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作品名 | 銀河漂流バイファム “ケイトの記憶”涙の奪回作戦 |
作品名 (ひらがな) | ぎんがひょうりゅうばいふぁむ “けいとのきおく”なみだのだっかいだいさくせん |
Title (英語表記) | ROUND VERNIAN VIFAM Kate's Memory |
発売日 | 1985年9月25日 |
話数 | 全1話 |
スタジオ | 第3スタジオ |
主題歌 | OP 「つばさ」 歌/白鳥座 ED 「ドリーミィ・タウン」 歌/白鳥座 |
関連リンク | http://www.vifam.net/episode/ova04.html |
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キャスト
ロディ・シャッフル/難波克弘
スコット・ヘイワード/鳥海勝美
クレア・バーブランド/富永みーな
バーツ・ライアン/竹村 拓
マキ・ローウェル/羽村京子
シャロン・パブリン/原えりこ
ケンツ・ノートン/野沢雅子
フレッド・シャッフル/菊池英博
ペンチ・イライザ/秋山るな
ジミー・エリル/千々松幸子
カチュア・ピアスン/笠原弘子
マルロ・Jr・ボナー/佐々木るん
ルチーナ・プレシェット、ケイト・ハザウェイ/滝沢久美子 -
スタッフ
製作/伊藤昌典
企画/山浦栄二
原作/星山博之、 神田武幸
脚本/星山博之
キャラクターデザイン/芦田豊雄
メカニカルデザイン/大河原邦男
美術監督/水谷利春
作画監督/芦田豊雄
撮影監督/三浦豊作
編集/鶴渕映画
音響監督/太田克己
音楽/渡辺俊幸
監督/神田武幸
プロデューサー/植田益朗
TVシリーズの後日談を描く13人の再会の物語
【ストーリー】
歴史的な地球軍とククトニアンの会談後、好戦的ククト政府はリベラリスト陣営によって排除され、両星は休戦状態にあった。1年後、ロディたち11人は特別ゲストとしてククト星を来訪、カチュアとジミーとの再会を果たすのだが……。
【解説】
TVシリーズの後日談を描いたOVA第2弾。後の『13』も含め、時系列としては最後のエピソードに当たる。戦闘は一切なく、生きていたケイトやミューラァとの再会に重点を置いた、『バイファム』という作品のテーマ性を色濃く表現している。
休戦から1年、多くの犠牲を出した戦火は止んだ。しかし戦争に捕らわれ、そこから抜け出せない人々も少なくなかった。だがその一方で平和な明日を望み、講和の糸口を模索する人々もいた。
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子供たち
いまだ緊張関係にある地球とククトの和平のシンボルとしてククト星にやってくる。
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ケイト・ハザウェイ
生存していたものの、敵軍から受けた過酷な拷問が原因で一切の記憶を失っていた。
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シド・ミューラァ
軍に幻滅し、戦死と偽りケイトを伴って脱走。今ではおしゃれなホテルの経営者に。
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レアラ・ジェダ
かつてロディたちと肩を並べて戦った青年。今ではリベラリスト政権のトップとなった。
地球とククトは互いに歩み寄ろうとしながら、複雑な事情から緊張関係を続けざるをえなかった。そんな情勢の中、和平のシンボルとしてロディたちはククトの土を踏む。
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地球とククトの架け橋としての役目を負ってククトに戻ってきた子供たち。元ジェイナス号の仲間たちのほぼ 1年ぶりの再会だ。
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ロディたちは歓迎パーティに出席。この席上、彼らを呼び出すメッセージが届く。
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宇宙港で、元気な姿でみんなを出迎えたカチュアとジミー。
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翌日、指定されたホテルに行くと、そこには死んだはずのミューラァがいた。そして、やはり死んだと思っていたケイトの姿が……。
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ケイトはククト軍のむごい拷問によって記憶をなくしていた。ロディどころか自分が何者なのかもわからず、あの戦争の記憶にさいなまれ、航空機の爆音を聞くと錯乱してしまう。
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ケイトを連れて宿舎を抜け出した仲間たちに代わり、スコットは一人式典を任せられる。
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子供たちはケイトの記憶を取り戻そうと奮闘する。しかし、ついに記憶は戻らなかった。
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失意の中、11人を乗せたシャトルが飛び立とうとしたそのとき、ケイトの記憶が甦った。今こそ彼らの「戦争」は終わりを告げたのだった。
本作はTVシリーズ後半の舞台となったククト星を舞台に進んでいく。別れを告げたときのままの姿で登場したジェイナス号に、多くのファンが胸を熱くした。
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ミューラァが経営するホテルの入り口そばの階段。地球の様式とさして違いはない。
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ミューラァの回想シーンに現れた、ククト軍による拷問シーン。非人道的な行いである。
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久しぶりにククト星へやってきた子供たちは、ジェイナス号とバイファムの姿を懐かしむ。
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子供たちがケイトの記憶を取り戻すために連れ出した山中の湖畔。