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作品名 | 新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA |
作品名 (ひらがな) | ふゅーちゃーぐらんぷり さいばーふぉーみゅら さが |
Title (英語表記) | FUTURE GPX CYBER FORMULA SAGA |
第1巻発売 | 1996年8月1日 |
最終巻発売 | 1997年7月2日 |
話数 | 全8話 |
スタジオ | 第10スタジオ |
主題歌 | OP 「Identity Crisis」 歌/ CaYOCO ED 「WILD at HEART」 歌/ CaYOCO 「Adagio」 歌/ CaYOCO(最終話) |
関連リンク | http://www.cyber-formula.net/saga/index.html |
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キャスト
風見ハヤト/金丸淳一
菅生あすか/三石琴乃
菅生 修/速水 奨
クレア・フォートラン/冬馬由美
ブリード加賀/関 俊彦
新条直輝/緑川 光
城之内ミキ/安達 忍
葵今日子/天野由梨
名雲京志郎/池田秀一
フィル・フリッツ/私市淳
カール・リヒター・フォン・ランドル/松岡洋子
アスラーダ/小野健一
篠原めぐみ/柊 美冬 -
スタッフ
企画/サンライズ
原作/矢立 肇
ストーリー原案/福田己津央
脚本/両澤千晶
キャラクター原案/いのまたむつみ
キャラクターデザイン・総作画監督/久行宏和(中村プロ)
マシンデザイン/河森正治(スタジオぬえ)
デザイン協力/吉松孝博(スタジオライブ)
中沢数宣
コスチュームデザイン協力/いのまたむつみ
美術監督/池田繁美(アトリエ・ムサ)
色彩設計/歌川律子
撮影監督/桶田一展(旭プロダクション)
編集/ YAスタッフ、布施由美子、野尻由紀子
音響監督/藤野貞義(クルーズ)
音楽プロデューサー/藤田昭彦
音楽/佐橋俊彦
総監督/福田己津央
プロデューサー/伊藤梅男(バップ)
田村 学(バップ)
指田栄司(サンライズ)
古里尚丈(サンライズ)
丁寧な人物描写で迫るOVAのオリジナルシリーズ第3弾
【ストーリー】
サイバーフォーミュラは、人工知能にアシストされた高性能モータースポーツ。2020年度のグランプリシリーズでは、ハヤトたちスゴウのライバルチームであるアオイに新オーナー名雲京志郎が着任する。名雲は、新人フィル・フリッツの参入や、新車輛アルザードNP-1の導入などで、チームを一新。アルザードの走りは、初戦から他のチームを圧倒し、アオイの一人勝ちに見えた。しかしチームメイトの加賀は、フィルのモーターホームで違法薬物を発見する。それは激しい副作用と引きかえに恐怖感を鈍らせる薬だった。時速400キロを超える世界で、自身の恐怖心と戦うレーサーたち。しかし名雲は、ドライバーにスピードに対する恐怖心を消す薬を使い、最良のコースを強要するマシンに乗せた。
TVシリーズ以来の人気ライバルチーム、アオイのオーナー交代に端を発する事件は、さらに大きく発展。その中で主人公ハヤトは自分とアスラーダの繋がりを再認識する。
【解説】
TVシリーズで描かれた2015年シリーズから5年後の、第15回大会を舞台にしたOVA。レースのルールに抵触するバイオコンピュータ搭載車をめぐる物語。
久行宏和をキャラクターデザイナーに迎えての第一作。成長したハヤトたちを青年として捉え直した。新しく加わったフィルや、一癖あるアオイの新オーナー名雲も、その中で違和感なく収まっている。
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風見ハヤト
主人公。二度の優勝経験を持つ。2020年度シリーズはトラブルや事故などが続き、一年を通じて苦戦する。
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ガーランドSF-03
ハヤトがグランプリ前半に乗った車体。本来はチームメイトのアンリ用だが、アスラーダの調整を待ちきれず、ハヤトも使用した。
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νアスラーダ AKF-0
ハヤトの愛車にして、心強い相棒。調整が難航したため、2020年度シリーズ参戦は後半になった
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菅生あすか
ハヤトが所属するチーム、スゴウの元オーナー代理。常にハヤトを支える、最も身近な理解者でもある。
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ブリード加賀
アオイのレーサー。名雲が持って来た新車輛アルザードのパワーを気に入っている。だが、名雲の専横ぶりには、苛立ちを感じることも。
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アルザード NP-1
名雲の兄、柾が設計したマシン。加賀の車体は通常仕様。
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フィル・フリッツ
アオイの新人レーサー。超高速走行でも平常心を保てる違法薬物を常用している。そのため、反動で起こる禁断症状に苦しむことに。
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アルザード NP-1
名雲の兄、柾が設計したマシン。フィルの車体は、ルール違反のバイオコンピュータを搭載。
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葵今日子
葵自動車の社長令嬢。不振続きで、アオイのチームオーナーを解任された。後任の名雲の強行なやり方に、不審の念を拭えない。
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名雲京志郎
アオイの新オーナー。昔ハヤトの父と袂を分かった研究者の弟で、死んだ兄の理論の正当性を証明するために、レース業界に進出。
アスラーダの調整が遅れ、ガーランドに乗るハヤト。立ちふさがるアオイのアルザード。だがアルザードには、ドライバーの人間性を否定する秘密が隠されていた。
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マシンの調整で出遅れたハヤト。調整の遅れたアスラーダを諦め、チームメイトのアンリと同じマシン、ガーランドに乗り換える。
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新任オーナー名雲京志郎は、古参ドライバー新条直輝を解任。後任としてフィル・フリッツを招聘し、チームに波乱を呼ぶ。
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ドライバーの体感を狂わせ、超高速走行時にも緊張させない薬物を服用するフィル。しかし、強烈な副作用に苦しめられていた。
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フィルの薬物使用に気づいた加賀は、ハヤトと今日子に相談。今日子は二人に公表をしばらく待つよう懇願する。
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薬物使用の発覚を恐れ、結果を急いだ名雲は、フィルと優勝争いをしているハヤトを誘拐。レースに出られないように軟禁する。
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レース当日、ハヤトが現れない。不審を抱いたチームメイトやライバルレーサーたちは、名雲の策略を見抜き、ハヤトを解放する。
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軟禁時に盛られた薬の痺れがとれない身体でハヤトはアスラーダに搭乗。そんな状況でフィルとの壮絶なデッドヒートを展開する。