思春期美少女合体ロボ ジーマイン

©サンライズ・バンダイビジュアル

作品名

思春期美少女合体ロボ ジーマイン

作品名
(ひらがな)
ししゅんきびしょうじょがったいろぼじ-まいん
Title
(英語表記)
Z-MIND
第1巻発売日1999年2月25日
最終巻発売日1999年7月25日
話数全6話
スタジオ第8スタジオ
主題歌 OP 「乙女の祈り」 歌/岩永雅子
ED 「rouge/赤」 歌/岩永雅子
  • キャスト

    あやめ/浜野ゆうき
    れんげ/浅野まゆみ
    すみれ/みうらうらら
    さつき/伊藤栄味子
    辰之助/緒方賢一
    琴/峰あつ子
    梅乃/田中真弓
    あきら/石田 彰
    ジム・ペキンパー/加藤精三
    甲児/伊藤健太郎

  • スタッフ

    企画/サンライズ
    原作/矢立 肇
    シリーズ構成・脚本/五武冬史
    キャラクターデザイン/波丸 鴨
    メカニカルデザイン/青木健太
    美術デザイン/青木智由紀
    美術監督/鈴木和彦
    色彩設計/木原悦郎
    総作画監督/渡辺和夫
    撮影監督/小澤次雄
    編集/船見康恵
    音響監督/清水勝則
    音楽プロデュース/井上俊次(AYERS)
    音楽/信田かずお
    監督/松村やすひろ
    プロデューサー/長谷川 徹(サンライズ)
            松本 健(バンダイビジュアル)

ストーリー&解説

美少女四姉妹が浅草を舞台に活躍するロボットアニメ

【ストーリー】
地球侵略を企てるオーガピエンスが日本上空に現れた。特殊なDNAの持ち主であったあやめは、謎の青年甲児から巨大ロボット、ジーマインのパイロットに選出される。突然の出来事に驚きつつも、オーガピエンスの先兵を撃破したあやめとその妹たちは、愛する家族と地球を守るために立ち上がった。

【解説】
サンライズ初の試みとなった完全オリジナル企画によるOVAシリーズ。主役ロボットのパイロットに全員美少女が選ばれるという、従来のロボットアニメにない趣向を導入。また、主人公の4姉妹は両親を幼児期に亡くしているという設定で、ロボットアクションだけではなく、家族愛をテーマにしたドラマが展開された。

キャラクター

ジーマインを動かすには選ばれたDNAを持つパイロットが必要だ。そのDNAを所持しているのは、世界中でもあやめとその妹たちの4人だけである。

  • 花川戸あやめ

    花川戸あやめ

    花川戸家の長女。一見、大人しそうだが、芯が強く、意外と勝気な面もある。

  • 花川戸れんげ

    花川戸れんげ

    次女で、考えるよりすぐ実行する行動派。三女のすみれとは双子の姉妹。Z-2の操縦者をつとめている。

  • 花川戸すみれ

    花川戸すみれ

    れんげとは対照的なクールな三女。その性格を活かし、戦闘時は戦況分析を担当する。Z-3のパイロット。

  • 花川戸さつき

    花川戸さつき

    ちょっとおませな甘えん坊の四女。実は憑依体質で、その体には四姉妹の母の魂が残留思念として存在している。

  • ジム・ペキンパー

    ジム・ペキンパー

    対オーガピエンス戦闘部隊の最高司令官。ジーマインの開発にもたずさわっており、四姉妹の直属の上司。

  • Z-1(マインアタッカー)

    Z-1(マインアタッカー)

    全長25メートルの空中戦用ロボット。右手に内蔵されたマインソードで戦う。操縦者はあやめ。

  • Z-2(マインバトラー)

    Z-2(マインバトラー)

    陸上戦用のマシンで、3機体の中で最も優れた攻撃力を持つ。両腕に取りつけられたバルカン砲が主要武器。

  • Z-3(マインクラッシャー)

    Z-3(マインクラッシャー)

    水中戦用だが、胸部から発射される超音波砲は、陸上においても強大な威力を発揮する。操縦者はすみれ。

  • ジーマイン

    ジーマイン

    Z-1、Z-2、Z-3の3体が合体した巨大ロボット。敵に対抗できる唯一の存在。四姉妹が搭乗し戦うが、主な操縦はあやめが担う。

オーガピエンス

  • 前線司令官(MC335)

    前線司令官(MC335)

    ジーマイン抹殺の指令を受け、未来からやってきた。体を自由自在に変化させられる無機生命体。

  • 甲児

    甲児

    オーガピエンスに作られた人造人間。未来人に捕まり、四姉妹を守るよう再プログラミングされた。

シーン

幼い頃に両親を事故で失った四姉妹は、叔父夫婦の養女として引き取られた。実の親子ではないが、4人と養父母の間には、家族の絆が固く結ばれており、作中ではその繋がりを証明するエピソードが多い。

  • 突如出現した、オーガピエンスの次元艦。戸惑う人々を尻目に、無差別攻撃が開始された。

  • 恐怖で動けなかったあやめは、そこへテレポートしてきた甲児によって助けられる。

  • 光のエネルギーラインに包まれると、着ていた服が消え、素肌をパイロットスーツが覆う。

  • ジーマインの必殺技の一つ、ジートマホーク。その切れ味は抜群で、敵を一刀両断する。

  • 敵の司令官MC335と次元艦が合体。ジーベースを一撃で破壊する攻撃力を発揮する。

  • 敵の攻撃によって、浅草は次々と破壊されていく。4人は街を護りたいと強く願った。

「命に代えても、この街を護るのよ!!」(あやめ)

  • 4人の心が一つとなったとき、奇跡が起こった。ジーマインが黄金に輝きだしたのだ。

  • 戦いに勝利した姉妹を、養父母は温かく迎える。取り戻した平和を4人は心から喜んだ。

WORLD

物語は1970年代の浅草が舞台。あやめたち四姉妹が操縦するジーマインは、アポロ11号の宇宙飛行士が月で発見した、謎の金属片ジーデヴァイスに記録されていた設計図によって製作されたものである。

  • アメリカ軍と日本の技術協力により、ジーマインとオーガピエンスの研究が行われている。

  • ジーベースは、ジーデヴァイスをもとに開発された巨大潜水艦だ。中に指令本部とジーマイン格納庫がある。

  • ジーデヴァイスには、ジーマインをパワーアップさせる力が秘められていた。

  • 物語の場所は下町の浅草。昭和の町並みと有名な観光地が忠実に再現されている。