銀河漂流バイファム13

©バイファム13 製作委員会

作品名

銀河漂流バイファム13

作品名
(ひらがな)
ぎんがひょうりゅうばいふぁむ
Title
(英語表記)
ROUND VERNIAN VIFAM 13
放送開始1998年3月21日
放送終了1998年10月3日
話数全26話
スタジオバイファムスタジオ
主題歌 OP 「オメガの扉〜HELLO, VIFAM」 歌/KATSUMI
ED 「Don't Cry」 歌/前田 愛、前田亜季
関連リンクhttp://www.vifam.net/
  • キャスト

    ロディ・シャッフル/保志総一朗
    フレッド・シャッフル/菊池英博
    スコット・ヘイワード/鳥海勝美
    バーツ・ライアン/竹村 拓
    ケンツ・ノートン/野沢雅子
    カチュア・ピアスン/笠原弘子
    クレア・バーブランド/冨永みーな
    ジミー・エリル/千々松幸子
    ペンチ・イライザ/あきやまるな
    マキ・ローウェル/手塚ちはる
    シャロン・パブリン/原 えりこ
    マルロ・Jr.・ボナー/佐々木るん
    ルチーナ・プレシェット/滝沢久美子
    ナレーション/大滝進矢

  • スタッフ

    企画制作/サンライズ
    原案/矢立 肇、富野由悠季
    原作/神田武幸、星山博之
    キャラクターデザイン/芦田豊雄
    メカニカルデザイン/大河原邦男
    美術監督/丸森俊昭
    色彩設計/高木雅人(リップフィルム)
    撮影監督/桶田一屡
    編集/森田清次
    音響監督/太田克己
    音楽/渡辺俊幸
    プロデューサー/植田益朗、丸谷嘉彦
    監督/川瀬敏文

ストーリー&解説

13年の時を経て新たに描かれたジェイナス号の13人の旅路!

【ストーリー】
異星人の急襲を受け、植民星を脱出して地球軍の練習艦ジェイナス号で宇宙を旅する13人の子供たち。異星人の赤ちゃんの保護や、敵方の難民保護組織ラピスとの遭遇といった事件を経て、彼らは家族が囚われているというタウト星を目指すのだった。

【解説】
『銀河漂流バイファム』の放映終了から13年半を経て製作されたTVシリーズ。続編や番外編ではなく、前作の第22〜26話に相当する時期のエピソードを新作。『バイファム』ファンにとっては懐かしい、旅の途中の13人の姿を、新鮮なかたちで描いた。

キャラクター

ジェイナス号の13人は戦況を左右することはなく、プロの戦士でもない。彼らは当たり前の少年少女として成長し、仲間との絆を深めていく。

  • バーツ・ライアン(左) ロディ・シャッフル(右)

    バーツ・ライアン(左) ロディ・シャッフル(右)

    バーツは行動派でありながら心優しく、思いやりのある性格の持ち主。ネオファムに乗る。ロディは熱血漢で活発、喜怒哀楽を素直に表現できるタイプ。バイファムを駆る。

  • ジミー・エリル(左) カチュア・ピアスン(右)

    ジミー・エリル(左) カチュア・ピアスン(右)

    内向的で口下手なジミーは、実は頑固者。物静かではかなげな容姿のカチュアは、地球人に育てられたククトニアン。

  • スコット・ヘイワード(左) クレア・バーブランド(右)

    スコット・ヘイワード(左) クレア・バーブランド(右)

    融通の利かない性格のスコットだったが、今では名実共にリーダーに。クレアは、しっかり者で皆のお姉さん的な存在。

  • フレッド・ シャッフル(左) ペンチ・イライザ(右)

    フレッド・ シャッフル(左) ペンチ・イライザ(右)

    兄とは対照的に、引っ込み思案で泣き虫のフレッドだが、メカには強い。読書を愛するペンチは、フレッドの憧れの人。

  • マルロ・Jr.・ボナー(左) ルチーナ・プレシェット(右)

    マルロ・Jr.・ボナー(左) ルチーナ・プレシェット(右)

    最年少の二人。彼らの天真爛漫さが一行の心を和ませることも多い。マルロはルチーナに、早くも尻に敷かれ気味!?

  • シャロン・パブリン

    シャロン・パブリン

    カラッと明るい性格の一方で、協調性に欠ける言動を取ることも。ククトニアンの赤ちゃんの世話を買って出る。

  • マキ・ローウェル(左) ケンツ・ノートン(右)

    マキ・ローウェル(左) ケンツ・ノートン(右)

    マキはボーイッシュかつキュートな引き締め役。張り切り少年ケンツは、トラブルメーカー兼ムードメーカー。

  • ラウンドバーニアン

    ラウンドバーニアン

    地球軍の宇宙戦闘用兵器。姿勢制御用可動バーニア・スラスターを機体各所に持つ。機種名はネオファム(左)、バイファム(中央)、トゥランファム(右)。

シーン

タウト星を目指す、守ってくれる者のいない旅路の中で、襲いかかる苦難の数々。丁寧に、濃密に描き続けられた、ちょっとした日常の一コマ一コマの積み重ねが、本作の最大の特徴だ。

  • 破壊された敵ステーションで見つけたククトニアンの双子の赤ちゃんをめぐって、子供たちによる子育て奮戦記が繰り広げられた。

  • ククトニアンの難民保護組織、ラピスの一員であるホルテ(右)とルービン(左)。ジェイナス号の子供たちを保護しようとする。

  • 双子の赤ちゃんの父親は、ジェイナス号を追跡していたククトニアンのルルドだった。

  • だがシャロンから双子を返されたルルドは、攻撃を中止し去っていった。

  • 二つあるタウト星のうち一つに降り立ったが、そこに両親はいなかった。旅を続けるため、子供たちは再びジェイナスの待つ宇宙へと飛び立つ。

WORLD

物語の舞台は、二つの知的生命体が争う戦時下の宇宙。だがカメラは、子供たちに寄り添い続ける。彼らが出会った人々、体験したできごと、そして存在した場所――それが『バイファム』の世界なのだ。

  • 地球軍の外宇宙練習艦ジェイナス。クレアド星からの脱出に使われ、その後、子供たちと長い旅路をともにする。

  • ジェイナスが遭遇する地球人との交戦で大破した異星人ククトニアンのステーション。戦火が宇宙に広がっていることがうががえる。

  • クレアド星で発掘された、ククトニアンが設置した環境再生装置。地球人はそれと知りながら、異星人の先住する星に進出していたのだ。

  • 子供たちの両親が囚われているはずのタウト星。しかし、そこはククトニアンの姿すら見られない無人の星だった。