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2021.02.26

「声優紅白サンライズ ONLINE LIVE」オフィシャルアフターレポート

声優による、声優ファンのための祭典「声優紅白歌合戦」とアニメ製作会社サンライズがコラボレーションして贈る、オンラインライブ「声優紅白サンライズ ONLINE LIVE」2月21日(日)に無観客・オンライン生配信で開催され、アニメ映像と人気声優たちのアニメ楽曲とが夢の競演が実現!盛況のうちに幕を下ろしました。

声優紅白歌合戦の魅力である「世代・ジャンルを超えた声優の歌唱」と、サンライズの作品の魅力である「色褪せないアニメ主題歌の魅力」とが組み合わさり、他では視聴・体験できない、アニメ✕声優による特別な音楽イベントとなったスピンオフ企画「声優紅白サンライズ ONLINE LIVE」。司会を務めた浪川大輔さんは「そうそうたる方々にお集まりいただいております」と語ると、同じく司会を務める阪口大助さんは「レジェンドという名にふさわしい総勢17名が、次々に出演されます!最後までお見逃しなく」とワクワクした様子をみせました。

トップバッターを飾ったのは、1988年放送の「魔神英雄伝ワタル」から、戦部ワタル役の田中真弓さんと虎王・翔龍子役の伊倉一恵さんが登場。田中さんは、一番思い出に残っているシーンとして「龍神丸が『私は飛べない』っていうセリフが最高よね」と語り、伊倉さんは「濃いキャラクターが沢山いたんだけど、ヒミコの身体能力が凄すぎるところとかもよかったわよね」など、つい最近のことのように楽し気に熱く語り、オープニングテーマ「STEP」を軽快なダンスとともにアドリブを加えかわいらしく披露しました。

続いて登場したのは、2002年放送の「OVERMAN キングゲイナー」から、ゲイナー・サンガ役の野島裕史さん。「(今日の出演者の中では、僕は)若手です!(笑)制作中、富野監督がとにかく楽しそうでした。皆で温泉旅行も行ったりしたくらい。2話3話となるにつれ、どんどんコメディタッチになっていったんです」と富野監督との思い出について語り、監督自ら作詞を手掛けたというオープニングテーマ「キングゲイナー・オーバー」を、人前で初めて歌うというにも関わらず楽しげに披露しました。

1986年放送の「機動戦士ガンダムZZ」から、ジュドー・アーシタ役の矢尾一樹さんが登場。「ガンダムシリーズの中でも、この作品は女性キャラが多くて。個人的にはリィナが好きだったんだけど、ついこないだがプルを演じていた本多知恵子の命日だったんだよなぁ」としみじみと当時のメンバーを振り返りつつ、「これから歌う楽曲を歌っていた新井正人さんとはいつも酒を飲んでだなぁ」など、終始笑いを交えてトークを盛り上げ、オープニングテーマ「アニメじゃない、夢を忘れた古い地球人よ」を感情を込めて歌い上げました。

続いて、1983年放送の「装甲騎兵ボトムズ」から、キリコ・キュービィー役の郷田ほづみさんが登場。稲城にあるスコープドックの像の前で撮った写真を披露する場面も。そして、「29話目で「二人」という回がキリコとフィアナの二人だけが登場人物という回があったんです。初めてお酒を飲んで、実際にむせてしまうんですよ」という“むせた”という言葉が広まった経緯を説明し、“むせる”という言葉が合言葉のようになっている織田哲郎が歌を担当したオープニングテーマ「炎のさだめ」を熱唱しました。

1993年放送の「熱血最強ゴウザウラー」から、峯崎拳一役の高乃麗さんが登場。拳一としのぶとの関係について「年齢的にも好きという気持ちを意識したというより、あれ、キュンとした?という感情だったのかもね」と振り返り、「クラスメートは全員好きだったんだけど、金太が大切な試合を放り出して参戦してくれた時の金太はカッコよかった。“皆がピンチだから助けに来た!”ってね」と好きなエピードを熱く語りました。そして、オープニングテーマ「KEEP ON DREAMING」を拳一のように気合を入れて力強く披露しました。

続いて、1992年放送の「伝説の勇者ダ・ガーン」から、高杉星史役の松本梨香さんが登場。「最終回の、セリフが忘れられないんです。“みんながいて俺がいる…。今までもこれからもずっとずっと”っていうのが、実際の撮影とも気持ちが重なってしまって」と語り、みんなが力を合わせれば大丈夫という内容のオープニングテーマ「星の未来」を歌唱する中、「冗談じゃねぇ!俺は明日を信じてるんだ!明日はなぁ・・・俺たちが創るんだ!!」と大好きなセリフを入れながらパワフルに歌い上げました。

1997年放送の「勇者ガオガイガー」から、獅子王凱役の檜山修之さんが登場。たくさん必殺技が特徴的な中でも「敵にトドメをさす時の決め台詞で“光になれー!”というのがあるのですが、おさまりが悪くてね、自分なりになかなか納得できなかった記憶がある」と当時を振り返りました。そして歌い出だしの「ガガガ!ガガガ!」から始まるオープニングテーマ「勇者王誕生!」を熱く熱唱し、“ディバイディングドライバー””ゴルディオンハンマー“”ハンマーヘル“”光になれー“など必殺技を繰り出す際の決め台詞を披露しました。

「井上喜久子、17歳です」「おいおい!」とお決まりの挨拶で登場したのは、1996年発売の「機動戦士ガンダム08MS小隊」から、アイナ・サハリン役の井上喜久子さん。「ビームサーベルで雪山の雪を溶かして、露天風呂を作るシーンで、シローと温泉に入るシーンが好き。ガンダムで温泉だよ(笑)!そこで初めてアイナは自分を解放したのかな」と二人の関係を語ると、急遽シロー役の檜山修之さんも登壇し当時の想い出を語り合う場面も。そしてオープニングテーマ「嵐の中で輝いて」を、アイナの想いを胸に心を込めて熱唱しました。

今回の企画の中では一番最近スタートした作品となった、2006年放送の「コードギアス 反逆のルルーシュ」から、C.C.役のゆかなさんが登場。「現場の緊張感が凄かったんです。監督さんが自分を追い込み、皆も追い込むみたいな。そのヒリヒリした感じがすごくよかった。カロリーはかなり消費しましたけど」と当時を振り返りました。15周年を迎えNext 10years Projectが発表されたことをうけ、「あまり詳しく知らされてないのですが、皆頑張るんだろうな」と語るなど“ゆかなワールド”がさく裂し、オープニングテーマ「COLORS」を歌い上げました。

続いて、2002年放送の「機動戦士ガンダムSEED」から、ラクス・クライン役の田中理恵さんがセクシーな衣装で登場。「ラクスのセリフはとても心に響く一言が多いんです。“まず決める。そしてやり通す。それが何かを成す時の唯一の方法ですわ。きっと”というセリフには、当時私自身もずいぶん支えられました」と放送が終了してからも根深く人気のあるキャラクターへの愛情を明かしました。人前では初めて歌うというエンディングテーマ「あんなに一緒だったのに」で透明感溢れる歌声を披露しました。

放送から30周年となる、1991年放送の「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」から、風見ハヤト役の金丸淳一さんとブリード加賀役の関俊彦さんが登場。放送からあっという間の年月だったと振り返り、13台のバスツアーがあったという驚愕の人気ぶりを披露しMCを驚かしました。歌詞にある“今が苦しいからこそあしたが輝く”に対して金丸さんは「今の世の中だからこそ皆さんの心に刺さる歌だと思う」と語ると、関さんは「いい曲だよね。昔キャスト皆で歌ったバージョンもあった気がする」と当時を懐かしみながら、楽しげにセリフの掛け合いなどを多分に盛り込みながら、エンディングテーマ「Winners」を歌い上げました。

続いて、1995年放送の「新機動戦記ガンダムW」から、カトル・ラバーバ・ウィナー役の折笠愛さんが登場。印象に残っているカトルのセリフについて「“宇宙が教えてくれる”など、カトルにはとても難解なセリフが多くて、どう理解して演技すればいいか悩むこともありました。“黒カトル”のセリフもゾクゾクしますよね。“おかしいな、涙が流れている。ひとつも悲しくないのに”とかも大好き!」と当時を振り返り、まさにガンダムっぽいカッコいい曲という、オープニングテーマ「JUST COMMUNICATION」を圧巻の歌声で披露しました。

いよいよ終盤戦に突入し、1985年放送の「蒼き流星SPTレイズナー」よりアルバトロ・ナル・エイジ・アスカ役の井上和彦さんが登場。「放送から36年だって。ビックリだよね。レイズナーは2部構成だったんです。間に三年間くらいあって。急に人格変わっちゃうし、強くなるし。監督から“一粒で二度おいしいアニメにしたいんだよね”って言われて。生まれ変わったというか、ぶっちゃけ別人格として演じ分けたんです」と語り、オープニングテーマ「メロスのように-LONELY WAY-」をロマンティックに歌い上げました。

1987年放送の「シティーハンター」から、2度目となる槇村香役の伊倉一恵さんが着物姿で登場。32年間にわたり同じメインキャストで演じることについて「初めてきた大きな役だったので、ドキドキしたんですが、ちょっと私自身に近いとこもあったのでどうにか出来ました。2019年の劇場版では久しぶりだったので、あの声がまた出せるのか心配でボイストレーニングに通ったりしたんですよ。ただ、一言出すと当時にすっかり戻った気がしました」と語り、オープニングテーマ「City Hunter~愛よ消えないで~」を熱唱しました。

続いて、1988年放送の「鎧伝サムライトルーパー」から、烈火のリョウ役の草尾毅さんが登場。本作の声優陣でNG5という声優ユニットを組んで一斉風靡したという話に対し、「NGをよく出す5人組みっていうのではなく本当はナイスガイの5人組N.G.FIVEが正しいんです」というエピソードを披露し、「まだみんな駆け出しだったから精一杯頑張ってた記憶があります。ただ昔過ぎて詳しくは覚えてなくて・・・」と疲れが見えるMCを気遣い笑わせる場面も。そしてオープニングテーマ「サムライハート」を力強く歌い上げました。

いよいよオオトリとなるのは、1982年公開の『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』から、アムロ・レイ役の古谷徹さんが登場。「25歳のときから42年ですか。今もコラボ商品とかCMとかで演じ続けているキャラクターなので、自分の分身であり完全にライフワークになっています。ガンダムは世界中で、老若男女好きな人が沢山いてくれる。僕にとっては宝物ですね。あの作品があるから今の自分がいる」と語りました。「ただ、アムロ・レイを演じることにおいては、今の自分は25歳の頃の自分にはかなわない」という深い話も。そして本日の最後の曲となる主題歌「めぐりあい」を甘い歌声でドラマティックに歌い上げ、有終の美をかざりました。

声優紅白サンライズONLINE LIVE全16曲が終了し、司会の浪川さんは「アニメの力ってすごいなって。何年たっても凄いものはすごい」と興奮気味に語ると、阪口さんは「その曲を聞くと当時に戻れますよね。ぼくはもう、(司会ではなく)ここに座っているお客さんでした」と本日の感想を述べ、阪口さんは「まだまだ厳しい情勢続いておりますが、きっとまた皆さんと一緒に、一緒の会場で声優紅白歌合戦が開催できることを期待しております」と締めくくりました。時代の憂いも痛みも吹き飛ばすような、アニメーションの力と、元気いっぱいの歌声が画面越しに鳴り響き、大盛況の内に幕を閉じました。

また、声優紅白公式Twitterアカウント(@seiyu_kouhaku)では、本番終了後の出演者の方々からのビデオメッセージもございますので、そちらもぜひご覧ください。

◆「声優紅白サンライズ ONLINE LIVE」概要

日 時:2021年2月21日(日)
18:00視聴サイトオープン/18:30開演
配信プラットフォーム:PIA LIVESTREAM
MC:阪口大助/浪川大輔 ※50音順

出演作品/出演者/歌唱楽曲  ※作品放送年順
機動戦士ガンダムⅢめぐりあい宇宙編/古谷徹/めぐりあい
装甲騎兵ボトムズ/郷田ほづみ/炎のさだめ
蒼き流星SPTレイズナー/井上和彦/メロスのように -LONELY WAY-
機動戦士ガンダムZZ/矢尾一樹/アニメじゃない~夢を忘れた古い地球人よ~
シティーハンター/伊倉一恵/CITY HUNTER~愛よ消えないで~
魔神英雄伝ワタル/田中真弓 伊倉一恵/STEP
鎧伝サムライトルーパー/草尾毅/サムライハート
新世紀GPXサイバーフォーミュラ/金丸淳一 関俊彦/Winners
伝説の勇者ダ・ガーン/松本梨香/風の未来へ
熱血最強ゴウザウラー/高乃麗/KEEP ON DREAMING
新機動戦記ガンダムW/折笠愛/JUST COMMUNICATION
機動戦士ガンダム第08MS小隊/井上喜久子/嵐の中で輝いて
勇者王ガオガイガー/檜山修之/勇者王誕生!
OVERMANキングゲイナー/野島裕史/キングゲイナー・オーバー!
機動戦士ガンダムSEED/田中理恵/あんなに一緒だったのに
コードギアス 反逆のルルーシュ/ゆかな/COLORS

主催:「声優紅白サンライズ ONLINE LIVE」実行委員会
協賛:Cygames/バンダイ/バンダイスピリッツ/ホビージャパン 協力:第一興商/ファミリー劇場
URL:http://seiyu-kouhaku.jp twitter:@seiyu_kouhaku
©「声優紅白サンライズ ONLINE LIVE」実行委員会

 

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