©SUNRISE/PROJECT ANGE
作品名 | クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) |
作品名 (ひらがな) | くろすあんじゅ てんしとりゅうのろんど |
Title (英語表記) | CROSS ANGE Rondo of Angel and Dragon |
放送開始 | 2014年10月4日 |
放送終了 | 2015年3月28日 |
話数 | 全25話 |
スタジオ | 練馬スタジオ |
主題歌 | OP 「禁断のレジスタンス」 歌/水樹 奈々(第1~13話) 「真実の黙示録」 歌/高橋洋子(第14~25話) ED「凛麗」 歌/喜多村英梨(第1~13話) 「終末のラブソング」 歌/水樹 奈々(第14~24話) 「禁断のレジスタンス」 歌/水樹 奈々(第25話) 劇中歌「永遠語り~光ノ歌~」 歌/アンジュ(CV:水樹奈々) 「永遠語り~風の歌~」 歌/サラ(CV:堀江由衣) 「永遠語り~光ノ歌~」 歌/エンブリヲ(CV:関 俊彦) 「永遠語り~EI Ragna~」 歌/アンジュ(CV:水樹奈々)、サラ(CV:堀江由衣) |
関連リンク | http://crossange.com/ |
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キャスト
アンジュ/水樹奈々
サリア/喜多村英梨
ヒルダ/田村ゆかり
ヴィヴィアン/桑島法子
ロザリー/石原夏織
エルシャ/小清水亜美
クリス/小倉 唯
モモカ/上坂すみれ
ジル/本田貴子
エマ/ゆかな
メイ/渕上 舞
マギー/豊口めぐみ
ジャスミン/玉川砂記子
ゾーラ/根谷美智子
ジュリオ/鳥海浩輔
シルヴィア/東山奈央
リィザ/ゆかな
ミスティ/伊瀬茉莉也
ソフィア皇后/林原めぐみ
ジュライ皇帝/山寺宏一
タスク/宮野 真守
サラ/堀江 由衣
エンブリヲ/関 俊彦 -
スタッフ
企画・原作/サンライズ
クリエイティブプロデューサー/福田己津央
シリーズ構成/樋口達人
キャラクターコンセプト/松尾祐輔
キャラクターデザイン/小野早香
サブキャラクターデザイン/鈴木竜也
パラメイルデザイン/阿久津潤一
ドラゴンデザイン/宮武一貴
コスチュームデザイン/黒銀
メカニカルデザイン/宮本 崇、寺岡賢司
メインアニメーター/鈴木竜也、原田大基、重田 智
美術監督/小倉一男
美術設定/須江信人
色彩設計/久保木裕一
CGI監督/小久保将志
撮影監督/江間常高
編集/坂本久美子
音響監督/鶴岡陽太
音楽/志方あきこ
ゼネラルプロデューサー/河口佳高、大月俊倫、三嶋章夫、清水憲忠
企画プロデューサー/古里尚丈
プロデューサー 土屋康昌、山中隆弘、鈴木 廉太
監督/芦野芳晴
製作/サンライズ、PROJECT ANGE
世界を壊して、私は生きる。
【ストーリー】
高度に進化した情報技術「マナ」を手にした人類は、その魔法のごとき力で、戦争、飢餓、汚染など地球上のあらゆる問題を克服。ついに平和で何不自由ない理想郷を手に入れた。ミスルギ皇国の第一皇女・アンジュリーゼ。彼女もまた、何不自由なく、民から祝福を受け、冠を戴くはずだった。しかし、彼女は己が「ノーマ」であるという事実を突きつけられる。「ノーマ」――それは「マナ」が使えないイレギュラー、反社会的な人ならざる「モノ」。全てを奪われた彼女は、僻地の離島に隔離される。そこで待ち受けていたのは、戦いしか知らないノーマの少女たちとの出会い。変形人型兵器「パラメイル」のライダーとして、次元を超えて侵攻してくる巨大攻性生物「ドラゴン」を狩る日々だった。名前を奪われ、兵士となった「アンジュ」が、戦いの果てに見るものとは。
信じられるものは、何か。手にするものは、何か。一人の少女の不屈の物語がいま、始まる。
【解説】
サンライズ×キングレコードによる本格オリジナルTVアニメーションシリーズ。クリエイティブプロデューサーに福田己津央、監督に芦野芳晴を迎え、濃度の高いドラマが、主人公アンジュを軸に描かれる、戦う少女たちの群像劇。
イレギュラーとして僻地の離島に隔離されたアンジュ。そこには変形人型兵器「パラメイル」のライダーとして、次元を超えて侵攻してくる巨大攻性生物「ドラゴン」を狩る、ノーマの少女たちがいた。
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アンジュ
ミスルギ皇国の第一皇女「アンジュリーゼ」として国民から愛されていたが、ノーマだと発覚し、身分と名前はく奪。ドラゴンと戦う一兵士「アンジュ」へと転落する。皇女として育てられたためプライドが高く、頑固者。基地内ではことあるごとに周りと衝突する。
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サリア
パラメイル第一中隊の副長。勤勉で真面目な性格。優秀な兵士だが教科書通りの行動しか取れず、咄嗟の状況に対応できずテンパることもしばしば。秘密の趣味を持つ。
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ヒルダ
パラメイル第一中隊の突撃兵。ゾーラ隊長のお気に入りで、実力は隊の中でも一、二を争う。皮肉屋で野心家、デキる新入りのアンジュが気に食わず、敵対する。
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ヴィヴィアン
パラメイル第一中隊の突撃兵。戦闘時には驚異的な戦闘テクニックを見せる隊のエースだが、本性は朗らかで明るい少女。くだらないクイズを出しては、相手を勝手に友達認定する。
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ロザリー
パラメイル第一中隊の軽砲兵。大した実力は無いが、力ある者に付き従うことで今までなんとか生き残ってきた。一人で撃墜スコアを伸ばすアンジュが気にくわない。
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エルシャ
パラメイル第一中隊の重砲兵。戦闘よりも料理が得意で、多くの子供達からも慕われている。第一中隊にとってはおふくろさんの様な人。怒らせると誰よりも怖い。
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クリス
パラメイル第一中隊の重砲兵。陰気で人見知りで引っ込み思案なネガティブ少女。常にヒルダやロザリーの後ろに隠れ、ひっそりと生きている。
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モモカ・荻野目
皇女アンジュリーゼの筆頭侍女。アンジュリーゼのお世話をすることを無上の喜びとする優秀なメイド。健気で働き者で、時に尋常ならざる行動力を見せる。
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ジル
アルゼナルの総司令官。機械の義手を持つ、厳しく冷酷な元兵士。多くのノーマ達から恐れられているが、アンジュには特に辛く当たる。
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ヴィルキス
終末戦争時に造られた絶対兵器「ラグナメイル」の内の1つ。“伝承歌”“王家の血筋”“指輪”が揃うと、封印されていた能力が解放される。
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ヴィルキス《アリエル・モード》
ヴィルキスが発現した特殊形態。加速性能が極限まで高まり、最終的には光速を越えた【次元跳躍】が可能となる。アリエルは風を司る天使を意味し、発現時には装甲が青く変化する。
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ヴィルキス《ミカエル・モード》
ヴィルキスが発現した特殊形態。周囲より空間位相エネルギーを取り込み、自機のパワーに変換。これにより巨大エネルギーブレードや、光学障壁を発生させることが可能となる。ミカエルは炎を司る天使を意味し、発現時には装甲が赤くなる。
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ヴィルキス《ウリエル・モード》
ヴィルキスが発現した特殊形態。「永遠語り」によって全てのリミッターが解放され、次元兵器「ディスコード・フェイザー」が発射可能となる。ウリエルは最後の審判を行う天使であり、発現時には時空間との共鳴現象により機体が金色に変化する。
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アウローラ
アルゼナルの地下に隠されていた潜水空母。リベルタスの旗艦として古の民と共に幾度となくエンブリヲと交戦し、敗れる度にメイ達の一族により改修されてきた不沈艦である。強力な火器を搭載し、多数のパラメイルを収納可能。かつてエンブリヲと共にこの地球に渡ってきた次元航行艦だったという説もあるが、記録も記憶も途切れたため、定かではない。
魔法のごとき情報技術「マナ」によりあらゆる問題を克服した世界。「ミスルギ皇国の皇女・アンジェリーゼ」もその恩恵を受ける一人だった。しかし、「マナ」を持たぬ者――「ノーマ」だと知られたアンジュリーゼは、故郷を追放され、絶海の孤島「アルゼナル」で「ノーマ」の一兵士「アンジュ」として生きる事を余儀なくされる。
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魔法のごとき情報技術マナによりあらゆる問題を克服した世界。そんな中、ミスルギ皇国の皇女として何不自由なく暮らすアンジュリーゼ。
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しかし、兄・ジュリオによって自身がノーマであるという真実を暴露されるアンジュリーゼ。自分を守った母も撃たれ、失意の中、ノーマの少女・アンジュとして絶海の孤島アルゼナルへと追放される。母から貰った指輪は、彼女にとって皇女としての最後の希望であり証だった。
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アルゼナル――そこは未知の敵・ドラゴンを迎え撃つ前線基地。この場所でノーマの少女たちは過酷な訓練と執拗ないじめ、そしてドラゴンたちの死線のはざまを潜り抜けていた。
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自身をいまだに皇女だと信じ込むアンジュ。そんな彼女の事を執拗に虐めるゾーラ、ヒルダ、ロザリー、クリス。特にゾーラの寵愛を受けていたヒルダは、彼女に対して理不尽かつ軽蔑的な態度で接していた。
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パラメイルライダーとしてドラゴンとの過酷な戦いの中、ノーマの少女たちはアンジュが原因で次々と命を落としていく。
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非情な現実に次第に死を求めはじめるアンジュ。旧式機体・ヴィルキスに乗り込み戦場を駆けるも、生への渇望に抗えずノーマとして生きる事を誓う。
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そんなアンジュだったが、出撃中に機体が故障してしまい無人島に不時着。現地に住む少年・タスクに助けられる。機体の修理技能だけでなくサバイバル術に長ける彼の正体は、マナの繁栄の裏で秘密裏に迫害され絶滅したとされる古の民の末裔であった。
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仲間の救援によりアルゼナルへと帰還したアンジュ。しかし今度はヒルダが脱走してしまう。愛する母に会いたい一心で脱走した彼女だったが、母からは拒絶され、警察に突き出される始末。さらにヒルダの脱走を手助けしたアンジュもまた、故郷の仲間に裏切られてしまう。
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家族、国家、友情――すべてに裏切られた彼女たちは、2人でこのムカツク世界を壊そうと決意する。そんな時、アルゼナルの上空に大規模なドラゴンの軍勢が出現。サリアは命令を無視してビルギスで出撃するが思うように戦うことができない。アンジュはサリアのもとに急ぎ駆けつける。
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そこには謎の少女・サラの姿があった。アンジュは彼女から世界の真実――「ドラゴンの秘密」や「アウラの民」の話を聞く。
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アルゼナルの総司令官・ジルもまた、かつては皇女であったがノーマと発覚しアルゼナルに送還された過去を持つ事が分かる。さらに彼女の右腕の損失には、過去のある作戦が関わっていると知り――。
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知られざる世界の秘密が明かされ様々な人間の過去と思惑が交錯する中、謎の男・エンブリヲは密かに行動に移し始めるのだった。
高度に進化した情報技術「マナ」を手にし、理想郷・「ミスルギ皇国」で暮らす人々。その平和の恩恵の裏には、「マナ」を持たぬ「ノーマ」や「古の民」、「ドラゴン」などの知られざる秘密が隠されていた。
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マナ
人類が進化の果てに得た幸なる技術。意志の力で物理現象に干渉し、手を触れずに物を動かしたり、光や熱を発生させられる他、統合システムとアクセスすることによって大多数の人間と情報を共有することが可能となった。その結果、人々は互いに繋がることによって相互理解を深め合い、差別や戦争などの諸問題を克服。貧困や格差の存在しない、平和で穏やかな理想郷を築きあげた。 -
ノーマ
産まれながらにしてマナが使えない突然変異体。マナを否定する「退化した人間」と見なされ、社会システムを破壊しかねない危険な存在として人々から怖れ、憎まれている。何故か女性体しか発生しないが、その理由は一切解明されていない。マナを受け付けないため、拘束できるのは幼少時のみ。そのため日々検疫官がその存在を取り締まっており、発見後は速やかに社会から隔離される。 -
ミスルギ皇国
長い歴史と様々な伝説を持ち、万世一系の皇族によって統治される主君国。皇帝ジュライによる厳格ながら公正な統治の元、国民は平和で豊かな暮らしを享受しており、学問、スポーツ、芸術活動などが非常に盛んである。国民達にとっては、美しく聡明な皇族達は憧れと誇りであり、皇女アンジュリーゼを初めとするロイヤルファミリーの人気は非常に高い。 -
アルゼナル
「兵器工廠」を意味する対ドラゴン戦闘機関で、発見されたノーマが送り込まれる収容施設でもある。絶海の孤島に造られた軍事基地であり、「兵器」として訓練され、ドラゴンと戦い、一度も外の世界に戻ること無く死んでゆくことが、ノーマの少女達に課された使命である。 -
ドラゴン
次元を越えて侵攻してくる巨大攻性生物の総称。15~20mの小型級から全長100mを越える大型級までが確認されており、個体によって様々な攻撃手段を持つ。 -
パラメイル
ノーマの少女たちが対ドラゴン戦闘の為に搭乗する機動兵器。通常は飛翔形態で移動、戦闘を行い、ドラゴンとの近接戦時に人型の駆逐形態に変形する。メインフレームは共通だが、突撃型、高機動型、重装型といった、外装や武器の異なる機種が存在。また、搭乗者によって自由に機体をカスタマイズすることが許可されている。 -
ラグナメイル
エンブリヲによって造られた、あらゆる兵器を殲滅可能な力を持つ【絶対兵器】。終末大戦に投入され、両肩部に搭載された【ディスコード・フェイザー(収斂時空砲)】により、わずか七機で地球上の全文明を破壊し尽くした。単機でも絶大な力を持つが、無人量産型パラメイルを統率し、編隊を組んで攻撃行動を取ることも可能。 -
龍神器
ドラゴン達が使う、パラメイルと同じ機構を持つ機動兵器。竜の巫女・サラマンディーネがアウラ奪還のために完成させた機体で、ラグナメイルと対等な性能を持つ。歌によって起動する空間破壊兵器【収斂時空砲】を搭載し、一撃の下にアルゼナルを壊滅させた。