©高千穂&スタジオぬえ・サンライズ
作品名 | ダーティペア(劇場) |
作品名 (ひらがな) | だーてぃぺあ(げきじょう) |
Title (英語表記) | DIRTY PAIR |
公開日 | 1987年3月14日 |
話数 | 全1話 |
スタジオ | 第1スタジオ |
主題歌 | OP 「サファリアイズ」 歌/松原みき ED 「パ・ド・ドゥ」 歌/松原みき |
音楽配信リンク | 劇場版ダーティペア オリジナルサウンドトラック |
関連リンク | https://www.sunrise-inc.co.jp/dirtypair/dirtypair/movie.php |
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キャスト
ユリ/島津冴子
ケイ/頓宮恭子
ムギ/巻島直樹
カースン/森 功至
ワッツマン/大塚周夫 -
スタッフ
製作/伊藤昌典(日本サンライズ)
企画/日本サンライズ
原作・企画コーディネーター/高千穂 遙
脚本/星山博之
設定スーパーバイザー/森田 繁、佐藤道明
キャラクターデザイン・作画監督/土器手 司
メカニカルデザイン/宮武一貴
メカニカルデザイン協力/明貴美加
モンスターデザイン/あさりよしとお
美術監督/宮前光春
撮影監督/奥井 敦
編集/掛須秀一、石田 悟、磯部文弘
音響監督/千葉耕市
音楽/志熊研三
演出/谷田部勝義
監督/真下耕一
プロデューサー/中川宏徳(日本サンライズ)
近藤良英(松竹)
危険な二人組が銀幕に登場
【ストーリー】
惑星アガーナの国ウルダスで、ワープ機関に欠かせないヴィゾリウムプラントが破壊された。対立する隣国エディアは疑いを晴らすためWWWAへ提訴、真相解明のためケイとユリが派遣された。捜査する二人の前に不気味な怪物が……。
【解説】
劇場用映画として製作されたオリジナル長編。キャラクター、メカともに新規に設定を起こしなおし、セクシー度&リアリティをアップ。以降のシリーズ諸作品のデザインの方向性を決定づけた。同時上映は『バツ&テリー』。
WWWAの正式名称は世界福祉事業協会。「生命の繁栄」を組織の基本理念に掲げている。ケイとユリは対犯罪部門に属するトラブルコンサルタントで、受理した依頼を解決するため、容疑者の逮捕など大きな権限を与えられている。
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ケイ
赤い髪とバンダナが特徴。グダグダと考えこまないストレートな性格だが、意外と怖がりな面を持つ。高出力ブラスターを愛用。
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ユリ
相棒のケイとともに数々の事件を解決してきたダーティペアの一人。お嬢様っぽい容姿に似合わず、度胸がある。
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カースン
盗みのプロフェッショナル。しかし少々ヌケている。傷つけられたプライドを回復するため、ワッツマン教授の研究所に潜入する。
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ムギ
人語を解するだけでなく、宇宙船ラブリーエンゼルの操縦までもこなす能力を持つ。大きな図体に反して呑気な性格。
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ワッツマン教授
人類の後継者を生み出す研究をテーマにしている素粒子遺伝学者。人の話をまともに聞かないという悪癖が原因で、事態を悪化させる。
ヴィゾリウムプラントを襲撃した謎のモンスター。その背後には、新人類を創造しようとするワッツマン教授がいた。さらに、以前ヴィゾリウム密売事件で取り逃した泥棒紳士カースンまで加わって、事態は混迷を極めていく。
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謎のモンスター、サディンガ。ヴィゾリウムを主食とし、ウルダスで操業中だった実験プラントを襲い壊滅させた。
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疑いの目を向けられた隣国のエディアは真相解明をWWWAに提訴、ケイとユリはラブリーエンゼル号で現地に向かう。
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ウルダスとエディア、双方の言い分を聞いた二人は、とりあえず以前襲撃を受けて放棄されたプラントに向かう。
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ユリたちはカースンと出会い、彼からこの事件にはワッツマン教授が深く関わっているらしいとの情報を得る。
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ワッツマン教授は、ヴィゾリウムを大量に含有するサディンガ鉱石が鉱物生命体だと突き止め、その育成を企てていた。
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ケイたちは研究所に潜入したものの、ふとした偶然から人間化したサディンガだと教授に誤解されて捕らえられてしまう。
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サディンガが人間化すると誤解した教授は、鉱石の活性化を開始。新たな形態のサディンガが大量に生まれてきた。
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ムギが運んできた重装備でサディンガを退治していくケイとユリ。研究所は崩壊しワッツマンも逮捕される。
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しかし惑星全土に眠る鉱石がサディンガと化し、暴れ始めてしまった。ダーティペアの悪名がまたもや広がっていく……。
大画面という劇場版の醍醐味を活かし、本作の世界描写はこれまでのシリーズ以上のスケール感を演出。冒頭の舞台となる軌道リゾート施設はSF的なアイデアを盛りこんでいる。
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惑星を囲むように建造された軌道リング。SF小説ではおなじみだが、アニメでの起用はあまり例がない。
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不気味な岩山にあるワッツマン教授の研究所。まさにマッドサイエンティストの根城にふさわしい。
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研究所の内部通路。監視システムなどは一切取りつけられていない。