©森末慎二・菊田洋之/小学館・読売テレビ・サンライズ
作品名 | ガンバリスト!駿 |
作品名 (ひらがな) | がんばりすと!しゅん |
Title (英語表記) | GAMBALIST! SHUN |
放送開始 | 1996年7月1日 |
放送終了 | 1997年3月10日 |
話数 | 全30話 |
スタジオ | 第5スタジオ |
主題歌 | OP 「キラキラ キセキ」 歌/リディアン・モード ED「天使のラブソング」 歌/NOKKO(第1~21話) 「ミラクル」歌/プロペラ(第22~30話) |
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キャスト
藤巻 駿/阪口大助
新堂雄一/松本 大
内田 稔/佐々木 望
真田俊彦/三木眞一郎
東 伝次/宇垣秀成
折笠麗子/桜井 智
上野良夫/伊倉一恵
岬 絵莉/本田千恵子
おばあちゃん/堀 絢子
相楽まり子/松本梨香
ナレーター/森たけし(よみうりテレビ)
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スタッフ
企画/諏訪道彦(よみうりテレビ)
シリーズ構成/千葉克彦
キャラクターデザイン/本橋秀之
美術監督/中村光毅
色彩設計/いわみ みか
撮影監督/伊藤修一、小林 潔
編集/松村正宏
音響監督/浦上靖夫
音楽プロデューサー/宮住俊介
音楽/芹澤廣明、石黒 彰
監督/亀垣 一
プロデューサー/諏訪道彦(よみうりテレビ)
植田益朗(サンライズ)
岩田幹宏(サンライズ) 原作/森末慎二 作画/菊田洋之「ガンバ! Fly high」(小学館 週刊少年サンデー)
金メダルを目指す少年、駿と体操部員のあくなき挑戦
【ストーリー】
平成学園に入学した藤巻 駿は、オリンピックで金メダルを獲る夢を抱く中学1年生。駿は男子体操部に入部するが、体操部は県最下位レベルだった。駿は素人ながらも天性のセンスで体操演技を習得、そのガンバリはやる気のなかった他の部員たちを変え、廃部の危機や自身のスランプなども乗り越えて全日本ジュニア選手権に出場するまでに成長する。
【解説】
2000年のシドニーオリンピックを見すえて放送されたスポーツ青春ドラマ。元体操選手の森末慎二が原作を務めた漫画『ガンバ! Fly high』をアニメ化した作品である。男子体操競技を題材とした珍しい作品で、床、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒などの演技を、躍動感あふれる作画や演出で描いた。
女子体操部と正反対、県内で最下位の平成学園男子体操部。クセ者ぞろいの部員たちだが、新入部員の駿や応援する人々に感化されて変わっていく。
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藤巻 駿
元気と負けん気がとりえ。体操は未経験だが、並はずれた空中感覚を持ちメキメキと成長。中でも鉄棒を得意とし、ジュニア選手権では満点を取る。
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相楽まり子
運動音痴の転校生。駿に逆上がりを習ったことをきっかけに仲良くなる。再び転校して平成学園を去るが、駿を応援しつづけ、彼の心の支えになる。
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折笠麗子
女子体操部のキャプテンで、学園のマドンナ。駿の体操センスにいち早く気づき、何かと気遣う。
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新堂雄一
男子体操部キャプテン。やや優柔不断だが生真面目な性格。責任感の強さから退部騒動を起こしたことも。
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真田俊彦
カッコ悪いことを嫌う、自称「床の貴公子」。嘘のケガで大会を欠場、数あわせで素人の駿を出場させる。
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内田 稔
少しヒネた体操部員。先輩風を吹かせて駿をしごくが、彼の成長とともに本人も成長。熱い一面をみせる。
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東 伝次
ゴツイ体格のマッチョな体操部員。筋力を活かした演技が得意だが、キメポーズでオナラをするクセが。
女子体操部コーチとの確執による廃部の危機を乗り越え、全日本ジュニアの合宿へ参加。ライバルたちとの出会いで磨かれ、弱小男子体操部は県内トップレベルに成長する。
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素人同然の新入部員、駿と同級生の上野はバック転に挑戦。麗子の助言もあって、二人はみるみるうちに習得。できなかったことができるようになる喜びに、二人は大感激。
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女子体操部コーチの岬(左)によって鉄棒が使えなくなった男子体操部だが、庭に鉄棒のあるおばあちゃん(右)との出会いでトラブルは解決。
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部長としての自信をなくしていた新堂は、ケガをきっかけに退部届を提出。部員たちも荒れるが駿の熱意で結束を固め、新堂も復帰する。
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合宿中、選手の失敗によるケガの話を聞かされた駿。突然、大車輪で手を離すタイミングがつかめなくなる。もう鉄棒はできないのか?
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おばあちゃんの亡くなった息子の親友、セルゲイは元メダリスト。鉄棒ができなくなった駿にアドバイスし、スランプから脱却させる。
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全日本選手権中、ライバル校にからかわれ怒りに震える駿。だが、まり子との再会で自分を取り戻し、かつてない最高の演技をみせる。
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駿がプレゼントした、前の競技会の金メダルを持ってきていたまり子。ジュニア選手権での金メダルは、駿にとって二つ目のメダルに。
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最終話のラストカットは、数年後のシドニーに降り立った駿の笑顔。オリンピック出場を決め、目標の金メダルまであと一歩だ!
原作者の森末慎二もアニメに登場
第18話には、過去、3回宙返りに挑戦した森末選手が天井に残した跡が出てくる。駿は同じことをして蹴破ってしまった。
アニメーション本編に登場した森末氏の姿。ガッチリした体格や、笑顔など、本人らしくキャラクター化されている。
原作者の森末慎二もアニメに登場
本作の原作者は元体操選手の森末慎二氏。第1話に審判役で声のみゲスト出演していたが、第25 話以降最終回まで、なんと本人役で出演。キャラクターと夢の共演をしている。なお本放送時には、おまけコーナーとして実在選手の実技映像や、実技の基本講座が流されていた。