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作品名 | ガサラキ |
作品名 (ひらがな) | がさらき |
Title (英語表記) | GASARAKI |
放送開始 | 1998年10月4日 |
放送終了 | 1999年3月28日 |
話数 | 全25話 |
スタジオ | 第9スタジオ |
主題歌 | OP 「MESSAGE#9」 歌/種ともこ(第1~14話、第17~24話) 「REMIX OF MESSAGE#9:type M」 歌/種ともこ(第15、16話) ED「LOVE SONG」 歌/種ともこ |
音楽配信リンク | ガサラキ 餓沙羅鬼伝承音楽Ⅰ ガサラキ 餓沙羅鬼伝承音楽Ⅱ ガサラキ メトセラの七つの刻印 |
関連リンク | http://www.gasaraki.net/ |
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キャスト
ユウシロウ/檜山修之
ミハル/金月真美
豪和一清/高田祐司
豪和清継/速水 奨
豪和清春/千葉一伸
豪和美鈴/こおろぎさとみ
ファントム/宮崎一成 -
スタッフ
企画/サンライズ
企画プロデューサー/小林真一郎
池口和彦
原作/矢立 肇、高橋良輔
シリーズ構成/野崎 透
キャラクターデザイン/村瀬修功
ゲストキャラクターデザイン/山形厚史
メカニックデザイン/出渕 裕、荒牧伸志
デザインワークス/武半慎吾、兵頭 敬
鈴木竜也、鈴木卓也
美術監督/池田繁美
色彩設計/岩沢れい子
撮影監督/土岐浩司
編集/鶴渕友彰
音響監督/浦上靖夫
音楽プロデューサー/桜井裕子
音楽/蓜島邦明
サウンドコンセプト/ALP
助監督/谷口悟朗
監督/高橋良輔
プロデューサー/金岡英司(テレビ大阪)
高城一典(読売広告社)
古澤文邦(サンライズ)
小池経利(バンダイビジュアル)
リアルロボットと和風伝奇ロマンの融合
【ストーリー】
能を舞うことで「ガサラキ(餓沙羅(がさら)の鬼)」という存在を呼び寄せ、「骨嵬(くがい)」という鎧の巨人を動かすことができる能力者=「嵬(かい)」である豪和ユウシロウは、自身と同じ能力を持つ少女ミハルと出会う。二人は、行動をともにするうちに自分たちのルーツを知り、ガサラキの正体に近づいていく……。
【解説】
高橋良輔監督による13年ぶりのロボットを題材にしたTVシリーズであり、作中の人型兵器の現実性の高いデザインが、放映前から多くのアニメファンの注目を集めた。また徹底的にリアルに構築された世界観と、伝奇的な要素と複雑に交錯した物語も大きな話題になった。
骨嵬(くがい)なる超技術を伝承し、巨大総合企業を経営する豪和本家の男たちは、総代の乃三郎以下、長男一清、次男清継、三男清春、 そして四男ユウシロウの全員がガサラキの召喚実験に携わっている。ミハルの属する秘密結社「シンボル」もまた骨嵬とガサラキの謎に迫る組織だ。
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豪和ユウシロウ
幼少時から余流能楽を学び、「嵬」として育てられるが、10歳以前の記憶がない。特務自衛隊ではタクティカルアーマーのパイロットを務める。
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ミハル
多国籍企業体であると同時に、秘密結社でもある組織シンボルの「インヴィテーター」(豪和家における嵬と同等の存在)。
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タクティカルアーマー十七式雷電
豪和インスツルメンツと特務自衛隊が開発した人型歩行兵器。豪和家に伝わる骨嵬から採取されたサンプルを基に開発された人工筋肉「マイル1」を採用している。頭頂高4.4メートル。
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メタルフェイクイシュタルMk-Ⅱ
シンボルが開発した人型歩行兵器。タクティカルアーマーと同じく、中国で発見された骨嵬を参考に開発された。ミハル機の頭部には、スズランの絵が描かれている。頭頂高4.6メートル。
ユウシロウとミハル、ガサラキを求める周囲の人間に運命を翻弄されつづけた二人の出会いは、人類の歴史を大きく動かす!
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ガサラキの召喚実験で能を舞う中、ユウシロウの精神に突如少女のイメージが浸入する。
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特務自衛隊の任務で、紛争中のベギルスタン共和国に派遣されたユウシロウ。
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タクティカルアーマーと酷似した兵器メタルフェイクを使用する敵と交戦。その操縦者の一人こそ、彼の精神に接触した少女ミハルだった。
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ユウシロウとミハルの前世は、千年以上も昔、傀儡一族の嵬であった。
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骨嵬を持って時の朝廷を陰ながら支えていた。
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ガサラキの召喚に固執する豪和一清。彼はガサラキによる日本の破壊、そして再生後の権力の掌握をもくろんでいた。
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美鈴とともに骨嵬の中に取りこまれたユウシロウとミハル、そして一清は、ガサラキが進化の袋小路に達し、自分たちの後継者として人類の進化を促した知的生命の集合体であることを知る。
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多国籍企業シンボルの最高責任者ファントム。人間とは思えぬ長寿であり、ガサラキを狙う。
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一清は、ユウシロウが作り出した骨嵬の結晶を基に、オリジナルの骨嵬を再生。実妹である美鈴を嵬として利用する。
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豪和やシンボルに背き、ガサラキを拒絶したユウシロウとミハルは、美鈴とともに帰還。しかし、その力を求めつづけた一清は滅びの道を歩んだ。
時代設定は明確にされてはいないが、近い将来を想定したリアルな世界観を構築。各国に点在するガサラキに縁深い地も、神秘的ながら現実感にあふれる存在として描かれた。
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嵬(インヴィテーター)の能力が顕著に発揮される場所を閾(しきみ、GSポイント)という。鬼哭石の郷の石舞台やベギルスタンの神殿の丘等がこれにあたる。
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ユウシロウとミハルが一時期身を寄せたアジアン静脈瘤。近隣諸国からの難民が作った居留地で、日本の常識は通用しない。