THE ビッグオー second season

記憶を求めた人々の行動は、記憶喪失の街の謎を呼び覚ます

【ストーリー】
40年前に何らかの原因で記憶を無くした街、パラダイムシティ。この街随一のネゴシエイター、ロジャー・スミスは、「メガデウス」と呼ばれる巨大ロボットのビッグオーとともに、街を牛耳るパラダイム社の社長アレックスや異国の勢力ユニオンと数々の事件を通じて対決してきた。アレックスとロジャーの対決の時が迫る中、ユニオンの女スパイ、エンジェルは、流浪の果てにパラダイムシティに隠された秘密の核心部分へと辿りつく。

【解説】
巨大ロボットアニメとアメリカン・コミックとの融合を狙ったオリジナル作品。『THE ビッグオー』のファーストシーズンは、米国のケーブルテレビ、カートゥーン・ネットワークで放映されたことで米国での人気が上昇、さらに日本での評価を受けて、本来第14～26話として製作される予定だった物語が、セカンドシーズンとして製作された。一話完結であった物語は、セカンドシーズンでそれぞれが紡がれてゆくかたちとなり、奔流となってラストへとなだれこむ。

パラダイムシティの失われた記憶「メモリー」をめぐる事件の中で、パラダイム社やユニオンとロジャーは対立してゆく。そして戦いは、最強のメガデウス「THE ビッグ」同士の激突に発展する。

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  ロジャー・スミス

  パラダイムシティの敏腕ネゴシエイター。ビッグオーのドミュナス。

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  ビッグオー

  全高30メートル。「THE ビッグ」と呼称される強力なメガデウスの一体で、ロジャーをドミュナス（適合者）とする。必殺技は剛腕から繰り出すサドン・インパクト。

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  アレックス・ローズウォーター

  パラダイム社の社長。ビッグファウのドミュナス。

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  ビッグファウ

  アレックス・ローズウォーターをドミュナスとする第３のTHE ビッグ。水中戦に特化している。

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  Ｒ・ドロシー・ウェインライト

  ロジャーの家で働いている少女型アンドロイド。メガデウスに関するメモリーを保有する。

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  アラン・ゲイブリエル

  ユニオンのエージェント。半機械人間。

メガデウスのメモリーはロジャーの助手をする少女アンドロイドのＲ・ドロシーの中にあった。メモリーを求めて暗躍するアラン・ゲイブリエル。そしてアレックスは、ついにドロシーのメモリーを入手し、ビッグファウの機動に成功する。

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  Ｒ・ドロシーの破壊を企むアラン・ゲイブリエル。ビッグオーのモニターに映し出されたその危機を見てロジャーは現場に駆けつける。

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  連れ去られるＲ・ドロシーを追うロジャーの前に現れるビッグデュオ・インフェルノ。そのコクピットにはアラン・ゲイブリエルが。

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  パラダイムシティの最下層部で女スパイエンジェルはすべてのものを消し去る第４のTHEビッグ、ビッグヴィヌスを起動させる。

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  「自分自身の存在を否定してはいけない。人として生きるんだ」ロジャーの最後の交渉の言葉が、エンジェルの胸に響き渡る。

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  Ｒ・ドロシーのメモリーを利用し、アレックス・ローズウォーターは第３のTHE ビッグ、ビッグファウを機動させる。黒と白。２体のメガデウスの戦闘は、熱く激しいものとなった。

40年前に記憶を無くした街、パラダイムシティ。実はこの街は、何者かが創世した巨大な舞台装置だった。街をゆく人々は皆アンドロイドで、地下では人々の記憶の出来事が、舞台で撮影された偶像として語られていく。

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  パラダイムシティの上空から燦々と降り注ぐ巨大なスポットライト。アラン・ゲイブリエルの死を境に、世界の崩壊が始まる。

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  エンジェルはパラダイムシティの下層で、幼少の頃に過ごした家と同じ舞台装置を発見し、自分を取り巻く世界に疑いを抱く。