シティーハンタースペシャル　緊急生中継!?凶悪犯冴羽獠の最期

メディア王が張りめぐらせた罠をシティーハンターが粉砕

【ストーリー】
今回の依頼主は、衛星放送局メガシティTVの人気キャスター朝霧さやか。テレビ局乗っ取り計画を知ってしまった彼女は、何者かに命を狙われていた。さやかを付け狙う殺し屋マッド・ドッグは、メガシティTVの機材を利用し、さやかを護衛する獠の映像を描き換え、人気キャスター誘拐犯として放送。しかし、すべては殺された筈のメガシティTV社長ジャック・ダグラスの差し金だった。彼の正体は、獠と昔チームを組んでいたジャック・ナイフだったのだ。

【解説】
日本テレビの『金曜ロードショー』で放送されたTVスペシャル版『シティーハンター』第３弾。放送された1999年は、既にCS放送が広がり、次世代のデジタルCS放送の開業が噂されていた、多チャンネル化への移行期。次々と出来る新しい衛星テレビ局や専門チャンネルに社会の関心が高まっていた。そんな時代の空気を素早くドラマの題材に取り上げて、より視聴者に対して身近になるような作品作りを目指した。

キャラクターデザインが、さとうけいいちになり、旧作のイメージを継承しつつも、男たちのタフさや女性陣のたおやかさを強く表現している。また、冷徹で狡猾そうな悪人など、写実的なゲストキャラも新たな魅力。

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  冴羽獠

  シティーハンターと呼ばれる裏社会における伝説のスイーパー。かつてジャックとサユリの３人でチームを組んでいた。過去に、サユリの愛を賭けて、ジャックと決闘したことがある。

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  槇村香

  冴羽 獠のパートナー。アシスタントとして同じマンションに住んではいるが、獠との仲はいっこうに進展しない。

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  マッド・ドッグ

  ジャック・ナイフの部下で、汚れ仕事を全般に引き受けている男。メガシティTVでは社長の片腕として、知られている。

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  ジャック・ダグラス

  メガシティTVの社長。その正体はジャック・ナイフ。心臓病を患い、余名半年の命を獠との戦いに賭ける。

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  朝霧さやか

  メガシティTVの人気キャスター。しかし、獠たちの前に現れたさやかは、かつての獠の仲間、サユリ・クラウディアの変装だった。

衛星テレビ局乗っ取り計画を知った美人キャスターが、獠に助けを求めて来た。しかし相手はテレビ局を牛耳る悪人。獠はたちまち凶悪犯に仕立て上げられ、警察にまで追われる身となる。

裏社会ナンバーワンの座を賭け、男たちは再び決闘の場へ！

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  獠に護衛を依頼する、人気キャスターの朝霧さやか。テレビ局の乗っ取りを企む組織に、何人もの関係者が殺されているという。

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  さやかを連れて逃げる獠は、メガシティTVによって、美人キャスター誘拐の凶悪犯として日本中に生中継される。

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  さやかは、東京の外に出ると毒針が作動する指輪を、乗っ取りを企む組織によってはめさせられていた。獠は指輪だけを銃で撃ち砕く。

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  そのころ獠は「海ちゃんの決着癖」につきあわされ、海坊主と雌雄を決することに。だが、戦いの最中に、偽警官隊に襲撃される。

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  獠とさやかを警察から逃がし、一人はぐれた香。単身メガシティTVに乗りこむが、マッド・ドッグの罠にはまってしまう。

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  獠の元相棒のジャック・ナイフは、死を前にして、あらゆる業績や地位よりも、獠との決着を望んだが、獠との戦いに敗れてしまう。

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  かつて獠とジャックが愛したサユリ・クラウディア。戦いの中で獠とジャックの戦いを止めようとするが、流れ弾を受け、絶命する。