アクセル・ワールド -インフィニット・バースト-

加速世界の、その先へ――！

【ストーリー】
ウェブ上の仮想世界で行われるオンライン型対戦格闘ゲーム《ブレイン・バースト》。プレイヤーである《バーストリンカー》たちは、現実の1000倍に《加速》した世界で、戦いを楽しんでいた。私立梅郷中学に通う有田春雪（ハルユキ）もそのひとり。高円寺を拠点とする《ネガ・ネビュラス》に所属する彼は、《軍団》の長である黒雪姫と共に、渋谷エリアでの《領土戦》を戦っていた。そこに訪れた《変遷》と漆黒の巨大な竜巻、そして突然の回線切断。本来、起こるはずのない不可思議な現象は、《加速世界》を徐々に侵食し、竜巻に包まれたエリアでは、《加速》することができなくなってしまっていた。いったい、《加速世界》に何が起こっているのか？ 原因を突き止めるべく、ハルユキと仲間たちは、黒い竜巻に立ち向かう――！

【解説】
TVシリーズ終了後、待望の続編が映像化。全国24館にて公開された。内容はTVシリーズの総集編パートに加えて、公開時点の最新原作小説よりもさらに先を描いた新作パートという構成になっている。

「女神ニュクス」討伐のためこれまでのメンバーが勢揃いする。

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  有田春雪/シルバー・クロウ

  梅郷中学に通う中学2年生。ゲームの腕を見込まれ黒雪姫にブレイン・バーストの世界に導かれる。ブレイン・バーストを何よりも「ゲームとして明るく楽しむこと」を第一義とする正道のゲーマーであり、それを損なう行いを強く拒む。

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  黒雪姫/ブラック・ロータス

  梅郷中学の生徒会副会長であり、ネガ・ネビュラスを率いる純色の黒たる「黒の王」である。ハルユキをブレイン・バーストの世界へ導いた。

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  倉崎楓子/スカイ・レイカー

  渋谷区にある女子校に通う高校1年生。ネガ・ネビュラスの副長である。いつも穏やかな笑みを浮かべているが、弟子の指導は容赦なく、彼女の前ではアッシュもかしこまった態度になっている。

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  四埜宮 謡/アーダー・メイデン

  ハルユキたちが通う梅郷中の姉妹校である松乃木学園初等部の4年生。ブレイン・バーストの古参で、小学生と思えないほどの落ち着きぶりと判断力に富んでいる。ハルユキと同じ飼育委員を勤めている。

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  氷見あきら/アクア・カレント

  中学2年生。ポイントが枯渇しかけているレベル2以下のバーストリンカーを救済するレベル1の用心棒（バウンサー）として活躍していた。後に用心棒は廃業し、ネガ・ネビュラスのメンバーに加わった。

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  月折リサ

  太子堂中学校に通う中学3年生。跳馬を得意種目とする体操部員。全日本大会決勝で跳馬の演技中、ロイター板の破損事故によって頭から床に激突して重症を負い、意識不明のまま入院する。

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  純色の七王

  純色である赤、青、黄色、紫、緑、黒、白の最強とする7人のレベル9リンカーのこと。最初期には「純粋色（ピュア・カラーズ）」とも呼ばれ、何名かはブレイン・バースト黎明期の時点ですでに最強と謳われていた。

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  アッシュ・ローラー

  シルバー・クロウの初めての対戦相手であり、良きライバル。スカイ・レイカーの子にして弟子であり、彼女を師匠と呼び恐れながらも尊敬している。現在はネガ・ネビュラスのメンバーの一人である。

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  メタトロン

  四神同様に意志を持つ神獣級エネミー。誕生以降一度も死を迎えることがなかったため、実質8000年相当の時を生きており、いつしか自分の存在意義について考えるようになる。シルバー・クロウの主（契約者）になった後、ネガ・ネビュラスに所属。

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  女神ニュクス

  メタトロンと同様に四聖の一体、神獣級エネミー。「夜の女神」とも呼ばれている。2体の強力なエネミー「ネメシス」と「タナトス」を筆頭に無数の飛龍型エネミーを生み出している。

「君は考えたことがあるか？自分がバーストリンカーでなくなる時のことを。」

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  全日本大会決勝で跳馬の演技中、月折リサはロイター板の破損事故により、重症を負う。その際、咄嗟に無制限フィールドにダイブしたが、事故の後遺症で二度と飛べなくなることを恐れてバーストアウト出来ないでいた。

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  黒雲に対処するため、ハルユキの住むマンションに集合したネガ・ネビュラス一同。その日に開催された祭りに全員で参加していた。

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  黒雲の中は強制ログアウトさせられてしまうため足止めされていたが、招集に応じてくれたグリーン・グランデの能力により、黒雲の中を無事に突破する。

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  黒雲の突破には成功したが、その先には女神ニュクスが生み出した数多のエネミーがハルユキたちの前に立ち塞がる。

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  スカイ・レイカーたちの助力により、敵地に乗り込むシルバー・クロウとブラック・ロータス。しかし、中にも強力なエネミーが出現して足止めを食らう２人。そこにメタトロンが痺れを切らして現れる。

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  メタトロンの助言により、女神ニュクスと月折リサの繋がりを断ち切るシルバー・クロウとブラック・ロータス。二人の攻撃は月折リサまで届き、ハルユキと黒雪姫はリサとの対話に臨む。

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  クロウとロータスの心意の力でウニカとの回路を切断され、ウニカが現実に戻ることを決意したことを知る女神ニュクス。その姿を見届けると彼女は再び姿を消した。

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  クロウの説得により、現実世界へ戻ることを決意しニュクスと別れたウニカ。現実世界への帰還後は無事に意識を取り戻して病院で静養しており、事件を通してリアルでも知り合ったネガ・ネビュラスのメンバーと交流している。

街中に設置されているソーシャルカメラによって広がるブレイン・バーストの世界

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  突然発生した黒雲。加速世界の一部が加速不能領域となり、街のソーシャルカメラも機能停止になってしまった。黒雲はさらに侵食を続けており、杉並エリアまで広がろうとしていた。

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  突如として機能を停止してしまったソーシャルカメラ。ハルユキたちはブレイン・バーストの世界から強制にログアウトさせられてしまい、さらにその原因である黒雲は徐々に杉並エリアまで侵食しようとしている。