THE ビッグオー

記憶喪失の街の事件を解決する交渉人（ネゴシエイター）

【ストーリー】
40年前、何らかの原因で記憶をなくした街、パラダイムシティ。ネゴシエイターのロジャー・スミスは、交渉術に加えて「メガデウス」と呼ばれる巨大ロボットのビッグオーを操り、この街で起こる数々の難事件に挑む。事件の裏には、街の記憶「メモリー」を捜して暗躍する正体不明の女エンジェルや、街を牛耳るパラダイム社の社長アレックス・ローズウォーターの陰謀が見え隠れする。ロジャーは次第に、この世界の謎に直面していく。

【解説】
ニューヨークのマンハッタン島にある「街全体が過去の記憶・記録を喪失した都市」を舞台に、レトロ調でスタイリッシュな巨大ロボットが活躍するオリジナル作品。ロボットアニメにアメリカンコミックやカートゥーンの要素を組みこんだ作品として、米国のケーブルテレビ、カートゥーン・ネットワークでも放映された。日米での高い評価を受け、後に続編が製作された。

パラダイムシティの交渉人ロジャー・スミスは、難事件を交渉で解決するのが仕事だ。そしてメガデウスが必要な事件ではビッグオーに搭乗し、その解決に臨むのである。

CAST IN THE NAME OF GOD, YE NOT GUILTY.

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  ロジャー・スミス

  パラダイムシティ随一を自称する敏腕のネゴシエイター（交渉人）。ビッグオーのドミュナス。

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  ビッグオー

  全高30メートル。「THE ビッグ」と呼称されるメガデウスの一体で、ロジャー・スミスをドミュナス（適合者）とする。必殺技は剛腕から繰り出すサドン・インパクト。

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  Ｒ・ドロシー・ウェインライト

  誘拐事件をきっかけにロジャーの家で働くこととなった少女型アンドロイド。メガデウスに関するメモリーを保有する。

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  エンジェル

  ユニオンの女スパイ。アレックス・ローズウォーターの秘書や依頼人としての身分でロジャーに事あるごとに接触する。

ベックによる誘拐事件をきっかけに、ロジャーはＲ・ドロシーを守る立場となる。頻出する怪物やメガデウスに対応できるのはロジャーの乗るビッグオーだけだ。

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  ソルダーノ重工の社長から、ロジャーは令嬢誘拐事件の交渉を依頼される。だが、誘拐されたドロシーはアンドロイドだった。

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  ベックの魔の手から救い出されたＲ・ドロシーは、交渉の依頼料としてロジャーの家に住みこみで働くことになった。

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  正体不明の女スパイ、エンジェルは、いつしかロジャーに好意を抱いてゆく。だが彼女はメモリーを捜す任務を負っていた。

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  かつて空港であった場所で、ビッグオーは、40年前の真実を追う男シュバルツ・バルトの操縦する第2の「THEビッグ」、ビッグデュオと死闘を演じる。

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  パラダイムシティに海から迫りくる異国の3体のメガデウス。ロジャーはビッグオーに乗り果敢に挑んでゆく。

40年前に発生した何かで記憶を無くした街、パラダイムシティ。この街には40年前に起こった事件による傷跡が刻まれ、人々はパラダイム社が統治するドームの中で生活を送る。その地下には迷宮が存在する。

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  ドームを支えるパラダイム社本社ビル。ドームの外はスラム街と化し、富裕層のみがドーム内に暮らしている。

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  ロジャー・スミスの邸宅があるビル。地下にはビッグオーの格納庫があり、移動用鉄路へと続いている。