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作品名 | 魔神英雄伝ワタル2 |
作品名 (ひらがな) | ましんえいゆうでんわたる2 |
Title (英語表記) | MASHIN HERO WATARU 2 |
放送開始 | 1990年3月9日 |
放送終了 | 1991年3月8日 |
話数 | 全46話 |
スタジオ | 第7スタジオ |
主題歌 | OP「STEP by STEP」 歌/ 高橋由美子 「Fight!」 歌/高橋由美子 ED「君に止まらない~MY GIRL,MY LOVE~」 歌/ 高橋由美子 「虹の彼方に」 歌/高橋由美子 |
音楽配信リンク | 魔神英雄伝ワタル2 Music Collection |
関連リンク | https://www.mashin-eiyuuden-wataru.net/wataru2/ |
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キャスト
戦部ワタル/田中真弓
忍部ヒミコ/林原めぐみ
剣部シバラク/西村知道
渡部クラマ/山寺宏一
海火子/高乃 麗
龍神丸/玄田哲章
虎王・翔龍子/伊倉一恵 -
スタッフ
企画/サンライズ
原案/矢立 肇、広井王子
企画協力/レッド・カンパニー
シリーズ構成/小山高生、高橋義昌
キャラクターデザイン/芦田豊雄
メカニカルデザイン/中沢数宣
美術監督/池田繁美
色彩設計/植村礼子
撮影監督/奥井 敦
編集/布施由美子(YAスタッフ)
音響監督/藤野貞義
音楽/門倉 聡、神林早人、兼崎順一
総監督/井内秀治
プロデューサー/伊藤響(日本テレビ)
佐川祐子(ASATSU)、富田民幸(サンライズ)
かつての味方が敵となる人気シリーズ!物語後半からは、怒涛のバトル編に突入!
【ストーリー】
再会した龍神丸から創界山の危機を聞かされたワタル。ドワルダーに星界山が支配されてしまったために、創界山のパワーの源だった虹の光が失われたのだ。光を取り戻さなければ創界山も魔界の一部になってしまう。かつて一緒に戦った仲間のシバラクやクラマは、一足先に星界山へ向かっていた。ワタルは龍神丸が新たに生まれ変わった新星龍神丸、ヒミコとともに旅立つ。
【解説】
テレビシリーズ第2弾。前半はドワルダー配下とワタルの戦いが描かれており、前作で培われた軽快なギャグをふんだんに取りいれた。後半の第29話からは、タイトルに『超激闘編』が加えられて大胆に路線変更。敵に洗脳された仲間との戦いで、ワタルが苦悩するシリアスな展開になる。後半では登場人物たちの人間関係もより深く掘り下げられた。
ワタルは7つの階層に分かれている星界山で龍神丸とともに、ドワルダーら魔界の者と戦いを繰りひろげる。前作で登場したメインキャラクターたちも、ワタルの良き仲間として活躍した。
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戦部ワタル
数々の試練に持ち前の勇気で立ち向かう救世主。新コスチュームをまとい星龍剣で戦う。
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新星龍神丸
創界山でワタルとともにドアクダーと戦った龍神丸が星界山の星々の力を受けて、全体的に能力があがり、パワーアップした。各星界を元に戻すたびに少しずつレベルが上がっていく。
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龍星丸
ワタルの心の強さに呼応して龍神丸が転生。翼を展開しなくても空中飛行が可能。
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忍部ヒミコ
忍部一族13代目の御頭。多彩な忍術でワタルのドワルダー討伐の旅に同行する女忍者。
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剣部シバラク
ワタルが「先生」と慕う剣豪。ワタルをかばって敵の矢を受けたことで洗脳され、ドワルダーの手先になった。
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新星戦神丸
ワタルより一足先に星界山へと向かった剣部シバラクの魔神。最初に出会ったバイキンガルには隙をつかれたものの、龍神丸同様に星界の力によってパワーアップをしている。
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渡部クラマ
ワタルたちより一足先にロケットで星界山へ向かったが、ロケットのトラブルで一人だけ第四星界へ不時着していた。第四星界でワタルたちと合流するまでの間、様々な情報を収集していた。
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新星空神丸
戦神丸とともに星界山へとやってきたのだが、途中ロケットの故障でクラマと離れてしまった。
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海火子
父の封印を解く旅の途中でワタルと知り合い、仲間になる。本人も知らなかったが、実は星界山の皇子だった。
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夏鬼丸
海火子の魔神。背中の撃輪は、敵に封印された海火子の父を復活させる力を持つ。
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虎王
魔王ドアクダーの息子として育てられた翔龍子のもうひとつの姿。ワタルと"トモダチ"になることで人間らしい優しさをもつようになる。ワタルを助けに翔龍子の姿で星界山に駆けつけるが、魔界シバラク将軍が復活させた邪虎丸に触れたことで、「虎王」の姿になってしまった。
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新星邪虎丸
シバラクによって復活した魔界の最強魔神。魔界シバラクによって無理矢理復活させられたのだが、ワタルの元へ駆けつけた翔龍子が触れたことによって、翔龍子は虎王に変身し、新星邪虎丸として甦る。邪虎丸同様で可変機能をもっており、虎型にチェンジする。
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マーダレス
ドワルダー配下で、シバラクを魔界の者に洗脳した張本人。ワタルの仲間に助けられ改心する。
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ドワルダー
ドアクダーの弟で、星界山を支配した魔王。その正体は前作で倒したはずのドアクダーだった。
星界山の危機を救う旅の途中、ワタルはかつての仲間と再会し、新しく得た友とも絆を深めていった。しかし、敵の巧妙な罠によって大切な仲間を失い、くじけそうになる。だが、龍神丸たちに支えられ再び闘志をみなぎらせて立ち上がるのだった。
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創界山を救ったワタルは普通の小学生に戻っていた。ある日、龍神丸から星界山の危機を聞き、救世主の役目を果たすべく旅立つ。
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旅の仲間となる鬼輪伴宙太。熱血漢同士の宙太とシバラクは息の合った連係プレーで活躍する。
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ワタルが光龍の神殿にあった光龍剣を手に入れると、龍神丸も龍星丸としてよみがえった。光龍剣は天高く掲げることによりエネルギーが集約され、敵の魔神を両断するパワーを発揮する。
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魔界の将軍となったシバラクは、ワタルを執拗に狙う。ワタルは敵とわかっていても、師であったシバラクと戦えずに苦しむ。
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ワタルを吸収し永遠の命を得ようとするドアクダー。同時に凶暴な魔界の暗黒龍も目覚め、絶体絶命の危機に追い込まれた。金龍となった龍星丸とともにワタルは最後の決戦を挑む。
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暗黒龍は魔界の力で変貌した星界山の神、星龍だった。ワタル、海火子、虎王の3人が剣と心を一つにすると、星龍は蘇生する。
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世界に平和が戻った。救世主の役割を果たしたワタルは、仲間との別れを惜しみながら、自分が本来いるべき場所に戻っていく。
創界山の上空には広大な宇宙空間が広がっており、そこには星界山や宇宙界と呼ばれる大陸世界が多数存在する。各世界の距離が離れているため、ワタルたちはロケットに魔神を結びつけて飛び立った。
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龍の形の星界山は、魔界の影響で常に雲に覆われていたため、複数の島の集合で構成されていると思われていた。
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ドワルダーによって何もかもが逆転している宇宙界のテクマク星。宇宙界の中心にあり、テクマク星のエネルギー「星力」が失われたため、宇宙界全体が危機に陥る。
視聴者も参加できたアニメ
『魔神英雄伝ワタル』シリーズでは、視聴者との交流の場として、番組内に魔神やアイテムのアイデアを募集するコーナーが作られていた。番組には視聴者が考えた魔神を発表するコーナーも設けられ、視聴者が考案した天王丸という魔神が本編に登場し、ワタルの良き協力者という役割で活躍。視聴者が番組の内容に関わるスタイルは、当時ではまだ珍しい取り組みで、視聴者の子供たちにとって大きな魅力となった。