基地となったGGGオービットベース。
その後の「勇者」シリーズと『ガオガイガー』の続編展開
本作でTV版「勇者」シリーズは最終作となったが、その後もタカラからゲーム『ブレイブサーガ』が2本発売。新たな勇者バーンガーンとこれまでのシリーズに登場した勇者ロボが活躍し、シリーズの人気の高さを証明した。そしてOVAでは続編『勇者ガオガイガーFINAL』が製作され、本作単独でのシリーズ化も実現した。