©川上稔/アスキー・メディアワークス/境界線上のホライゾン製作委員会
作品名 | 境界線上のホライゾン |
作品名 (ひらがな) | きょうかいせんじょうのほらいぞん |
Title (英語表記) | Horizon on the Middle of Nowhere |
放送開始 | 2011年10月1日 |
放送終了 | 2011年12月24日 |
話数 | 全13話 |
スタジオ | 第8スタジオ |
主題歌 | OP 「TERMINATED」 歌/茅原実里 ED -Side Horizon- 「Stardust Melodia」 歌/Ceui -Side Ariadust- 「Pieces」 歌/AiRI |
関連リンク | http://genesis-horizon.net/ |
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キャスト
葵・トーリ/福山 潤
ホライゾン・アリアダスト/茅原実里
本多・正純/沢城みゆき
シロジロ・ベルトーニ/子安武人
ハイディ・オーゲザヴァラー/名塚佳織
葵・喜美/斎藤千和
浅間・智/小清水亜美
本多・二代/小林ゆう
点蔵・クロスユナイト/小野大輔
トゥーサン・ネシンバラ/田村睦心 -
スタッフ
原作/川上 稔(「GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン」電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊)
キャラクターデザイン原案/さとやす(TENKY)
シリーズ構成/浦畑達彦
キャラクターデザイン・アニメーションディレクター/藤井智之
キャラクターデザイン/西澤真也、愛敬由紀子、鈴木勘太
メカデザイン/大河広行、沙倉拓実、川原智弘
セットデザイン/青木智由紀、森岡賢一、イノセユキエ
プロップデザイン/木村 智
助監督/田辺泰裕
特技監督/川原智弘
美術監督/永井一男
CGプロデューサー/松浦裕暁
色彩設計/横山さよ子
撮影監督/北岡 正
編集/今井大介
音響監督/鶴岡陽太
音楽/加藤達也
音楽制作/ランティス
監督/小野 学
プロデューサー/平山理志、槙本裕紀
アニメーション制作/サンライズ
製作/境界線上のホライゾン製作委員会
行こう。奪われたすべてを取り戻すために。
【ストーリー】
遠い未来、かつて神州と呼ばれた土地・極東(日本列島)を舞台に、「聖譜」に基づく歴史のやり直しが行われている世界。聖譜暦1648年を迎え、繰り返すべき歴史記述のない末世が迫っていた。そんな中、航空都市艦・武蔵にあるアリアダスト教導院に通う三年梅組の生徒たちはいまだ変わらない日常を送っていた。彼らは授業と称した攻撃・妨害も何でもありの“追いかけっこ”を始めるが、その中に主人公、葵・トーリの姿はない。無能ゆえ“不可能男(インポッシブル)”と呼ばれる、総長にして生徒会長である葵・トーリの行方は果たして……
【解説】
川上稔の「GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン」を原作に、電撃文庫とサンライズが初タッグで挑んだ壮大な学園戦国ファンタジー。
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葵・トーリ
本作の主人公。無能さと、破天荒に振る舞う賑やかな性格ゆえに“不可能男”と呼ばれているが、不思議と武蔵の住人達から人気を得ている。「悲しい感情を持つと死ぬ」というリスクを背負いながら、自分の全能力を任意対象に伝播させる術式と副王権限で、武蔵の流体燃料の4分の1を仲間に補充出来る。
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ホライゾン・アリアダスト(P-01s)
トーリの幼馴染。10年前に死亡したとされていたが、1年前、記憶を持たぬままP-01sという自動人形の体を得て再び武蔵に現れ、青雷亭の女主人に保護されてアルバイト店員として働いていた。松平・元信の娘で、体内に大罪武装“焦れの全域”を宿す。 無口かつ無表情で毒舌を吐く。あらゆる感情をなくしていたが、大罪武装を取り戻す度に感情が戻る。
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本多・正純
本編の1年前に、三河から来た転入生。政治家志望の交渉師。オオアリクイの走狗「ツキノワ」を飼う。 律儀で生真面目な性格で、父親にややコンプレックスがある。かつて「本多」を襲名しようと性転換手術を受けるが、中途半端な所で襲名を断念。その影響で胸が無い。
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トゥーサン・ネシンバラ
武蔵の軍師。常識人だが結構ドライな性格。走狗「ミチザネ」をつれている。歴史好きの作家志望。文章系の神との契約で、奉納した文章を願掛けとして再現する術式“幾重言葉”を持つ。第十三無津乞令教導院出身者で、シェイクスピアの幼馴染み。
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シロジロ・ベルトーニ
武蔵商工会の若手幹部を務める商人で、万事を金銭に換算する守銭奴。商業系の神との契約により、金銭取引で他者の能力を借用する術式を持つ。 土下座の達人。
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ハイディ・オーゲザヴァラー
おっとりとした性格だが、シロジロに負けない守銭奴気質。常に営業スマイルを崩さない。シロジロにベタ惚れしており、シロジロのサポートとして、行動を共にすることが多い。
聖譜歴1648年。もう一度歴史をやり直し始めた世界。トーリは10年前に死んだ筈の少女・ホライゾンを救うと決める。
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聖譜歴1648年。武蔵アリアダスト教導院の生徒一同は体育の授業中であった。教員のオリオトライ・真喜子に攻撃を与える訓練だ。
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シロジロ&ハイディコンビ、アデーレ、ハッサン、スライム&インキュバスコンビのネンジ&伊藤・健児、ネイト、ナイト&ナルゼ、ウルキアガ、ノリキ、狙撃巫女・智など数々の生徒たちが出席点をかけて勝負を挑むも、真喜子に攻撃を当てる事が出来ずにいた。
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そんな中、遅れてやってきた生徒・トーリ。彼は無能ゆえ"不可能男(インポッシブル)"と呼ばれる総長にして生徒会長であった。そして「明日俺、告ろうと思う」と宣言する。相手は10年前に亡くなった少女・ホライゾンだ。
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餓死寸前で倒れている本多・正純。政治家を志す苦学生だが、パン屋兼軽食屋「青雷亭」で働く自動人形・P-01sに発見される。
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後悔通りで真っ青な顔のトーリと出会う正純。ここはトーリにとって文字通り『後悔』の場であった。
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三河で松平四天王の榊原・康政と本多・忠勝と再会する酒井・忠次。そこには井伊・直政の姿はなく、井伊は公主隠しにあったと聞かされる。
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一方、三河・新名古屋城では自動人形がずらりと並んでいた。その周囲から光の柱が立ち上る。
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その正体は、三河の君主、松平・元信が仕掛けた地脈炉の暴走だった。消滅せんとする三河の地で世界に向けてその目的、そして大罪武装の正体を語り始める元信。
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地脈炉の暴走で三河の地は消滅。元信の娘であり三河君主の継承権を持つホライゾン・アリアダストは、その責任を負うため聖連によって自害させられることが決まる。
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聖連への服従か、ホライゾン救出か。武蔵の、そして極東の行く末を決める戦いが幕を開ける。
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聖連側と武蔵側による相対戦の3戦目は正純とトーリの討論対決。「ホライゾンを救いに行くのはやめよう」と主張するトーリ。聖連側として主張すべき意見を言われ、困惑する正純。
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正純とトーリの勝負は引き分けとなり、武蔵王ヨシナオの提案で延長戦が行われる。警護隊隊長の本多・二代との相対戦に挑んだのは喜美だった。
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武蔵に向けて射出される航空用武神。それに対抗する狙撃巫女・智やナルゼ&ナイトたち。
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審問艦にたどり着き、ホライゾンとの再会を果たすトーリ。しかしトーリの言葉をホライゾンは訊き入れない。
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武蔵に捨て身の突撃を敢行せんとする栄光丸。そんなピンチの中、トーリとともに武蔵の甲板に降り立ったホライゾンは大罪武装「悲嘆の怠惰」を起動する。果たして二人の運命は?
昔は「神州」と呼ばれていたが、争乱により聖譜連盟によって暫定支配されることになり、「神州」は「極東」に改名させられた。極東人は各地にある極東居留地や「武蔵」に住むようになった。
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武蔵(むさし)
極東の唯一の独立領土で、主人公たちが住む航空都市艦。中央前後2艦、左右前後3艦、計8艦で構成され、その全長は7キロを超える。 -
教導院(きょうどういん)
学校全般を指すが、政治・軍事活動が学生にのみ認められているため、実質的には国家の運営を担う組織。主人公たちが通う武蔵アリアダスト教導院では、聖連によって学生の上限年齢が18歳とされており、基本的に制限がない他国の教導院と比べて不利な状況にある。 -
青雷亭(ブルーサンダー)
パン屋兼軽食屋。記憶を待たぬまま武蔵に現れたホライゾン(P-01s)は青雷亭の女主人に保護されてアルバイト店員として働いていた。 -
後悔通り(こうかいどおり)
武蔵の奥多摩表層部にある右舷中央通りの俗称。過去にここで亡くなった「ホライゾン・A」という名の少女の石碑がある。