舞-ＨｉＭＥ

サンライズ初の「萌え」アクション学園ロマン

【ストーリー】
女子高生、鴇羽舞衣は奨学生として地方にある巨大学園、風華学園へと転校する。しかし、そこにはオーファンと呼ばれる謎の怪物が出没していた。舞衣は、自分がオーファンと戦うことができるHiMEという能力の持ち主と知り、オーファン退治に協力していくことになる。

【解説】
「サンライズ初の萌えアニメ」を謳い文句に、多数の女性キャラクターが活躍する美少女バトルアクションに挑戦した作品。前半のコミカルな展開と、後半の伝奇世界的なシリアスな展開が見せた落差が、話題となった。また、同時並行的に広くメディアミックス展開がなされた。

HiMEとは高次物質化能力のことで、その力を持つ少女たちはエレメントと呼ばれる各人各様の武器や、チャイルドと呼ばれる存在を呼び出して戦うことができる。

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  鴇羽舞衣

  主人公。心臓移植が必要な弟以外に身寄りはないものの明るい少女。炎を操る宝輪状のエレメントと、最強のチャイルドであるカグツチを呼び出す。

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  久我なつき

  舞衣の同級生。銃型のエレメントと、チャイルドであるデュランを呼び出す。母を殺した一番地への復讐を誓っている。

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  美袋命

  中等部の生徒で、偶然から舞衣になついて寮の同室となったHiMEのひとり。エレメントは剣で、チャイルドはオニのような姿の巳六（ミロク）。

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  カグツチ

  舞衣が呼び出す最強のチャイルド。口から吐く炎の威力はすさまじく、学校の裏山の一部を吹き飛ばしたほど。

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  デュラン

  なつきの呼び出す狼型のチャイルド。なつきの指示で、背中の大砲から相手を凍りつかせたり、貫通したりする砲弾を撃ち出す。また、背中になつきを乗せて走ることもできる。

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  巳六

  鬼の顔をした巨大なチャイルド。両腕のほかに背中にもう一本の腕を持つ。武器は巨大な棍棒で、一撃で敵を粉砕するだけのパワーを持つ。

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  姫野二三（上）風花真白（下）

  風華学園の理事長の少女、風花真白とお付きのメイドである二三。蝕の祭の黒幕と敵対している。

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  炎凪

  HiMEたちに情報を小出しに与えて、蝕の祭をコントロールしようとしている謎の少年。真白とも浅からぬ因縁を持つ。

最初は学園に出没する怪物、オーファンを倒すことが目的かとも思われたHiMEの存在。実は戦いの末に、最後の勝者が手にした媛星の力を、黒曜の君が奪うための仕掛けだった。

戦いに負ければ、大切な人が消える……

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  HiME同士が戦わなければならないと知った舞衣は悩む。だがその右胸に媛星の刻印がある限り、運命から逃れることはできない。

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  風華学園生徒会執行部長、珠洲城 遥。学園の秩序を守ることに燃えているが、空回りしがち。

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  学園に出現するオーファンと呼ばれる化け物。様々な種類があり、外見や行動はどことなくユーモラスなものが多い。

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  正義感から戦う杉浦 碧や、その力で自分の欲望を満たそうとする結城奈緒など、HiMEとして戦う彼女たちの目的は様々だ。

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  チャイルドを倒されると、HiMEが大切に思っている人もまた消滅してしまう。物語中途で明かされた秘密にHiMEたちは愕然とした。

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  アメリカのシアーズ財閥は媛星の力を横取りしようと、人工のHiMEアリッサと守護アンドロイドの深優を学園に送りこむ。

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  結城奈緒はHiME同士の戦いで傷つけられ、以降復讐の念に駆られることとなる。

舞台は一見明るく華やかな風華学園。だが、そこはHiMEたちを利用して300年に一度接近する媛星の力を手に入れる蝕の祭をおこなうために用意された場所でもあった。

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  物語の舞台となる風華学園の全景。中高一貫の巨大学園で、通学が困難な生徒のために寮も用意されている。

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  学園の一角に備えられている図書館。その床には巨大な星時計が設置されており、事態の進展に合わせて針が進んでいく。

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  学園の地下空洞に隠されている黒曜宮と呼ばれる拠点。その真の主は、黒曜の君で、すべての事件の黒幕だった。

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  学園の地下にある封印の間。HiMEが倒れるたびに石柱がせり上がり、何人倒れたのかを蝕の祭りを司る者に告げる。