ダーティペア ラブリーエンジェルより愛をこめて

幻の第２５・２６話がビデオで復活!!

【ストーリー】
精巧な贋札が大量に流通し、エレノア・シティの経済は大混乱に陥っていた。犯人のガルー逮捕の命令が下るものの、ユリが休暇中のため、ケイはキャリコを相棒として任務に向かう。そんな中、兵器開発研究所の警備隊長が、グーリー主任を人質に反乱を起こした。ケイたちは味方の支援なしに救出に向かう。

【解説】
本作はシナリオ段階まで進みながら番組の終了が急遽決定されたために制作されなかった第25・26話を、OVAとして発売した作品。TV版のスタッフがやり残した仕事を精を込めて作ったため作画は非常に良質で、ファンの支持も高い。ただしフォーマット構成はTVシリーズを踏襲している。

人類世界の平和と秩序を守るため、ケイとユリは人の迷惑を顧みず奮闘する。二人が行くところ、常に破壊が付きまとう。今日は誰が犠牲者になるのだろうか。

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  ケイ

  男勝りだが意外とロマンチスト。バストがユリより3センチ大きいのが自慢。機械いじりを得意とする。

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  ユリ

  コケティッシュなファッションがよく似合う。楚々としたお嬢様な雰囲気を漂わせるが、キレるとケイより恐い。

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  ムギ&ナンモ

  ムギ（左）は大きな体に反してとてもおとなしい猫系動物。ナンモ（右）は宇宙船の修理から操縦まで何でもこなすロボット。

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  グーリー主任

  真面目一本槍の苦労人。ケイとユリの仕事ぶりに頭を悩ませながらも、彼女たちの能力には信頼を置いている。

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  キャリコ

  主任次長補。養成学校では首席でクールな性格に見えるが、その実ケイさえもあきれるようなバカっぷりを示す。

銀行の不正の罪を押しつけられて自殺した息子の復讐のために経済パニックを引き起こした老夫婦。強大な力を得たことで欲に溺れてしまった野心の男。事件解決への道は険しい。

美しく、したたかな“愛の天使”たち！

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  WWWA警備隊隊長でありながら自ら犯罪者となったマルカス。新型キャノン砲で本部を脅迫、大金をせしめようとする。

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  本部はマルカスの要求を拒否、人質のグーリーもろとも研究所を爆破しようとする。だが納得できないケイたちは独力で救出作戦を決行した。

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  二人の活躍でマルカス一派は潰滅、グーリーも無事救出された。しかしダーティペアは死亡……と思ったら大間違い、まさに憎まれっ子世にはばかるを地でいくように無事生還する。

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  経済混乱の元凶、贋札犯ガルー夫妻の逮捕命令が下った。しかしユリはデート中なので、ケイはキャリコと組むことに。結局夫妻の館への潜入は失敗、二人は捕らわれてしまう。

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  動けないケイに迫るレーザーノコギリ。真っ二つ寸前のケイを救ったのは、急いで追いかけてきたユリだった。

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  事件は終結した。動機は同情するに余りあるが、贋札作りは重罪である。キャリコは「法にも血は通っている」とケイたちを諭す。

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  それでもガルー夫妻だけが裁かれることに納得できないケイ。キャリコが捜査中にみせた管理職にあるまじきドジっぷりを報告しないかわりに、夫妻を見逃させるのだった。

今回の舞台はエレノア・シティがある惑星エスタールだ。この惑星は３つの衛星を持ち、銀河連合が定める法により豊かな自然の保全が優先されている。

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  エレノア・シティのシンボルであるダモクレスタワー。ケイたちのアパートはここにあり、WWWA本部は市街地に位置している。

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  WWWAの文字をかたどった上部構造物が特徴的な本部ビル。大きな食堂やホールを持ち、それらは一般に貸し出されることもある。

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  ガルー夫妻の館。落ち着いたクラシックな外観だが、その地下には贋札を印刷するための機械や原版を製作する施設を備えていた。

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  WWWA兵器開発研究所がエレノア・シティ防衛のために開発した、スーパーゴッドキャノン。格納庫は山の頂に偽装されていた。