真魔神英雄伝ワタル 魔神山編

伝説の皇帝龍をめぐる戦いを描いた人気OVAシリーズ第1弾

【ストーリー】
創界山の南に浮かぶ魔神島。そこに隠されていた最強の魔神、皇帝龍を狙って、魔界の王ドワルダーの手下、キンカックとギンカックが現れた。現世より救世主ワタルを召喚したモンジャ村のオババは、シバラクやクラマらとともに、皇帝龍を守るよう彼に命じる。魔神山に向ったワタルは、皇帝龍の製作者である魔神鍛冶トンカラリンとの出会いなどを経て大きく成長。彼は悪の手先を倒し、魔神山に再び平和をもたらすことができるのか!?

【解説】
『魔神英雄伝ワタル』TV放映終了後、継続を望む多くのファンの声に応えて上下巻で発売されたOVAシリーズ第 1弾。TV版で登場したメインキャラが総登場。各々の魅力を十分に伝える構成を目指した。また、皇帝龍によってパワーアップした魔神や、魔神同士の合体技などTV版にはなかった演出も多く盛りこんだ。ラストではTV版『魔神英雄伝ワタル2』のボスキャラが登場し、次回作へ期待を持たせる終わり方となっている。

TV版で活躍したワタルたち主人公側の人物設定はそのままに、敵側には新たなるオリジナルキャラクターを配置。また操縦者との絆の深さにより、人間に近い意思を見せる魔神（マシン）たちも、このOVA版でさらなるパワーアップを果たしている。

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  戦部ワタル（左）トナリ（中央）トンカラリン（右）

  救世主として活躍するワタル、魔神を作る鍛冶トンカラリンとその孫娘トナリ。トナリは魔神山の危機をモンジャ村に知らせに来た。

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  龍王丸

  ワタルの魔神、龍神丸の進化形。皇帝龍の力でさらに強力な鋼衣龍王丸へ変身することに。

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  キンカック

  卑劣な行為を好むドワルダーの手下。トンカラリンたちを人質に取り、ワタルたちを翻弄。

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  ギンカック

  ドワルダーの手下で様々な武器を器用に使いこなす。中でも剣術が得意で、二刀流で戦う。

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  ジゴクアシュラ＆オニベンケイ

  キンカックの魔神、ジゴクアシュラと、ギンカックの魔神、オニベンケイが合体した姿。

ドワルダーは魔神島に隠されている魔神、皇帝龍の力を悪用して、創界山を支配しようとしていた。皇帝龍の捜索を命じられた配下のキンカックとギンカックは魔神山を荒らし、住民たちも被害を受けていた。救世主ワタルは、皇帝龍を守るために龍王丸や仲間たちとともに新たな戦いに挑む。

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  魔神山の危機を知らせるために、トナリは奪った敵の鎧で姿を隠してモンジャ村まで逃げてきた。力尽き倒れてしまうが、村人に保護された。

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  皇帝龍のありかを探すキンカックたちにトンカラリンは捕らわれてしまった。駆けつけたワタルは龍神丸を呼び出し、トンカラリンを救出する。

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  ワタルの龍神丸は、龍王丸へと変化するが、キンカックの魔神、ジゴクアシュラ（左）と、ギンカックの魔神、オニベンケイ（右奧）のコンビ攻撃の前に、大いに苦戦する。

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  皇帝龍に正義の心の持ち主であると認められた魔神たちは、鋼衣魔神となった。ワタルは鋼衣魔神となった仲間の魔神に危機を助けられる。

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  ワタルたちの心が一つになったとき、その証である五芒星が空中に描かれた。皇帝龍から強力なエネルギーが発動し、鋼衣魔神同士の合体技である皇龍雷激波が炸裂。

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  ワタルは平和を取り戻した魔神山で、皇帝龍を再び封印。別れを惜しむ仲間たちに再会を約束して、自分の世界へと戻っていった。

「魔界の者に皇帝龍は渡さないぞ！」（戦部ワタル）

魔神島は創界山を中心とした 4つの島の一つで、島全体が龍の形をしている。トンカラリンの魔神鍛冶の技術は創界山においても有名で、その中でも皇帝龍は最高傑作である。

舞台となるのは、金色に輝く伝説の魔神が眠る島

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  魔神を作るために必要な材料を産出する特殊な山がある魔神島。ここは創界山の中でも特に神聖な場所とされている。

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  トンカラリンが魔神を作る工房。島の中心部から離れた位置にあり、銭湯の脱衣所のような構造になっている。中には製作中の魔神が置かれていた。

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  魔神山の頂上付近にある岩壁の中に、皇帝龍は眠っていた。龍王の剣が目覚めさせる鍵になっており、岩のくぼみに収めると皇帝龍が覚醒する。

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  皇帝龍とは龍神丸のような搭乗型魔神ではなく、魔神を強化させる鎧。他の魔神のパワーをアップさせる魔神は珍しく、皇帝龍を身につけると従来の力が約3倍増強される。