勇者指令ダグオン

勇者高校生が宇宙の犯罪者と戦う「勇者」シリーズの第7弾

【ストーリー】
宇宙監獄サルガッソが凶悪な囚人たちに占拠された。自由を得、血に飢えた彼らは惑星襲撃を計画、その標的に地球が選ばれてしまう。凶悪宇宙人サンドール星人の砂塵攻撃で街が混乱する中、大堂寺炎たち山海高校の5人は、宇宙警察機構ブレイブ星人によって異空間に呼びこまれた。そこで地球の危機を知らされた炎たちは、ブレイブ星人から地球を守る勇者「ダグオン」に任命され、地球の平和を託される。強化服ダグテクターをまとい変身した炎たち5人は、サポートメカのダグビークルと融合合体し、勇者ロボットとなって凶悪な宇宙人や巨大宇宙生物と戦っていく。

【解説】
本作では高校生のチームが勇者となって戦うという新機軸を打ち出しており、玩具の購買層である子供たちだけでなく、主人公たちと同年代の視聴者層（ハイティーン以上の男女）も今までのシリーズ以上に拡大させた。また、これまでのシリーズでは人間は勇者ロボットたちのパートナーや操縦者という立場であったのに対して、本作ではブレイブ星人の超科学の助けがあるとはいえ、生身の人間である主人公たちが、勇者ロボットへと融合合体するという点も特徴となっている。

ダグオンたちは「トライダグオン！」の掛け声とともに、左腕に装着した腕時計型のダグコマンダーを操作し、強化服ダグテクターを装着。さらに支援メカのダグビークルと融合合体することによりロボット形態になる。

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  大堂寺炎(だいどうじえん)

  自称ダグオンのリーダー。学校一の問題児だが、反面、強い正義感の持ち主で仲間たちから信頼されている。ファイヤーエンへと変身し、鳥形態へ変形しての飛行が可能。

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  ファイヤーエン

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  ダグファイヤー

  ファイヤーエンとファイヤーストラトスが「融合合体」した姿。全高10.8メートル、重量20トン。

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  ファイヤーストラトス

  エンが乗る専属メカで、スーパーカータイプの車。普段は本物のパトカーに偽装している。

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  ファイヤージャンボ

  ジャンボジェットスタイルのサポートメカ。他のマシンを収納して長距離移動が可能。

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  ファイヤーレスキュー

  救急車タイプのサポートマシン。ファイヤーダグオンの左腕として変型合体する。

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  ファイヤーラダー

  はしご付き消防車タイプのサポートマシン。ファイヤーダグオンの右腕として変型合体する。

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  ファイヤーダグオン

  ダグファイヤーとファイヤージャンボ、ファイヤーラダー、ファイヤーレスキューが合体した姿。全高20.4メートル、重量70トン。

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  ファイヤーショベル

  パワーショベルタイプのサポートマシン。工事現場で急遽改造されたのち正式に採用された。

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  パワーダグオン

  ダグファイヤーとファイヤーショベルが合体した姿。その名のとおり力技を得意としている。全高20.2メートル、重量72トン。

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  スーパーファイヤーダグオン

  ファイヤーダグオンに、ファイヤーショベルが「超火炎合体」することで誕生する最強の勇者。全高25.6メートル、重量142トン。

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  広瀬海(ひろせかい)

  冷静沈着な風紀委員長。高速走行が可能なターボカイに変身。ダグターボへと「融合合体」。

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  ターボカイ

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  ダグターボ

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  沢邑森(さわむらしん)

  お調子者の柔道部主将。全身火器装備のアーマーシンに変身。ダグアーマーへと「融合合体」。

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  アーマーシン

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  ダグアーマー

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  風祭翼(かざまつりよく)

  マイペースな天才少年。ウイングヨクに変身、冷凍攻撃を行う。ダグウイングへと「融合合体」。

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  ウイングヨク

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  ダグウィング

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  黒岩激(くろいわげき)

  風雲高校の番長。ドリルゲキに変身、地底移動が可能。ダグドリルへと「融合合体」。

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  ドリルゲキ

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  ダグドリル

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  刃柴竜(はしばりゅう)

  無口で孤独を好む。シャドーリュウに変身、隠密活動を行う。ダグシャドーへと「融合合体」。

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  シャドーリュウ

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  ダグシャドー

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  宇津美雷(うつみらい)

  宇宙警察機構の新米刑事でジンライ星人。サンダーライに変身。ダグサンダーへと「融合合体」。

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  サンダーライ

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  ダグサンダー

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  サンダーダグオン

  ダグサンダーとスペースシャトル型サポートメカ、サンダーシャトルが合体した姿。全高20.7メートル、重量58.5トン。

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  スーパーライナーダグオン

  ダグターボ、ダグアーマー、ダグウイングの３体が合体したライナーダグオンに、ダグドリルが強化パーツとして合体した姿。メインの人格は海が担当。全高24.5メートル、重量110トン。

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  シャドーダグオン

  ダグシャドーと動物型サポートメカ3体が合体した姿。全高20.3メートル、重量63.6トン。

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  戸部真理亜

  炎の同級生で超常現象研究会の会長。オカルトが趣味で、ダグオンが関係した事件にたびたび巻きこまれる。

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  戸部学

  真理亜の弟。ダグオンの大ファンでその正体を知りたがっている。周囲からは「ガク」と呼ばれている。

最初は、５人のチームワークすらままならなかったダグオンたちだが、次々と襲来する凶悪宇宙人たちとの戦いを経て絆を深めていく。また、宇宙から来た新たな仲間たちと触れあうことで、精神的にも成長していった。

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  大堂寺 炎たちは、宇宙人の襲撃から逃れるため、駐めてあったパトカーに乗りこむ。だが、脱出の途上、異空間に入りこんでしまう。

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  炎たちは強化服を装着し、サポートメカのダグビークルと「融合合体」し、勇者ロボットとなって、凶悪な宇宙人の襲撃から、地球を守るため戦っていく。

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  新たにダグオンの仲間となる剣星人のライアン。母星をアーク星人によって滅ぼされ、仇であるアーク星人を追っている。

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  炎とのケンカで腕を折られた激だったが、ダグオンの仲間となり炎とも名コンビに。一方で真理亜に惚れているのだが、想いは通じず。

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  山海高校超常現象研究会の会長の戸部真理亜。危険な目に何度も合うが、好奇心旺盛で不思議な事件を解明しようとますますはりきる。

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  ダグオンの正体は、身近な人たちにも秘密になっている。だから彼らは、普段は普通の高校生として学校に通っている。

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  ライアンは、人型から剣型のライオソード（手前）に変形することができ、ダグオンたちの強力な武器となった。

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  ダグオン最強の武器「無限砲」に変形するガンキッドが登場。元々はメカージュ星人に専用武器として作られたのだが、ライアンの説得でダグオンの一員となった。

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  ガンキッド（人型、左奥）とは剣星人の言葉で「新しい命」を意味し、ライアン（右奥）が命名。５歳児くらいの人格でライアンが保護者代わり。

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  犯人を追跡し来訪した宇宙警察機構の刑事ルナ。一時的にダグオンたちの指揮官となった。

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  戦闘時にルナは強化服を装着し、ギャラクシールナ（右端）に変身。ダグオンたちの戦いの指示を出すなどサポートする。

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  凶悪宇宙人クイーンザゴスに苦戦するダグファイヤー。クイーンザゴスこそ、ルナが追跡していた相手だった。

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  ルナはパワーショベルからファイヤーショベルを急造。ダグファイヤーはそれと合体しパワーダグオンとなり、クイーンザゴスを倒す。

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  地球のダグオンの新メンバーとして、宇宙警察機構から雷（右端）が着任。彼は山海高校にも転入し、リュウのクラスメイトになる。

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  サンダーバイクと融合合体したサンダーライは、さらにサンダーシャトルと「雷鳴合体」することでサンダーダグオンになることができる。

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  宇宙監獄サルガッソを支配した凶悪宇宙人ワルガイア三兄弟。左から長男のマドー、三男のヒドー、次男のゲドー。

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  ワルガイア三兄弟の三男ヒドーは、ルナを洗脳し自分の部下にしてしまう。そして、人間に変身して、ダグオンたちを監視していた。

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  ヒドーに襲われた真理亜は、自分をかばって傷ついたファイヤーエンの正体を知ると同時に、彼に対する気持ちも変化させていく。

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  サルガッソを地球へ近づけ、総攻撃を宣言してきたワルガイア三兄弟を迎え撃つべく、ダグオンたちは宇宙へ向かう。

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  ３本の角を持つワルガイヤ三兄弟の長男マドー。エネルギー吸収能力や重力波発生装置でダグオンたちを苦しめた。

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  右手にライオソード、左手には無限砲を装備したスーパーファイヤーダグオン。炎たちはついにワルガイヤ三兄弟の撃破に成功。

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  サルガッソには、実体を持たないジェノサイドという生命体が乗り移っていた。そしてその目的は地球との融合なのだ。

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  ダグオンたちは基地であり巨大ロボットに変型するダグベースと融合合体、全員の力を結集し、サルガッソの破壊に成功する。

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  ジェノサイドは地球と融合し地球人を操ろうと、まずファイヤーダグオンと融合する。

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  炎の精神攻撃で封じられ、ジェノサイドはスーパーファイヤーダグオンとともに砕け散る。

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  ジェノサイドを倒した後、行方不明になっていた炎だが、真理亜との約束があった日、傷つきながらも地球への帰還を果たした。

宇宙警察機構の刑事たちをはじめ、サルガッソに収監された種々雑多な宇宙人の存在など、地球人がまだ知らない世界がこの宇宙には広がっている。

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  宇宙監獄サルガッソ。宇宙警察機構が小惑星を基礎に建造したもので、移動能力を有する。

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  ダグオンたちの基地ダグベースの内部。普段は、山海高校近くの巨大洞窟に隠されている。緊急時には、空母ないしロボットに変形して出撃。

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  地球の守護を炎たちに託したブレイブ星人。ダグオンたちの危機にはたびたび駆けつけ、ワルガイア三兄弟との戦いで命を落とした。