バディ・コンプレックス 完結編 −あの空に還る未来で−

©SUNRISE/BUDDY COMPLEX COMMITTEE

作品名

バディ・コンプレックス 完結編 −あの空に還る未来で−

作品名
(ひらがな)
ばでぃこんぷれっくすかんけつへんあのそらにかえるみらいで
Title
(英語表記)
BUDDY COMPLEX FINAL ACT -Into the Skies of Tomorrow-
放送開始2014年9月29日
放送終了2014年9月30日
話数全2話
スタジオ第8スタジオ
主題歌 OP 「UNISONIA」 歌/TRUE(前編・後編)
ED 「あの空に還る未来で」 歌/ChouCho(前編・後編)
関連リンクhttp://buddy-complex.jp/
  • キャスト

    渡瀬青葉/松岡禎丞
    隼鷹・ディオ・ウェインバーグ/内山昂輝
    弓原 雛/早見沙織
    倉光源吾/速水 奨
    レーネ・クラインベック/藤村 歩
    リー・コンラッド/杉田智和
    ヤール・ドゥラン/吉野裕行
    エルヴィラ・ヒル/佐藤利奈
    奈須まゆか/花澤香菜
    アネッサ・ロセッティ/井上麻里奈
    アルフリード・ガラント/森川智之
    ビゾン・ジェラフィル/櫻井孝宏
    タルジム・ヴァシリー/島﨑信長
    ラーシャ・ハッカライネン/田村睦心
    マルガレタ・オキーフ/内山夕実

  • スタッフ

    企画/サンライズ
    原作/矢立 肇
    エグゼクティブプロデューサー/佐々木新、上山公一、金野 徹
    監督/田辺泰裕
    シリーズ構成/BCプロジェクト
    キャラクターデザイン・アニメーションディレクター/稲吉智重、稲吉朝子
    チーフアニメーター/藤井智之、鈴木勘太
    メカデザイン/鈴木勘太、徳田大貴、川原智弘、大河広行
    セットデザイン/高橋武之
    デザインワークス/神宮司訓之、金田正彦、森岡賢一、木村 智
    スタジオディレクター/三宅和男
    特技監督/川原智弘
    美術監督/衛藤功二、杉浦美穂
    CGプロデューサー/井野元英二
    色彩設計/横山さよ子
    撮影監督/江間常高
    編集/今井大介
    音響監督/鶴岡陽太
    音楽/加藤達也
    音楽プロデュ―サー/伊藤善之、吉江輝成
    プロデューサー/平山理志、槙本裕紀、佐竹伸也
    企画プロデューサー/田中紀明
    アニメーション制作/サンライズ
    製作/バディ・コンプレックス製作委員会

ストーリー&解説

ディオとともにヒナを運命の鎖から解き放ち、新たな未来に生きることを選んだ青葉。その頃ゾギリアでは、青葉に恨みを抱く謎の男が密かに動き始め――。

【ストーリー】
シグナスへ降り立ったヒナは、青葉と共に過ごすため、そして自分の記憶にない過去を知るために、連合への亡命を希望する。一方ゾギリアでは突如クーデターが勃発し、新たに臨時最高会議議長が就任。その男エフゲニー・ケダールこそ、過去へ飛ばされ名を変えたビゾンであった。さらにガラプーシカを超える超弩級ネクター砲を搭載した新兵器・ゴーゴンがゾギリアの軍事衛星に隠されていた事が発覚。シグナスはその破壊命令を受け、宇宙へと向かう。
そんな彼らの前に、単体でカップリング機並みの能力を発揮可能な巨大ヴァリアトラス・カルキノスに乗ったビゾンが現れる。圧倒的なパワーと周囲のカップリングを無効化するジャミング能力に、青葉たちは苦戦を強いられる。しかしカルキノスの能力を見抜いたエルヴィラがシステム内に疑似人格を用意し、青葉は単独でのカップリングに成功。さらに青葉とディオ、そしてヒナが三人同時にカップリングを果たし――!

【解説】
TVシリーズのその後を描く完結編!完結編の放送前には、『バディ・コンプレックス特別編集版-誰も知らない明日へ-』を「サンライズフェスティバル2014」で上映。バンダイチャンネルでも期間限定で配信された。

キャラクター

ディオとともにヒナを運命の鎖から解き放ち、新たな未来に生きることを選んだ青葉。その頃ゾギリアでは、青葉に恨みを抱く謎の男が密かに動き始め——。

  • 渡瀬 青葉

    渡瀬 青葉

    16歳。自由条約連合軍が所有する新鋭機「ルクシオンネクスト」のパイロット。TVシリーズ終盤にてカップリング機に乗るヒナおよびビゾンと激闘を繰り広げた末、カルラに乗るヒナと強制的にカップリングし、互いを理解し合う。そして特異点に吸い込まれたビゾン機を破壊してヒナがループする運命を回避し、ディオやヒナと共に帰艦した。

  • 弓原 雛

    弓原 雛

    16歳。2088年の未来ではヒナ・リャザンと名乗っている。TVシリーズ終盤では青葉達との戦闘の末、洗脳が解けたと同時に青葉とカップリングを果たす。その後開かれた特異点にて「自分は青葉を守るため過去に行かなければならない」と悟り自身も飛び込むが、青葉とディオに止められ、ループする運命を回避する結果になった。戦闘終了後は搭乗機のカルラと共にシグナスに身を寄せ、亡命者扱いで連合に移る。

  • 隼鷹・ディオ・ウェインバーグ

    隼鷹・ディオ・ウェインバーグ

    16歳。階級は少尉。自由条約連合軍が所有する新鋭機「ブラディオンネクスト」の若きエースパイロット。TVシリーズ終盤、アラスカ基地攻防戦で特異点に飛び込むヒナを助けようとする青葉を制止せず援護するなど、青葉との信頼関係は深まった。

  • 倉光源吾

    倉光源吾

    38歳。階級は大佐。連合軍の航空艦シグナスの艦長。一見、頼りなさげな昼行燈に思われがちだが、ここぞという時には鋭い洞察力から的確な判断を下す。

  • レーネ・クラインベック

    レーネ・クラインベック

    27歳。階級は少佐。シグナスの副長を務める。優秀な戦闘指揮官で、艦長の倉光からの信頼も厚い。

  • フロム・ヴァンタレイ

    フロム・ヴァンタレイ

    17歳。階級は少尉。由条約連合軍が所有する「ベリルエクスプローラ」のパイロット。ディオとはカップラー養成機関「レイク・ルイーズ」で同期。

  • アルフリード・ガラント

    アルフリード・ガラント

    27歳。階級は中佐。大ゾギリア共和国軍に所属する、ヴァリアンサー「アルシエル」のパイロット。完結編では、国防軍がクーデターにより行政局の指揮下に置かれたことに驚く暇も無く、すぐさま宇宙に上がるよう命令されシグナス隊と闘う事に。

  • ビゾン・ジェラフィル

    ビゾン・ジェラフィル

    大ゾギリア共和国軍に所属する、ヴァリアンサー「ネビロス」および「ネルガル」のパイロット。TVシリーズ終盤では特異点に消え去るも70年前の過去へと飛ばされ、そこでゾギリアの行政局局長「エフゲニー・ケダール」と名乗る。完結編では年老いた姿で表舞台に現れ、クーデターを起こしゾギリアに新政権を樹立。青葉とヒナへの復讐心を募らせ、地球への直接攻撃を目論む。

  • ヴィルヘルム・ハーン

    ヴィルヘルム・ハーン

    ゾギリアに亡命したカップリング研究者。エルヴィラとともにフェルミ博士のもとでカップリングシステムの研究・開発に取り組んでいた。

  • ルクシオンネクスト

    ルクシオンネクスト

    頭頂高 18.0m。型式番号 XV-7101。連合軍内で次世代カップリング機として極秘に開発が進められていたルクシオンの制式機。型動力を搭載し、機動性が上昇している。アラスカ基地攻防戦にて初投入された。

  • ブラディオンネクスト

    ブラディオンネクスト

    頭頂高 18.0m。型式番号 XV-7002。ルクシオンネクストと同時開発されたブラディオンの制式機。出力上昇と共に電子系を新型に更新し、各種新型武装を使用可能としている。

  • シグナス

    シグナス

    自由条約連合軍が新造した機動打撃航空艦。ルクシオンとブラディオンの母艦。カップリングシステムの実戦運用を前提に開発された。最新の技術が導入されているため、連合軍内でも高い機動力と戦闘力を誇る。

  • アルシエル

    アルシエル

    型式番号 ZEH-N-131。アルフリード・ガラントの専用機。ゾギリアの最新鋭機で、大隊指揮官機として開発され、バックパックを大型化して出力を強化し、従来機よりも運動性と機動性を大幅に向上させている。

  • カルラ

    カルラ

    頭頂高 18.4m。型式番号 CVP-014A。ハーンが開発を行い、新たにヒナへと与えられたカップリングシステム搭載の新型機。高速高機動を主眼においた、一撃離脱型の機体。

シーン

ディオとともにヒナを運命の鎖から解き放ち、新たな未来に生きることを選んだ青葉。しかし彼らを追う謎の人物も動き始める。

  • シグナスに乗艦し、青葉と共に自身の過去を探るヒナ。

  • シグナスはガラプーシカを超える超弩級ネクター砲の破壊命令を受け、宇宙へと向かう。

  • しかし彼らを追う謎の人物・エフゲニー・ケダールが現れる。彼こそ過去へと飛ばされたビゾンであった。

  • ビゾンの新鋭機・『カルキノス』と対峙する青葉たち。しかしその性能は従来のカップリング機を凌ぐもので――。

  • 追い詰められた青葉たち。しかしシステム内に疑似人格を用意した事で青葉は単独でのカップリングに成功する。

  • さらに青葉とディオ、そしてヒナが三人同時にカップリングを果たす!

  • しかし地球へ向けた超弩級ネクター砲の発射は目前に迫っていた。

  • 果たして彼らは地球の、そして自身の過去を守れるのか。

WORLD
  • アラスカ基地に設置した長距離戦略重要塞砲ガラプーシカをベースにした戦略兵器。理論上、地球の大部分を狙う事が可能で、地上設置型と比べて反動吸収が容易なため威力を極限まで向上させている。

  • 自由条約連合軍のカップリングシステムに対抗すべく開発されたのがカップリングジャマー。これにより相手のカップリングシステムを妨害する事に成功。青葉たちは苦戦を強いられる事に。

  • 連合軍側が新たに開発したシステムがスタンドアローンモードはシステム内に疑似人格を作り、それと仮想リンクすることで単独操縦が可能にすることに成功。

  • 環太平洋神経科学研究所に勤めていた渡瀬青葉と弓原雛カップリングシステムを研究していた。実験中の初期型ネクターエンジンの以上により発生した特異点に雛が吞み込まれ行方不明になった。特異点自体は未来で発生したガラプーシカによるエネルギーと研究所のネクターエンジンのカップリングシステムの共鳴によって複数誕生した特異点の間を雛はループし続けることになった。カップリングシステムによって生じた特異点である以上、それを撃ち消すのもカップリングシステム、特にカップラーとしてつながっている青葉の行動によってである。