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作品名 | 魔神英雄伝ワタル 終わりなき時の物語 |
作品名 (ひらがな) | ましんえいゆうでんわたる おわりなきときのものがたり |
Title (英語表記) | MASHIN HERO WATARU A Story At An Endless Time |
第1巻発売 | 1993年10月1日 |
最終巻発売 | 1994年2月1日 |
話数 | 全3話 |
主題歌 | OP「永遠の扉」 歌/ a・chi-a・chi IS「ハートの呪文」 歌/ a・chi-a・chi |
関連リンク | https://www.mashin-eiyuuden-wataru.net/ova2/ |
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キャスト
ワタル/田中真弓
虎王、翔龍子/伊倉一恵
海火子/高乃 麗
ヒミコ/林原めぐみ
シバラク/西村知道
クラマ/山寺宏一
龍神丸/玄田哲章
閻羅王/緑川 光
四天龍王/森川智之 -
スタッフ
企画/サンライズ
企画協力/レッド・カンパニー
原作/矢立 肇
キャラクターデザイン、総作画監督/芦田豊雄
メカデザイン/中沢数宣
美術監督/西川淳一郎
色彩設計/高島清子
作画監督/竹内浩志
撮影監督/桶田一展
編集/鶴渕友彰
音響監督/藤野貞義
音楽/大島ミチル
監督/井内秀治
ワタルの出生の秘密が明らかになるOVAシリーズ最終章!
【ストーリー】
ワタルは龍神池で不思議な老人と出会い、救世主アダールの伝説を聞かされた。その日の夜、天から降りてきた白龍馬に導かれ、龍神池に向かったワタルは虎王と再会する。その頃、創界山は魔界の者に襲われ崩れようとしていた。創界山を平和な世界に戻すためには、天部界にある拳龍の勾玉が必要だという。ワタルは虎王とともに白龍馬に乗りこみ、急ぎ創界山に駆けつけるのだった。
【解説】
『魔神英雄伝ワタル』OVAの第2弾。これまでのシリーズは全体的にギャグシーンが目立つ構成であったが、今作ではそのカラーを払拭し、全編を通じてシリアス基調で制作された。また、魔神が一度も登場せず、ワタル自身が戦うという設定でストーリーを構成。ワタルの精神面の成長をじっくりと追うことで、高い年齢層にも見ごたえのある作品となり、新たなファン層を獲得した。
魔界の皇子、閻羅王は創界山と天部界を手に入れようとしていた。救世主ワタルはかつての仲間たちと力をあわせて立ち向かう。なお、ワタルとともに戦ってきた魔神たちは、敵に封じこめられているため登場しない。
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戦部ワタル
かつて創界山を幾度となく救った救世主。救世主としての自分の力の限界に苦しむが、仲間の協力によってその壁を乗り越えた。
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オル
龍遣いの谷に住む勝気な少女。長老とともに、拳龍と拳龍の勾玉の誕生を待ち続けていた。拳龍の勾玉をめぐってワタルへ敵対心を抱く。
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翔龍子
虎王のもう一つの姿で、意識不明のまま眠りつづけていた創界山の皇子。最後はワタルを守るため、自らを犠牲にして魔界の扉を封印した。
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四天龍王
海天部界の皇子。常に居丈高で高圧的な態度を見せるが、ワタルの救世主としての素質を認めると、創界山を救うために協力する。
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長老
龍遣いの一族をまとめる長老。1000年に一度だけ現れる拳龍を守ろうとしていた。ワタルの中に拳龍の勾玉が宿っていることを教える。
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閻羅王
魔界の皇子。創界山にある魔界の扉を開き、魔神を封印し、配下の魔界の者とともに、創界山と天部界を支配しようと企んでいた。
天部界では拳龍の勾玉を体内に宿した子供が生まれると、拳龍子と呼ばれ救世主として扱われる。千年前の拳龍子は遠い世界へ旅立っていた。ワタルは閻羅王との戦いで拳龍の勾玉を出現させ、自分が拳龍子の末裔であることを知った。
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ワタルは龍神池で勾玉をエサのかわりにして釣りをする謎の老人と出会い、天の国にいる龍を自在に操る一族と、地上に降りてきた龍遣いアダールの伝説を聞いた。
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創界山に魔界の者が再び現れた。それを知った創界山の女王聖龍妃は、世界を救うために救世主ワタルを呼び戻した。
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創界山に戻ったワタルは仲間との再会を喜ぶが、魔界に通じる扉が開いたせいで、魔神たちは封印されてしまっていた。
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ワタルが天部界に向かうと、閻羅王と配下が襲う。様々な敵の攻撃にワタルたちは大苦戦する。
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ワタルは創界山に戻り、閻羅王との最終決戦に臨んだ。死闘の末に勝利すると、ワタルの中から拳龍の勾玉が出現した。
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魔界の扉は魔界の水に満たされた湖底にあった。虎王がワタルから奪った勾玉を扉にはめこむと、湖水は瞬く間に凍る。
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閻羅王との戦いから1年後。人間界に戻ったワタルは、龍神池で魔界の扉を閉じる際に一緒に封印されたはずの虎王と再会を果たした。
創界山のはるか上空にある天部界は神々の世界であるため、他の世界の者が立ち入ろうとすると、入り口を守る番人に処罰されると言われている。1000年に一度現れる拳龍は天部界の神聖な龍であり、龍遣いの一族によって守られている。
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1000年に一度、子供を生むために現れる龍。千年龍とも呼ばれている。火に囲まれた中で子供を出産し、その時に流れる涙が勾玉に変化。勾玉は魔界の扉を封印する鍵になる。
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1000年に一度生まれる拳龍の子供。命を賭けて龍を守る者が出現すると、その者を助けるために白龍馬になる力を持つ。
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創界山は魔界の邪気によって麓を大きく削られていた。創界山の神、神部七龍神は、自らの体を犠牲にして支えていた。