クラッシャージョウ　氷結監獄の罠

根強い人気を誇るスペースオペラシリーズ
劇場版から６年を経て、OVAで復活

【ストーリー】
独裁者ゲルスタンの圧政に苦しむキリウス人民共和国から、クラッシャーチームに救援要請が入った。「氷結の監獄」として知られる衛星デブリが、突如母星に落下しつつあったのだ。食い止めるために緊急出動したジョウたち。だが落下事件そのものが、実は壮大な罠だったのだ……!!

【解説】
映画版公開から６年後の発売となる高千穂 遙原作によるスペースオペラシリーズのOVA作品。キャラクターおよびメカは安彦良和のデザインを踏襲し、オプチカルシーンなど特殊効果の面でも前作から大きく進歩した。アクションの連続と展開の速さで、手に汗にぎる緊迫感を演出している。

劇場版前作に引き続き、クラッシャージョウチームのメンバー4 人は本作も健在。ゲストにはゲルスタン総帥と腹心ヒュームという、くせ者二人組が加わる。

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  ジョウ

  宇宙の何でも屋、クラッシャーチームの若きリーダー。熱血漢で行動派。奇想天外な作戦で、危機的状況を打開する。

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  アルフィン

  元惑星ピザンの王女も、いまや一人前のクルーに成長。行方不明のジョウの救出に、八面六臂の大活躍を演じる。艦載機ファイターの操縦もお手のもの。

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  リッキー

  チームのメカニック。ゲルスタンとヒュームの罠にはまり、絶体絶命のピンチに陥るも、持ち前の機転で脱出口を拓く。

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  タロス

  ミネルバの操縦士にして、チームの貴重なご意見番。今回もピンチ脱出に大活躍。物語冒頭の休暇シーンでは、思わぬ若さ（？）も垣間見せてくれる。

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  ゲルスタン総帥

  キリウス人民共和国政府総帥。かつては革命の闘士だったが、いまや人民を弾圧する独裁者に。反対勢力を一掃する機会をうかがう。

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  ヒューム

  ゲルスタンの忠実な腹心。衛星デブリ落下事件を仕組む。監獄に収容する反体制の囚人もろとも一掃する陰謀を企み、ジョウたちをおびき寄せる。

冒頭のリゾートシーンから一転、場面は氷結監獄救出作戦へ。衛星が落下するという絶望的展開の中、ジョウが決断した氷結デブリ離脱作戦は、奇想天外なものだった。

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  ビーチでくつろぐジョウ。休暇中とはいえ、りりしい表情を崩さないあたりは、やはり主人公の真骨頂といえよう。

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  ビーチでリッキーと戯れるアルフィン。水着ポロリは、ファンサービスのお約束だ。

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  休暇は取り消し。緊急のミッションに駆り出されることとなり、唖然とする一同。

崩壊と破滅のカウントダウン
決死のミッションの行方は？

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  依頼主は、キリウス政府のゲルスタン総帥の腹心ヒューム。仕事の内容は監獄衛星デブリの落下阻止だという。

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  ヒュームに、依頼を受けるジョウたち。怪しげな雰囲気を感じつつも、彼らは作戦を開始する。

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  氷結の囚人衛星デブリで使役されていた囚人たち。彼らは絶望し、気力を失っていた。

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  囚人たちとともに閉じこめられたジョウは、ピンチ脱出のための策を講じる。

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  氷結したブロックごと離脱に成功。さらに襲いかかってくるキリウス軍に、ジョウは肉弾戦を挑む！

惑星オーロを周回していた衛星デブリは、全体が氷で構成されており、水資源を母星に供給する貴重な存在。独裁者ゲルスタンは、ここへ反体制メンバーたちを捕らえては次々と送りこみ、水資源掘削に使役していたのだ。だがある時、この衛星は軌道を外れ、母星への衝突コースに乗ってしまう。放置すれば大災害になることは必至だ。

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  氷結衛星の中に閉じこめられ、絶望の淵に沈む囚人たち。元々、彼らは反体制派というだけで、何も罪を犯していない。

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  オーロの軌道ステーションに到着する母艦ミネルバ。ここでジョウたちはデブリ落下阻止と救出作戦を政府側と打ち合わせる。

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  氷結衛星デブリを周回するミネルバ。落下コースに入った衛星の軌道を変更する荒技は、クラッシャーならではの技術。