©川原礫/アスキー・メディアワークス/「アクセル・ワールド」製作委員会
作品名 | アクセル・ワールド |
作品名 (ひらがな) | あくせる・わーるど |
Title (英語表記) | ACCEL WORLD |
放送開始 | 2012年4月6日 |
放送終了 | 2012年9月28日 |
話数 | 全24話 |
スタジオ | 第8スタジオ |
主題歌 | OP 「Chase the world」 歌/May’n(1話~13話) 「Burst The Gravity」 歌/ALTIMA(14話~23話) ED「→unfinished→」 歌/KOTOKO(第2話~13話) 「ユナイト」 歌/三澤紗千香(第14話~24話) |
関連リンク | http://www.accel-world.net/ |
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キャスト
黒雪姫/三澤紗千香
ハルユキ/梶 裕貴
チユリ/豊崎愛生
タクム/浅沼晋太郎
アッシュ・ローラー/鈴村健一
メグミ/戸松 遥 -
スタッフ
企画/川村明廣、鈴木一智、国崎久徳、河口佳高、真木太郎
原作/川原礫 (電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊)
原作イラスト/HIMA
シリーズ構成/吉野弘幸
キャラクターデザイン・アニメーションディレクター/愛敬由紀子
メカデザイン/神宮寺訓之、沙倉拓実、大河広行、山根まさひろ
セットデザイン/青木智由紀、イノセユキエ、佐藤正浩
美術監督/池信孝、二嶋隆文
色彩設計/横山さよ子
CGプロデューサー/井野元英二
撮影監督/佐藤敦
編集/今井大介
撮影/J.C.STAFF
美術/スタジオイースター
CG/オレンジ
音響監督/鶴岡陽太
音響制作/楽音社
監督/小原正和
プロデューサー/大澤信博、中山信宏、三木一馬、平山理志
製作/AW Project
ワーナー・ホーム・ビデオ
アスキー・メディアワークス
バンダイナムコゲームス
サンライズ
ジェンコ
仮想ネットワーク上で行われるようになった世界
【ストーリー】
小柄で肥満な体型と内気の性格で、小学生の頃からパシリにされるなどのいじめを受けていた有田春雪はある日、学内で屈指の有名人の黒雪姫から「もっと先へ、加速したくないか、少年」と問われる。彼女の誘いに応じた春雪は「ブレイン・バースト」というアプリを受け取り、<加速世界>の扉を開く。
【解説】
第15回電撃小説大賞、大賞受賞作。原作の小説の4巻までが全24話で描かれた。
もっと先へ――≪加速≫したくはないか、少年。
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有田春雪
梅郷中学の1年生。少し太り気味でいじめられっ子。梅郷中学でもクラスメイトからパシリにされていた。そんなある日、黒雪姫からブレイン・バーストの世界へ導かれ、「ネガ・ネビュラス」の一員となった。右はローカルネットアバター。
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シルバー・クロウ
ブレイン・バーストでの春雪のデュエルアバター。近接格闘戦を得意とする。メタルカラーチャートにおいて貴金属寄りの「シルバー」であり、熱、冷気、毒など多くの特殊攻撃に耐性を持つが、電撃、腐食、打撃に弱い。タクムとの戦いによって【飛行アビリティ】を発現させ、加速世界唯一の完全飛行飛行型アバターとして覚醒し、アバター名とその能力から【銀の鴉】【超速の翼(スピードスター)】の二つ名を取る。
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黒雪姫
梅郷中学の生徒会副会長。清楚怜悧なお嬢様。春雪がスカッシュゲームで驚異的なスコアを出していることを知り、それをきっかけにブレイン・バーストの世界へ春雪を導いた。ここでは黒雪姫と春雪は「親」と「子」の関係となった。「ネガ・ネビュラス」を率いる黒の王であり、過去に先代の赤の王を不意打ちで全損に追いやったとされている。右はローカルネットアバター。
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ブラック・ロータス
ブレイン・バーストでの黒雪姫のデュエルアバター。カラーは純色の黒。クロウと同じく近接戦闘が得意。足は地面に接地せず、浮遊して移動し、破壊不可能である「地形」をも切断することができる【絶対切断属性】を帯びるアビリティ【終末之剣(ターミネート・ソード)】を持つ。
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倉嶋千百合
春雪の幼馴染。梅郷中学では陸上部に所属。いじめを受けていた春雪を心配して昼食を作って持っていくなど世話を焼いているくらい、幼馴染である春雪を大切に思っていた。拓武と春雪のブレイン・バーストでの決闘をきっかけに、ブレイン・バーストの存在、さらには拓武と春雪が自分にブレイン・バーストの事を隠していた事を知る。幼い頃のように二人と分け隔てない関係を取り戻すために拓武にブレイン・バーストのコピーを要求し、彼の「子」となって黒雪姫率いる「ネガ・ネビュラス」の一員となった。右はローカルネットアバター。
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ライム・ベル
デュエルアバターは彩度の高い緑系統。春雪と拓武と昔の様な関係に戻りたいという願いから「時間遡行」という極めてレアな能力を持っている。緑のカラーは基礎防御力は高いが、炎には耐性がやや低い。必殺技の「シトロン・コール」はヒーラーの技として活躍している。
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黛 拓武
春雪と千百合の幼馴染。当初は春雪たちとは違う中学に通っており、成績優秀、剣道では都大会に優勝するなど文武両道の優等生だった。一時期は「加速」を利用して現実世界で不正を働いていたが、そのことに気づいた春雪との対戦で、これまで心に貯めていた劣等感や負の感情を吐き出して春雪を叩きのめすが、土壇場で飛行アビリティに目覚めた彼に心身ともに敗北したことで春雪と和解。その後は罪滅ぼしのために「ネガ・ネビュラス」に移籍した。右はローカルネットアバター。
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シアン・パイル
デュエルアバターは緑寄りの青系統。右腕に装着するパイルバンカー状の強化外装「パイル・ドライバー」と、常時発動型アビリティ「パーフォレーション」による中距離の貫通攻撃を得意とする。これは、小学校時代の剣道の道場で上級生から受けた突き技によるいじめの記憶が具現化したことによるものだ。
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上月由仁子
小学校5年生。「災禍の鎧」に支配されたチェリー・ルークを倒すため、春雪に接触。実在する春雪のはとこを装い春雪の家に入り込み、籠絡させようとしてきたがバレて失敗。春雪や黒雪姫たちに「災禍の鎧」の討伐の協力を要請しにやってきたのだった。右はローカルネットアバター。
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スカーレット・レイン
二代目「赤の王」でプロミネンスのレギオンマスター。「不動要塞(イモービル・フォートレス)」、「鮮血の暴風雨(ブラッティ・ストーム)」などの異名を持ち、王に上り詰める過程の大規模戦闘で、出現地点から一歩も動かずに30人近い敵を屠ったと言われている。
「強さとは決して、結果としての勝利だけを意味するものではない」
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学校のトイレの個室から、首に装着したニューロリンカーを使用してローカルネットに接続するハルユキ。同級生からのいじめに耐え切れなくなると設置されているスカッシュゲームをやり込んでストレスを発散していた。
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いつもの様にストレスを発散するためにスカッシュゲームをプレイしていたところに、突如現れた黒雪姫。黒雪姫はハルユキに「もっと先へ、加速したくはないか、少年」と謎めいた言葉を告げられる。
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黒雪姫からインストールされた“ブレイン・バースト”というアプリ。ハルユキはここから<加速世界>の中に足を踏み込むことになる。
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黒雪姫の言う通り、「バーストリンク!」と叫んだ途端、ハルユキは殴られる寸前の自分を見ていた。
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この「ブレイン・バースト」とは思考を一千倍に加速するという驚くべきアプリケーションだった。
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ブレイン・バーストの世界にダイブしたハルユキ。状況が何もわかっていないハルユキは突如現れたアッシュ・ローラーにデュエルを挑まれる。
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黒雪姫を狙う、謎のバーストリンカー「シアン・パイル」の正体を探っている最中。以前ハルユキを虐めていた荒谷の手によって意識不明の重体に陥ってしまう黒雪姫。ハルユキはこのタイミングでシアン・パイルが黒雪姫に接触してくると察知し、意識不明の彼女を守るため、単身、シアン・パイルを迎え撃つ。
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シアン・パイルとのデュエルの最中、シルバー・クロウは「飛行(アビエーション)」アビリティを発現させて加速世界唯一の完全飛行型アバターとして覚醒した。
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実在するハルユキのはとこ「サイトウ・トモコ」を装って現れたニコ。ハルユキを篭絡しようとするが、その本当の目的は「災禍の鎧」五代目「クロム・ディザスター」の討伐のための協力を要請するためだった。
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黒雪姫が修学旅行で不在の間、ハルユキは新入生の能美征二に罠に嵌められて盗撮犯に仕立て上げられる。それだけでなく、その弱みを握りバーストポイント、さらにはダスク・テイカーのアビリティ「魔王徴発令(デモニック・コマンディア)」によってシルバー・クロウの飛行アビリティを強奪されてしまう。
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飛行アビリティを失い、自信をなくしたクロウ。そんな時、アッシュ・ローラーの師匠「スカイ・レイカー」の元へと連れて行かれる。彼女はかつて加速世界で最も空に近づいたと言われていた。
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ダスク・テイカーと行動をともにするライム・ベル。タッグを組んだ二人は驚異的な力で勝ち星を稼いでいた。ハルユキはチユリに何故、能美の味方をするのか問い詰めるが、チユリは真意を話してくれず。
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ダスク・テイカーとの最終決戦。ライム・ベルの「シトロン・コール」によってついに飛行アビリティを取り戻すシルバー・クロウ。スカイ・レイカーからの強化外装「ゲイルスラスター」の力も加わり、ついにダスク・テイカーを撃退する。
舞台は2046年の東京都23区。ニューロリンカーと呼ばれる首周りに装着する量子接続通信端末。これを用いることで生活の多くが仮想ネットワーク上で行われるようになった世界。学校の授業でもAR機能が使われるなど教育の場にも導入されている。
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授業にも導入されているニューロリンカー。黒板の文字は現実で書かれたものではなく、AR画面上に映し出されたもので勉強している。
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実際には見えないが、生徒たちは自身のニューロリンカーを通してノートを取ったりして授業を受けている。
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インストール時に表示された「アクセル・ワールド」の文字。