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作品名 | 天空のエスカフローネ |
作品名 (ひらがな) | てんくうのえすかふろーね |
Title (英語表記) | THE VISION OF ESCAFLOWNE |
放送開始 | 1996年4月2日 |
放送終了 | 1996年9月24日 |
話数 | 全26話 |
スタジオ | 第2スタジオ |
主題歌 | OP「約束はいらない」 歌/坂本真綾 ED「MYSTIC EYES」 歌/和田弘樹 |
音楽配信リンク | 天空のエスカフローネ ORIGINAL SOUNDTRACK 天空のエスカフローネ ORIGONAL SOUNDTRACK 2 天空のエスカフローネ ORIGONAL SOUNDTRACK 3 The Vision of Escaflowne - Lovers Only |
関連リンク | http://www.escaflowne.jp/ |
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キャスト
神崎ひとみ/坂本真綾
バァン・ファーネル/関 智一
アレン・シェザール、天野 進/三木眞一郎
メルル/大谷育江
フォルケン・ファーネル/中田穣治
ディランドゥ・アルバタウ/高山みなみ
もぐら男/茶風林
内田ゆかり、ミラーナ・アストン/飯塚雅弓
マレーネ・アストン/稀代桜子
ガデス/大川 透
ドライデン・ファッサ/小杉十郎太
ドルンカーク/山内雅人 -
スタッフ
企画/サンライズ
原作/矢立 肇、河森正治
シリーズ構成・スーパーバイザー/河森正治
キャラクターデザイン/結城信輝
メカニカルデザイン/山根公利
デザイン協力/前田真宏、幡池裕行
武半慎吾、石垣純哉
美術監督/東 潤一
色彩設計/中山しほ子
アニメーションディレクター/逢坂浩司
メカニカルディレクター/佐野浩敏
撮影監督/桶田一展
編集/鶴渕友彰
音響監督/若林和弘
音楽プロデューサー/佐々木史朗、太田敏明
音楽/菅野よう子、溝口 肇
監督/赤根和樹
プロデューサー/村瀬由美(テレビ東京)
南雅彦(サンライズ)
異世界を舞台としたロボットファンタジー
【ストーリー】
中世にも似た異世界、惑星ガイア。現代の女子高生、神崎ひとみの前にガイアの小国ファーネリアから少年バァンが現れ、ともにガイアに飛ばされてしまう。バァンはファーネリアの王となるが、その晩に攻撃を受けて国を失ってしまう。だがそれは、強国ザイバッハ帝国による陰謀の手始めにすぎなかった。ガイアを覆う戦乱に巻きこまれてゆくひとみとバァン。二人の間には淡い想いが生まれていく。
【解説】
中世ファンタジー的世界に、少女漫画的なエッセンスを加えた独特のロボットファンタジー。特殊な世界に説得力を持たせるため、「想い」をかなえるシステムであるアトランティスマシーンなどが設定されており、「運命改変」や「絶対幸運圏」といった独自の用語も数多く用意された。なお、登場するロボットはガイメレフと呼ばれ、一品ものの巨大な鎧として描かれている。
敵味方を問わずきらびやかなキャラクターが多く、彼らが運命に翻弄され、確執を深めていくという構成が少女漫画的な雰囲気で描かれた。
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バァン・ファーネル
小国ファーネリアの王だが、物語の開始早々に国を失う。直情的な熱血漢の少年。
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神崎ひとみ
バァンに巻きこまれてガイアに来てしまった少女。バァンと心を通わせるようになる。
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エスカフローネ
ファーネリア王家に伝わるガイメレフ。全高8.2コースタ(約8.1メートル)、重量7.5ペーゾ(約7.6トン)。
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アレン・シェザール
ガイメレフ、シェラザードを操るアストリア王国の騎士。バァンたちの味方となる。
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フォルケン ・ファーネル
消息を絶っていたバァンの兄だが、敵国であるザイバッハ帝国の軍師として立ちふさがる。
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ディランドゥ・アルバタウ
ザイバッハ帝国の竜撃隊隊長。ガイメレフ、オレアデスに乗る。バァンに恨みを抱いている。
恋する女の子、ひとみ。亡国の若き王、バァン。華麗なる天空の騎士、アレン。さまざまな人の想いが重なる中、異世界・惑星ガイアの運命は大きく変わっていく。
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ひとみは占いで未来を予知することができ、アレンにバァンの助けを願う際にはダウンジングの力を見せた。
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戦いの中、ディランドゥはバァンに顔を傷つけられる。それ以降、恨みを募らせて執拗にバァンを狙いつづけた。
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ひとみをたすけるため、バァンは隠していた白い翼を広げて空を駆けた。その翼は、失われた竜神人だった母から受け継いだものであった。
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エスカフローネは飛竜形態に変形し、空を飛ぶことができる。また、バァンの「想い」に反応し、離れていても操ることができる。
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ガイア全土にザイバッハ帝国の魔手が伸びてゆく。それにもかかわらず、各地では小国同士の争いが激しさを増していた。
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ザイバッハ帝国皇帝ドルンカークの間違いに気づいたフォルケンは、黒く染まった羽根を見せて、バァンたちに降伏する。
さまざまな種族の者たちが共存し、現実にはありえない情景が見られる、惑星ガイアの世界。丁寧に作りこまれた異世界の姿が『エスカフローネ』の魅力だ。
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空に幻の月と呼ばれる地球と、見慣れた月の昇る世界。それが惑星ガイアだ。幻の月が見られるのは不吉だともいわれている。
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アストリア王国の城下町で広げられていた市場。さまざまな獣人(けものびと)が人間の中に混じって暮らしている。
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エスカフローネを作った伝説の職人であるイスパーノ一族。普段は異次元をさまよっているが修理のため呼び出された。
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ザイバッハ帝国の使う巨大な浮游要塞。浮游石という特殊な石で宙に浮いてる。同じ原理の浮船を持つ国も多い。
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ひとみは惑星ガイアを創ったのが、かつて地球にいたアトランティス人であることを知る。彼らの「想い」が形となったのがガイアなのだ。
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ザイバッハ帝国皇帝ドルンカークの玉座。ドルンカークは運命改変装置を操り、絶対幸運圏による理想世界を実現しようとする。
放映中にガイダンスビデオが発売
『天空のエスカフローネ』では放映開始早々に、プレミアム版である『天空のエスカフローネ FIRST VISION』というビデオが発売されている。これはお試し版とでも言うべきもので、第1話の完全版と第2、3話のダイジェスト、それに主人公ひとみ役の坂本真綾がレポーターになってスタッフやキャストに見どころをインタビューするという「突撃インタビュー」から構成されている。この内容の一部は、のちにDVD-BOXなどの映像特典として収録された。