ゼーガペインADP

©サンライズ・プロジェクトゼーガADP

作品名

ゼーガペインADP

作品名
(ひらがな)
ぜーがぺいんえーでぃーぴー
Title
(英語表記)
ZEGAPAIN ADP
公開開始2016年10月15日
公開終了2016年10月28日
話数全1話
スタジオ第7スタジオ
主題歌ED「羽よ背中に」 歌/新居昭乃
関連リンクhttp://www.zegapain.net/adp/
  • キャスト

    ソゴル・キョウ/浅沼晋太郎
    カミナギ・リョーコ/花澤香菜
    イェル/川澄綾子
    ルーシェン/朴 璐美
    メイウー/牧野由依
    メイイェン/渡辺明乃
    シマ/坪井智浩
    カノウ・トオル/柿原徹也
    コハクラ・ナツミ/戸松遥
    フナベリ/甲斐田裕子
    ルーパ/久野美咲
    ツムラ・サチコ/大津田裕美
    オストロヴァ/佐藤利奈
    ミナト/井上麻里奈
    クリス/家中 宏
    アーク/久川 綾
    ナフシャ/成田剣
    ヴァボル/中田譲治
    オーヴェ/小林愛

  • スタッフ

    メインスタッフ
    企画/佐々木 新、上山公一、伍賀一統、垰 義孝
    原作/矢立 肇、伊東岳彦
    監督/下田正美
    ダイアローグ監修/関島眞頼
    キャラクターデザイン/山下明彦、田頭真理恵
    デザインディレクター/ハタイケ ヒロユキ
    メカニックデザイン/中原れい、神宮司訓之、やまだたかひろ、福島秀機
    色彩設計/柴田亜紀子
    編集/古橋 宏
    音響監督/明田川 仁、濱野高年
    音楽/大塚 彩子
    プロデューサー/松村圭一、山中玲奈
    製作/サンライズ、ゼーガペインADP製作委員会
    配給/松竹メディア事業部

ストーリー&解説

【ストーリー】
千葉県の舞浜南高校に通う「ソゴル・キョウ」は、幼なじみのGF「カミナギ・リョーコ」やケンカ仲間の悪友たちに囲まれて、たったひとりの水泳部を再興する為に奮闘していた。日々の生活に小さな不思議がいくつも重なり、やがてキョウは世界の秘密に気付いてゆく。くり返される日常―――それはまさにループする世界だった。実験場として世界を改変しようとするガルズオルムと、永遠の夏に閉じ込められた人類の戦いはたったひとつの希望、光の鎧ゼーガペインと「ミサキ・シズノ」の微笑みによって大きく変化してゆく。

【解説】
忘れられない、未来(ヰタミ)の記憶(オモヰデ)――消されない
10周年プロジェクトの集大成として劇場イベント上映された。既存の映像に新作カットを追加して構成されたストーリーは、『ゼーガペイン』でなければ成立しない特異な切り口となっている。

キャラクター

TVシリーズには名前のみの登場だったキャラクターも、映像内に登場している。

  • ソゴル・キョウ

    ソゴル・キョウ

    舞浜南高校の水泳部復活を目指している一年生。実は、舞浜市がサーバー内の仮想都市で、自分たちがデータ人格記憶体・幻体であることを知り、セレブラントとして戦いつづけている。新兵器ゼーガペインのガンナーとなる。

  • カミナギ・リョーコ

    カミナギ・リョーコ

    キョウの幼なじみで、彼と同じ舞浜南高校へ通う。キョウがセレブラントとして戦っていること、自分たちが幻体であることには気づいていない。高校では映画研究部に所属し、部長のカノウ・トオルと親しくしている。

  • イェル

    イェル

    セレブラントたちの反攻組織・セレブラムに所属するエキスパート。新兵器ゼーガペインのウィザードとしてキョウと知り合い、彼とともに各作戦に参加。やがて、キョウによって名前を授けられ、彼に心惹かれていく。

  • ルーシェン

    ルーシェン

    セレブラムに所属するセレブラントのひとりで、上海サーバーの出身。メイウー、メイイェンの姉妹と偵察任務などにあたっていたが、新たに開発された量子兵器ゼーガペインのガンナーとなり、キョウたちと共闘する。

  • メイウー

    メイウー

    上海サーバー出身のセレブラント。ルーシェンと親しく、彼とともに各地でガルズオルムの動向を探っていた。ゼーガペイン ガルダの配備後は、ウィザードとしてルーシェンとチームを組む。

  • メイイェン

    メイイェン

    上海サーバー出身のセレブラント。メイウーの妹で、姉やルーシェンとともに母艦オケアノスに乗り組んでいる。緊急時にはゼーガペイン ジャターユのウィザードを務め、ゼーガタンクで僚機を支援することもある。

  • シマ

    シマ

    セレブラムの旗艦、オケアノスに座乗する司令。その正体は謎につつまれており、オペレーション・カルディアにおいては、30億人分の人格データを犠牲にするなど、非情な面を見せる。舞浜南高校では、生徒会長を務めている。

  • カノウ・トオル

    カノウ・トオル

    セレブラムの旗艦、オケアノスの副指令(コードネームは“ミナト”)。後にゼーガペイン ジャターユのガンナーを担当するなど、多方面に才能を発揮。舞浜南高校では、映画研究部の部長と生徒会役員を兼任している。

  • コハクラ・ナツミ

    コハクラ・ナツミ

    キョウの中学校の先輩で、彼の片思いの相手。中学時代に沖縄県に転校したとされるが、実は幻体として宮古島前浜サーバーに収容されている。キョウに揺るぎのない信頼を寄せている。

  • フナベリ

    フナベリ

    舞浜南高校の校長。量子コンピュータの研究者で、人類の幻体化、量子サーバーの開発にも深く関与している。舞浜サーバー内からセレブラントたちの動きを見守っているが、彼らの戦いには参加していない。

  • ルーパ

    ルーパ

    セレブラムの母艦・オケアノスに搭載されたAI人格のひとり。外見は幼いが、高度な専門知識を備えている。他のAIと異なり、3D映像としてサーバー内で行動可能。舞浜サーバーでは、ソーシャル活動を担当している。

  • ツムラ・サチコ

    ツムラ・サチコ

    セレブラムの母艦・オケアノスに属するセレブラントのひとり。当初はオペレーター席についていたが、ウィザードとしてゼーガペイン ジャターユに搭乗する。舞浜南高校では、キョウの悪友のハヤセと付き合っている。

  • オストロヴァ

    オストロヴァ

    セレブラムの母艦・ルヴェンゾリの司令。月面強襲作戦オペレーション・カルディアに参戦、量子残像デコイなどで敵を撹乱した。同作戦には、母艦ドヴァールカーのイゾラ司令らも参加した。

  • ナフシャ

    ナフシャ

    ガルズオルムの情報将校。セレブラムの持つ兵器を奪取し、技術の解析を行う。まったく同じ個体が、複数存在する。

  • ヴァボル

    ヴァボル

    ガルズオルムの復元者。月面で開発された量子兵器ザダラゥに搭乗して、セレブラムの進路を阻む。外見に似合わず、学者肌。

  • ネーヴェ

    ネーヴェ

    ガルズオルムの復元者。ヴァボルとともに量子兵器ザダラゥに搭乗する。肉体が死んでも、スペアボディに意識を転送させて蘇る。

  • アビス

    アビス

    ガルズオルムの復元者。量子兵器コブラルに搭乗して、セレブラムの前に現れる。その戦闘能力は、まだ詳しく分かっていない。

  • シン

    シン

    ガルズオルムの復元者。常にアビスと行動をともにし、量子兵器コブラルに搭乗する。ナフシャたちとは別行動をとっている。

  • ゼーガペイン アルティール

    ゼーガペイン アルティール

    セレブラムの開発したホロニックローダー。ZEGAシステムにより、光子の流れを装甲として全身にまとっている。アルティールは三番目にロールアウトした機体で、キョウとイェルが搭乗する。形式番号はHLA-24。

  • ゼーガペイン ガルダ

    ゼーガペイン ガルダ

    アルティールに先行してロールアウトしたホロニックローダー。ペルシダーモードの実装と高度なデータ処理能力により、隠密・索敵行動に向いている。ルーシェンがガンナー、メイウーがウィザードを務める。

  • ゼーガペイン ジャターユ

    ゼーガペイン ジャターユ

    ガルダに続いてロールアウトしたホロニックローダー。オケアノスに配備された機体には、カノウ・トオルがガンナー、ツムラ・サチコがウィザードとして乗り込み、第一次オスカー攻略戦に参加した。

  • ゼーガペイン フリスベルグ

    ゼーガペイン フリスベルグ

    母艦ドヴァールカーから派遣されたホロニックローダー。二連装ホロニックライフルを両腕に装備、背面のヘヴィシールドからスピードマインを発射可能な重火力タイプ。クリスとアークの夫妻が搭乗する。

  • ゼーガタンク

    ゼーガタンク

    偵察や僚機への燃料補給、火力支援や防空システム構築など、多くの用途に使われる小型ホロニックローダー。“ゼーガペイン カラドリウス”とも呼ばれるが、光装甲は持たない。幻体のほか、AIによっても操縦可能。

  • ゼーガファイター

    ゼーガファイター

    ゼーガペインの実用化以前は、セレブラムの主戦力だった。ゼーガペインやゼーガタンクとコクピットの構造を共有しており、幻体だけでなくAIによっても操縦される。オペレーション・カルディアに多数が投入された。

  • オケアノス

    オケアノス

    セレブラムの旗艦で、AI人格のレムレスが艦長を務める。同級艦にマアリブ、ドヴァールカー、コルデュアクス、ルヴェンゾリなどがある。ペルシダーモードによって敵から身を隠しつつ行動する。

  • コブラル

    コブラル

    ガルズオルム側の有人量子兵器で、シンとアビスが、それぞれ専用の機体に搭乗する。これまでの無人兵器よりも火力が強大で、数さえ揃えばオケアノス級母艦を撃沈することすら出来る。

  • ザダラゥ

    ザダラゥ

    ガルズオルムがゼーガペイン ジャターユの破片情報を解析して開発したとおぼしき量子兵器。他の無人量子兵器とはまったく別規格の副座機で、ヴァボルとネーヴェによって操縦される。

シーン

私たちのこの世界は、今とここしかない閉じた世界……

  • 自身に名前をつけてくれたキョウへの想いは、次なるループへと繋がっていく。

  • カミナギは繰り返す日々のなかで、未来の記憶を垣間見る。

  • 舞浜南高校映画研究部の部長を務め世界を記録し続けていた、カノウ・トオル。

  • 劇中でも謎の存在感を放っているルーパ。「先に行ってます」と言い残してどこかへ消えてしまう。

WORLD
  • デフテラ・コアを地表に撃ち込むための軌道要塞、「クラウド」。

  • デフテラ・コアを中心に拡大するガルズオルムの実験空間、「デフテラ領域」。

  • 月面に築かれたガルズオルムの本拠地、「ジフェイタス」。

10周年プロジェクトの集大成 そしてまだ見ぬNEXT ENTANGLEへ

放送から10周年のタイミングで制作された本作は、TV本編や遊技機の映像、新規カットとを使用して巧みに構成された。単なる総集編ではないだけでなく、さらなる世界の広がりも感じさせる意欲作となっている。