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作品名 | 新世紀GPXサイバーフォーミュラ EARLYDAYS RENEWAL |
作品名 (ひらがな) | ふゅーちゃーぐらんぷり さいばーふぉーみゅら あーりーでいずりにゅーある |
Title (英語表記) | FUTURE GPX CYBER FORMULA EARLY DAYS RENEWAL |
発売日 | 1996年4月1日 |
最終巻発売日 | 1996年6月1日 |
話数 | 全2話 |
スタジオ | 第7スタジオ |
主題歌 | ED 「Winners」 歌/G・GRIP |
関連リンク | http://www.cyber-formula.net/ |
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キャスト
風見ハヤト/金丸淳一
菅生あすか/三石琴乃
車田鉄一郎/飯塚昭三
城之内みき/安達 忍
ブリード加賀/関 俊彦
牧 伸介/竹村 拓
アスラーダ/小野健一
ランドル/松岡洋子
シューマッハ/速水 奨
葵 今日子/天野由梨
新条直輝/緑川 光
グーデリアン/島田 敏
ハイネル/置鮎龍太郎
グレイスン/清川元夢 -
スタッフ
企画/サンライズ
原作/矢立 肇
キャラクター原案/いのまたむつみ
キャラクターデザイン/吉松孝博(スタジオライブ)
マシンデザイン/河森正治(スタジオぬえ)
コンセプトデザイン/中沢数宣
美術監督/池田繁美(アトリエ・ムサ)
色指定/歌川律子
作画監督/しんぼたくろう(中村プロダクション)
撮影監督/桶田一展(旭プロダクション)
編集/ YAスタッフ、布施由美子、野尻由紀子
音響監督/藤野貞義(クルーズ)
音楽/大谷 幸
監督・脚本・演出/福田己津央
プロデューサー/伊藤梅男(バップ)
田村 学(バップ)
吉井孝幸(サンライズ)
池田陽一(サンライズ)
TVシリーズ37話を2時間に凝縮
【ストーリー】
近未来、技術革新を大幅に取り入れたモータースポーツ、サイバーフォーミュラが人気を博していた。父の作ったレーシングカー「アスラーダ」の搬送中に偶然ドライバー登録されてしまった風見ハヤトは、レーシングチーム「スゴウアスラーダ」のドライバーとしてサイバーフォーミュラグランプリに参戦。チームの仲間、数々のライバル、そして車載コンピュータのアスラーダとともに様々な経験を積み、成長していく。
【解説】
1991年のTVシリーズ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の、放映5年後に作られた総集編。2本の新作OVA『11』『ZERO』に引き続き製作された。シリーズの原点であるTVシリーズ37話の中から、全体の根幹となるエピソードを抜き出し、新作カットを挟みつつ、総計2時間にまとめている。
ハヤトの所属する「スゴウアスラーダ」は、車田監督を中心とした家族的なチーム。ライバルとなる他のチームも、マシンの特性やペース配分など、それぞれ個性を活かしたレース展開をする。
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風見ハヤト
アスラーダの設計者を父に持つ少年。偶然アスラーダのドライバーになってしまうが、仲間に助けられながら、次第に才能を開花させてゆく。
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菅生あすか
レースチーム「スゴウアスラーダ」のオーナー代理。積極的な性格で、チームのムードメーカーでもある。ハヤトのことが好きで、行方不明の兄のことを心配している。
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アスラーダGSX
ハヤトが最初に乗ることになったマシン。人工知能がスタビライザなど変形機構を操作し、人と車を円滑に繋ぎ、ドライビングを支援する。
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スーパーアスラーダ01
「GSX」から人工知能アスラーダを移植したハヤト専用マシン。本来アスラーダはこの車体用に設計された人工知能だった。
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新条直輝
アオイフォーミュラのドライバー。新チームZIPアオイの誕生で二線級に扱われ、一時自暴自棄に陥るが、復活しクルーの篤い信頼を得る。
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スペリオンGT
参入したてのハヤトの前に最初に立ちふさがった新条直輝のマシン。後輪が4輪あり加速性に優れ、高速走行を得意とする。
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ナイト・シューマッハ
ユニオンセイバーのドライバー。正体はあすかの兄、修。優勝最有力候補の一人だったが、事故でこの年のレースはリタイアする。
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ナイトセイバー005
ナイト・シューマッハ在籍時のユニオンセイバーのエントリーマシン。スプリント・モードと呼ばれる、可変構造による空気抵抗の軽減化で高速走行に適したモードにチェンジすることも可能。エントリーマシン中最軽量であることも特徴。
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カール・リヒター・フォン・ランドル
貴族の家柄で、武芸百般を修める。二輪チャンプだったが、ハヤトの噂を聞きつけサイバーフォーミュラに参戦。強くライバル視している。
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イシュザーク007
ランドルのマシン。メッサーウィングという垂直尾翼状のウィングが特徴。ウィングを左右に開くと、走行安定機能が作動。シャープなコーナリングを見せる。
あらゆる部品が高度なコンピュータ制御下に置かれる自動車の最高峰となる存在が、ドライバーを人工知能が支援するサイバーマシンだ。サイバーフォーミュラは、その頂点を競うレースである。
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謎のヘリコプターによる妨害でトレーラーを壊されたアスラーダ。富士岡サーキットに運ぶため、ハヤトがやむなく運転した。
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シューマッハの正体は、あすかの兄の菅生 修だった。ハヤトはこの時、父がアスラーダの軍事転用を狙う陰謀の犠牲になったと知る。
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アオイのチーム改変があり、二線級扱いされた新条は、周囲に当たり散らす。だが城之内みきの一言から、クルーの信頼を取り戻した。
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カール・リヒター・フォン・ランドルは、ヨーロッパの貴族。参戦一戦目以来何度も菅生あすかに求愛するが、なかなか相手にされない。
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アスラーダから打ち上げられた、コース鳥瞰用カメラポッド。アスラーダは、ドライバーを支援する様々な機能を持つ。
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最終戦にスゴウは「GSX」、「スーパーアスラーダ01」の2台を使った作戦で挑む。ピットでのアスラーダ移植が勝負のカギに。
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「スーパーアスラーダ01」に乗り換えたハヤトは、優勝をかけて、新条やランドルとの激しいデッドヒートを繰りひろげる。
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ハヤトは最終戦に勝利し、年間優勝を勝ち取った。しかし到達した頂点も、レーサーたちにとって、新たな一年の始まりでしかない。