©村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局
作品名 | 波よ聞いてくれ |
作品名 (ひらがな) | なみよきいてくれ |
Title (英語表記) | Wave, Listen to me! |
放送開始 | 2020年4月3日 |
放送終了 | 2020年6月20日 |
話数 | 全12話 |
スタジオ | 第2スタジオ |
主題歌 | OP 「aranami」 歌/tacica ED 「Pride」 歌/海(第1~3、5~12話) 挿入歌「Believe In Myself」 歌/遥海(第4話) 「見上げてごらん夜の星を」 歌/坂本 九(第12話) |
関連リンク | https://namiyo-anime.com/ |
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キャスト
鼓田ミナレ/杉山里穂
麻藤兼嗣/藤 真秀
南波瑞穂/石見舞菜香
久連木克三/山路和弘
茅代まどか/大原さやか
甲本龍丞/石川界人
中原忠也/矢野正明
城華マキエ/能登麻美子
宝田嘉樹/島田 敏
須賀光雄/浪川大輔
沖 進次/内山昂輝 -
スタッフ
原作/沙村広明 『波よ聞いてくれ』(講談社「アフタヌーン」連載)
監督/南川達馬
シリーズ構成/米村正二
キャラクターデザイン/横田拓己
アニメーション制作/サンライズ
音響監督/高橋 剛
音楽/岩﨑元是
色彩設計/野地弘納
美術監督/坂上裕文(ととにゃん)
撮影監督/小池真由子
編集/木村祥明
予測不可能な無軌道ストーリーがいよいよTVアニメで開幕する!
【ストーリー】
「いやあ~~~~ッ、25過ぎてから男と別れるってキツいですね!」札幌在住、スープカレー屋で働く鼓田ミナレは、酒場で知り合った地元FM局のディレクター・麻藤兼嗣に失恋トークを炸裂させていた。翌日、いつものように仕事をしていると、店内でかけていたラジオから元カレを罵倒するミナレの声が……!麻藤はミナレの愚痴を密録し、生放送で流していたのだ。激昂してラジオ局へ乗り込むミナレ。しかし、麻藤は悪びれもせずに告げる。「お姐さん、止めるからにはアンタが間を持たせるんだぜ?」ミナレは全力の弁解トークをアドリブで披露する羽目に。この放送は反響を呼び、やがて麻藤からラジオパーソナリティにスカウトされる。「お前、冠番組を持ってみる気ないか?」タイトルは『波よ聞いてくれ』。北海道の深夜3時半、そしてミナレは覚醒するッ!
【解説】
『無限の住人』の沙村広明氏が描く最新作を、『機動戦士ガンダム』『ラブライブ!』を手がけるサンライズが制作。
元カレに金を騙し取られた女がやけ酒の失恋トークから何かを見出されラジオ業界に転がり込む!
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鼓田ミナレ
本作の主人公。26歳、独身。本職はスープカレー店「ボイジャー」の店員だが、ひょんなことから藻岩山ラジオ局(MRS)の深夜番組『波よ聞いてくれ』のパーソナリティに抜擢。麻藤からは素人離れした滑舌、人を煽るような声と語彙、頭の回転の良さを評価される。
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麻藤兼嗣
藻岩山ラジオ局(MRS)の制作部チーフディレクター。ミナレの才能をいち早く評価し、ラジオ業界へ引き込む。ミナレのラジオ業界進出におけるフィクサーでもある。
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南波瑞穂
藻岩山ラジオ局(MRS)のアシスタントディレクター。学生時代からラジオ業界を志していた。ミナレ曰く「大したことでないのに笑い転げる燃費の良さ」と「買った惣菜を皿に盛り付けるような几帳面さ」を持つ。亀を3匹飼っている。
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久連木克三
藻岩山ラジオ局(MRS)の雇われ構成作家。本職は官能小説家だが、一般小説も執筆している。業界歴は長く、急遽必要になった原稿を仕上げたり、読者投稿をでっちあげたりするのもお手の物。麻藤とは古くからの付き合い。
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茅代まどか
藻岩山ラジオ局(MRS)の人気パーソナリティ。ミナレの失恋トークが流された、昼時間帯の生放送番組『茅代まどかのSeptember Blue Moon』を担当。それ以来、ミナレのことを折に触れて気にかける。
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甲本龍丞
藻岩山ラジオ局(MRS)のミキサー。やや無愛想だが仕事に実直。瑞穂に好意を寄せているが、うまく気持ちを伝えられない不器用な面も。
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中原忠也
スープカレー店「ボイジャー」の従業員。主にキッチンを担当。髪型こそ攻めているが、繊細な一面を持ち、情に厚いところもある。ミナレに好意を寄せており、ラジオ業界へ進むのを反対する。
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城華マキエ
兄が「ボイジャー」の店長に交通事故でケガを負わせた責任を感じ、復帰するまで店の手伝いを申し出る。儚げな雰囲気を持つが、はっきりした物言いをすることも。作中最強の剣客ではない。
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宝田嘉樹
スープカレー店「ボイジャー」の店長。カレー激戦区の札幌でありながら、繁盛店をつくるほどの腕の持ち主。ミナレに対して声を荒げることも多いが、接客スキルを褒めてもいる。
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須賀光雄
ミナレの元カレ。「父親の会社が不渡りを出した」と嘘をつき、ミナレから50万円を騙し取って消える。しかし、後にミナレのラジオを聞き、再び接触してくる大胆不敵な男。
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沖 進次
ミナレが暮らすアパートの住人で、一見すると物静かな常識人。しかし自室のあちこちに盛り塩をしたり、夜な夜な女性の名前を叫ぶなど、何やらアヤシイ過去を匂わせる存在。
ド深夜、ド素人、ワンマンショー!
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藻岩山ラジオ局の深夜ラジオ『波よ聞いてくれ』のパーソナリティ・鼓田ミナレ。札幌のスープカレー店「ボイジャー」の店員であった彼女は、自分の失恋話を録音され、無断でラジオに流された経緯からラジオパーソナリティになった。
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藻岩山ラジオ局(MRS)の制作部チーフディレクター・麻藤兼嗣。居酒屋で自身の失恋トークをぶっちゃけるミナレの才能に惚れ込み、半ば無理やりミナレをラジオ業界に引き込む。
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ミナレの事を心配する「ボイジャー」従業員・中原。ミナレに好意を寄せているものの、ミナレからは拒否されている。
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店を首になり、行くあてのないミナレに部屋を貸してくれた心優しき女性・南波瑞穂。藻岩山ラジオ局(MRS)のアシスタントディレクターで、ミナレの事を「思っていた事をこんなふうに言葉にしてくれる人がいるんだ」と尊敬している。
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スープカレー店「ボイジャー」の店長・宝田嘉樹。腕のいいカレー職人だが、店の風紀を乱すミナレの事は目の上のたんこぶのように思っていた。作中、交通事故に合い店を首になったミナレが店を手伝う事になった。
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ミナレの冠番組『波よ聞いてくれ』の台本を書いた久連木克三。第一回目は架空の出来事を実況風に放送する『架空実況』を行おうと提案する。
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元カノに殺されそうになっている須賀光雄。そんな状況下で流れてきたのが、『元カレを殺した女性の実況』という体裁のミナレの架空実況だった。
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ミナレが暮らすアパートの住人・沖 進次の家に乗り込んだミナレと瑞穂。お札が張り巡らされ、奇怪な現象が起こる空間の中で沖が語ったのは、居なくなった彼女との想い出だった。しかしミナレが天井裏を探すと、居なくなった筈の沖の彼女の死体が転がっていた。
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"しかしミナレが死体だと勘違いしたのは、ミナレの床下収納に置いていた羊肉だったのだ。
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50万円を騙し取って逃げた元カレ・須賀光雄から突如連絡が来る。彼と共に1日デートをするミナレ。しかし光雄に一撃を食らわせ、関係を断ち切ると決断するのだった。
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加工豚と加工猿。伝説の音響効果と呼ばれる2人を招集し、ラジオドラマを作る一同。
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ラジオドラマの中で、浅間大神の化身に向かって自身のカルマ《業》を吐き出すミナレたち。
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いつも通り深夜3時半にラジオをスタートするミナレたち。しかし突如、地震が発生。果たしてミナレたちは無事にラジオを放送し続ける事が出来るのか?
札幌を舞台に繰り広げられるワンマンショー、ついに開幕!
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スープカレー店「ボイジャー」
札幌のカレー激戦区の中でも?盛している有名店。店の風紀に合わないという理由からミナレは解雇されてしまう。 -
藻岩山ラジオ局(MRS)
地方FM局であり、ミナレがパーソナリティを務める『波よ聞いてくれ』も放送している。 -
ノルベサ
9話でミナレが光雄とデートした場所。ススキノのランドマークで、北海道唯一、ビルの屋上に観覧車がある。