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作品名 | 新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN |
作品名 (ひらがな) | ふゅーちゃーぐらんぷり さいばーふぉーみゅら しん |
Title (英語表記) | FUTURE GPX CYBER FORMULA SIN |
第1巻発売 | 1998年12月21日 |
最終巻発売 | 2000年3月17日 |
話数 | 全5話 |
スタジオ | 第10スタジオ |
主題歌 | OP 「Pray」 歌/ LAZY ED 「POWER of LOVE」 歌/ 影山ヒロノブ |
関連リンク | http://www.cyber-formula.net/sin/index.html |
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キャスト
風見ハヤト/金丸淳一
菅生あすか/三石琴乃
加賀城太郎/関 俊彦
葵 今日子/天野由梨
名雲京志郎/池田秀一
グレイ/渡辺 猛
フィル・フリッツ/私市 淳
クレア・フォートラン/冬馬由美
アスラーダ/小野健一 -
スタッフ
企画/サンライズ
原作/矢立 肇
ストーリー原案/福田己津央
脚本/両澤千晶
キャラクター原案/いのまたむつみ
キャラクターデザイン・総作画監督/久行宏和(中村プロ)
コスチュームデザイン協力/いのまたむつみ
マシンデザイン/河森正治(スタジオぬえ)
メカニカルデザイン/重田 智(スタジオMAX)
ゲストメカデザイン/秋山英一
美術監督/池田繁美(アトリエ・ムサ)
色彩設計/歌川律子
撮影監督/桶田一展(旭プロダクション)
編集/ウインズ、布施由美子、野尻由紀子
音響監督/藤野貞義(クルーズ)
音楽プロデューサー/井上俊次
音楽/佐橋俊彦
総監督/福田己津央
プロデューサー/伊藤梅男(バップ)
田村 学(バップ)
指田英司(サンライズ)
古里尚丈(サンライズ)
シリーズ掉尾を飾る異色作
【ストーリー】
技術の粋を集めたマシンによる自動車レース、サイバーフォーミュラ。一年間の出場停止が解け、チームアオイに帰ってきた加賀。だが親会社はすでにレースに見切りを付けていた。予算もなく、今年の第17 回大会限りの参戦でチームも解散という。保有するのは旧式マシンばかりで、目を見張る成績を出して、親会社に存続を納得させることもできない。苦悩する加賀に、前オーナーの名雲京志郎が驚異的なマシン、凰呀の提供を申し出る。
【解説】
『11』『ZERO』『SAGA』と続く、オリジナルストーリーで展開するOVAシリーズ第4作。TVシリーズ以来の主人公ハヤトは、4度の年間優勝経験を持つ若き王者。挑戦者として、王者ハヤトに挑む加賀を、もう一人の主人公に据えた。前作『SAGA』の仇役、名雲が持ちこんだ怪物マシン「凰呀」を操る加賀と、アスラーダと心をひとつにして走るハヤト。二人の戦いを軸に、どんな逆境の中でも折れない男のプライドが描かれている。
前作『SAGA』から2年の歳月が流れ、人生経験を積み重ねたキャラクターたちはさらに成長する。その姿は、過酷なレースを描いた本作のカラーに良くマッチしている。
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風見ハヤト
若き王者として、サイバーフォーミュラ界に君臨するレーサー。レーサーとして成功を収め、レースのない時期は悠々自適な生活を送っている。
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νアスラーダ AKF-0/G
スーパーアスラーダの後継車。コーナーで競り勝つためハヤトが偶然見つけたリフティングターンという必殺技を持つ。
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ブリード加賀 (加賀城太郎)
アオイのドライバー。「ZEROの領域」を極めた精鋭の一人。あらゆる手段を尽くして王者ハヤトに挑戦する闘志の持ち主。
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凰呀 AN-21
乗りこなせたドライバーがいなかった、亡き名雲柾が設計した怪物マシン。加賀は、神経を磨り減らしながらも乗りこなす。
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菅生あすか
スゴウの元オーナー代理でハヤトの婚約者。アメリカで一緒に暮らしており、常にハヤトを陰から支えている。物語の最後にハヤトと結婚することに。
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葵今日子
アオイのオーナー。新車を用意できない厳しいチーム財政に苦しむ。しかしチームを消滅の危機に追いこんだ名雲のマシンを使うことには反対している。
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名雲京志郎
アオイの前オーナー。兄のマシンがアスラーダより優秀だと証明したい気持ちが捨てきれず、加賀に「凰呀」を渡す。
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フィル・フリッツ
メカニックとして再出発した元レーサー。アメリカに渡っていたが、アオイからの招聘を受け、チームに復帰した。
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篠原めぐみ
スゴウのレースクィーン。ハヤトのことがずっと好きだが、ドン感なハヤトはその好意に全く気づかずに終わった。
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彩・スタンフォード
サイバーフォーミュラを撮り続けているカメラマン。自分の加賀への想いに気づくが、最後まで口にすることはなかった。
「アルザード事件」から1年の出場資格停止を耐え、アオイはレースを再開。しかし、チームは今年で廃止と内定しており、新車予算も付かない。だが、逆境の中でも、加賀の闘争心は燃えていた。
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サイバーフォーミュラに帰って来た加賀。資格を剥奪された間、アメリカでの武者修行で一回り大きくなっての復帰だった。
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一昨年のルール違反車両が原因で出場停止になったアオイ。3年前の古い車しかないため、加賀の懸命な走りも結果に繋がらない。
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不満がつのる加賀に新車「凰呀」の提供を申し出る男が現れる。それはアオイの一年間出場停止の原因を作った男、名雲京志郎だった。
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ドライバーにかかる負担の大きい凰呀に乗る加賀。ハヤトは加賀の身体を気遣うが、その配慮も加賀を余計に苛立たせるだけだった。
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凰呀を乗りこなした加賀と、アスラーダと一心同体のハヤト。二人の一騎打ちが展開される。
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加賀は死力を尽くし、凰呀をねじ伏せて走り続ける。もはや、今日子にできることは、加賀の勝利と無事を祈るだけだ。
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優勝者となった加賀は、チームに別れを告げてアメリカへ帰る。己の心を隠す仮面「ブリード加賀」ではなく「加賀城太郎」として。