新SOS大東京探検隊

セルアニメの風合いを3DCGで精彩に再現

【ストーリー】
21世紀の始め、郊外から有楽町に集まった竜平、俊、義雄、聡の４人の小学生たちは、竜平の父、昇平が小学生の時に書いた探検記を信じ、冒険とお宝を夢見てマンホールから地下へと潜入する。その先には幻の都市計画で放棄された地下街が存在し、密かに多くの人々が住みついていた。

【解説】
原作は1980年に発表された大友克洋のマンガ「ＳＯＳ大東京探検隊」。原作通りではなく、息子世代を新たな主人公に、別の冒険を描いた。人物、小道具をはじめ、すべてが3D作画の、オール3D作品だが、セルアニメの風合いを持つ映像。東京国際映画祭2006で上映後、一般公開された。

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  左から、謎のネット仲間「酸性雨」こと桃代、地下で60年日本軍の宝を守っていた山下老人、ハイテク機器好きの俊、探検隊を結成した主人公の竜平、竜平の弟の「サスケ」こと聡、竜平たちの世話を焼いてくれた又吉、竜平と俊の双方の友人で桃代の従兄弟の義雄。

父の探検記に従って、入り口のマンホールを発見。地下に眠る宝を求めて探検隊は冒険を開始する。

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  竜平たちが辿りついた地下街には、地下に潜った現金輸送車強盗や学生運動家がいた。

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  山下老人が60年間守りつづけていた宝。それは日本陸軍が地下に隠した戦車だった。

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  子供たちと別れた又吉は、竜平の父ら、昔の大東京探検隊の仲間に思いを馳せる。