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作品名 | 銀河漂流バイファム 消えた12人 |
作品名 (ひらがな) | ぎんがひょうりゅうばいふぁむ きえたじゅうににん |
Title (英語表記) | ROUND VERNIAN VIFAM Missing 12 |
発売日 | 1985年2月25日 |
話数 | 全1話 |
スタジオ | 第3スタジオ |
主題歌 | OP 「HELLO, VIFAM」 歌・演奏/TAO ED 「Never Give Up」 歌・演奏/TAO |
関連リンク | http://www.vifam.net/episode/ova03.html |
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キャスト
ロディ・シャッフル/難波克弘
スコット・ヘイワード/鳥海勝美
クレア・バーブランド/富永みーな
バーツ・ライアン/竹村 拓
マキ・ローウェル/羽村京子
ケンツ・ノートン/野沢雅子
シャロン・パブリン/原えりこ
フレッド・シャッフル/菊池英博
ペンチ・イライザ/秋山るな
ジミー・エリル/千々松幸子
カチュア・ピアスン/笠原弘子
マルロ・Jr・ボナー/佐々木るん
ルチーナ・プレシェット/滝沢久美子
ボギー/秋山るな -
スタッフ
製作/伊藤昌典
企画/山浦栄二
原案/矢立 肇、 富野由悠季
原作/神田武幸
脚本/星山博之
キャラクターデザイン/芦田豊雄
メカニカルデザイン/大河原邦男
美術/水谷利春
作画監督/芦田豊雄
撮影監督/三浦豊作
編集/鶴渕映画
音響監督/太田克己
音楽/渡辺俊幸
演出/三浦将則
監督/神田武幸
プロデューサー/植田益朗
TVシリーズの番外編となる初の完全新作ビデオアニメ
【ストーリー】
ククトニアンの勢力圏に入ったある夜のこと。スコットはクレア、マキ、カチュアの寝室を覗き見したという冤罪を受けて憤慨、小型艇に乗って家出を敢行する。結局はジェイナス号に戻るものの、その直後から艦内では怪現象が多発、やがて一人また一人と行方不明になっていった……。
【解説】
『バイファム』シリーズ初の完全新作ビデオアニメで、TV版の番外編的なエピソード。子供たちのリーダー役スコットを主人公に据えたコメディ色の強い作品である。怪奇現象が深刻になればなるほど滑稽になっていくスコットの災難を描いた。
異星人の捕虜となり連れさられた父母を救い出すために宇宙を旅する 13人の少年少女たち。彼らは子供でありながら、正規の軍人でも舌を巻くような過酷な状況を乗り越えてきた。
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スコット・ヘイワード
13人の中で最年長でみんなのリーダー。しかしいまひとつヌケているのが玉にキズ。
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仲間たち
力を合わせて旅する子供たち。スコットをからかい過ぎて家出を誘発してしまう。
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異星の動物
異星人の監視衛星からジェイナス号へやってきた生物。艦内で騒ぎを引き起こした。
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幽霊
ジェイナス号で死んだ乗組員の亡霊……ではなく、コンピュータの作ったプログラム。
異星人の勢力圏に入ったものの、攻撃の気配もなく、その日の夜は平穏のそのものだった。だがバーツとロディの口げんかがきっかけとなり、ジェイナス号の艦内はちょっとした騒動になってしまう。
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クレアたちの寝室が開いていることを知った男の子たちは、かわるがわる覗き見をしてしまう。運がないのはスコットで、覗く寸前に女の子たちに発見され、袋叩きに。
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スコットは「覗いたけど覗いていない」と意味不明の弁解で、さらに立場が悪化する。
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みんなの自分に対する扱いに憤慨したスコットは、小型艇に乗って家出を敢行!
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すると異星人のラウンドバーニアンが襲来、ロディたちは迎撃に向かう。
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敵の撃退には成功したものの、今度は艦内でスパイ騒ぎ、幽霊騒動が持ちあがる。
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やがてスコット以外の全員が失踪。恐怖におののくものの、彼は意を決して立ちあがる。
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幽霊騒動はボギーのプログラムを利用したサプライズパーティだった。むくれるスコット艦長。
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スコットの16歳の誕生日を祝う仲間たち。すべてはクレアの発案だった。彼女の「HAPPY BIRTHDAY」のキスに、気難しいスコットも破顔。今日も一日、穏やかだった。
『消えた12人』は、TV版の物語で子供たちが地球艦隊と合流しタウト星に辿りつく前のエピソードとなる。そのため本作の舞台のほとんどは、練習艦ジェイナス号の内部となった。
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今回の騒ぎの発端になるブリッジ。不真面目なバーツとロディは役得を楽しみ、真面目に当直していたスコットはひどい目に……。
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バスルーム。サプライズパーティ用プログラムに基づき、ボギーが機材を暴走させた。シャロンたちは幽霊のせいだと思って大騒ぎ。
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シャロンとペンチの寝室。軍用艦なので各部屋ともレイアウトや装飾に差はない。シャロンの勘違いでスコットは痴漢の汚名を……。
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艦内居住区画の通路。少し隙間が開いているのはクレアたちの部屋である。通路を消灯することで昼夜の差を出している。