装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ劇場版

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作品名

装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ劇場版

作品名
(ひらがな)
そうこうきへいぼとむず ぺーるぜん・ふぁいるず げきじょうばん
Title
(英語表記)
ARMORED TROOPER VOTOMS Pailsen Files Movie
公開日2009年1月17日
話数全1話
スタジオボトムズスタジオ
主題歌 OP 「鉄のララバイ」 歌/柳ジョージ
ED 「炎のさだめ」 歌/TETSU
関連リンクhttp://www.votoms.net/about/08.php
  • キャスト

    キリコ・キュービィー/郷田ほづみ
    ノル・バーコフ/長嶝高士
    ガリー・ゴダン/江川央生
    ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ/矢部雅史
    ダレ・コチャック/後藤哲夫
    フェドク・ウォッカム/石塚運昇
    ヨラン・ペールゼン/大塚周夫
    ナレーション/銀河万丈

  • スタッフ

    原作/矢立 肇、高橋良輔
    監督/高橋良輔
    シリーズ構成/吉川惣司
    キャラクターデザイン/塩山紀生
    メカニカルデザイン/大河原邦男
    チーフディレクター・総作画監督/竹内一義
    美術監督/野村正信、鈴木俊輔
    色彩設計/久力志保
    CGIディレクター/畑田裕之
    撮影監督/高橋健太郎
    編集/瀬山武司
    音響監督/浦上靖夫
    効果/庄司雅弘(フィズサウンド)
    音楽/前嶋康明・乾 裕樹
    制作プロデューサー/山路晴久
    プロデューサー/塚田廷式
            長谷部大樹

ストーリー&解説

ボトムズシリーズ初の劇場公開映画。ボトムズシリーズ最大の禁忌、“異能者”と呼ばれる主人公・キリコの謎に肉薄する…!!

【ストーリー】
極秘文章「ペールゼン・ファイル」…そこには「異能生存体」と呼ばれる特異遺伝子(不死)の秘密が記されていた。そこに着目したギルガメス軍 情報省次官 フェドク・ウォッカムは、ファイルにあった「キリコ、バーコフ、ゴダン、ザキ、コチャック」の5人をモルモットのごとく過酷な戦場に送り込んでゆく。そして、百年続いた戦争が終わりを迎えようとする時、両軍の雌雄を決する大作戦が行われようとしていた。惑星モナド攻略戦…その中心には5人の異能生存体の姿があった…

【解説】
すべては、振出しに戻る。“TVシリーズ”へと導く物語を、最新の3DCGで描いた『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』のスケールを増してスクリーンで上映された。物語の舞台はOVA『野望のルーツ』からTVシリーズ第1話の狭間の物語が 未だ語られていない“百年戦争”の終結、ペールゼンファイルズとは、そして異能の部隊とは?キリコを巡る謎の深淵に迫る。

キャラクター
  • キリコ・キュービィー

    キリコ・キュービィー

    ペールゼン大佐が創設した残虐なる吸血部隊レッドショルダーに入隊したことは彼の脳裏に重く暗い影を残すが、キリコが過酷な運命を背負うことになる本当の理由は死なない個体『異能生存体』と目されたことだった。

  • ノル・バーコフ

    ノル・バーコフ

    荒くれぞろいのボトムズ乗りの中ではインテリともいえる人物を買われ、キリコらの分隊長に任命される。しかしその内面には他の兵士たちと同じく彼にも忘れたい過去と自分でも嫌になる臆病さが付きまとう。

  • ガリー・ゴダン

    ガリー・ゴダン

    反抗的、暴力的、私欲的。強靭な肉体を持ち、ATに乗れば目の前の敵を躊躇なく殺戮する。典型すぎるほどに兵士だが、ゆえに味方の中にも命を狙う者が少なくない。その割り切った性格は魅力的ともいえる。

  • ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ

    ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ

    キリコと共に地獄を巡る分隊の少年兵。あまのじゃくで情緒不安定、特にキリコに対しては初対面から理解不能な攻撃衝動を持つ。反面、ひねくれてはいるが純粋な部分があり、一番の仲間思いでもある。

  • ダレ・コチャック

    ダレ・コチャック

    元技術者という自己申告に違わず、戦闘ではとびぬけて無能。そのATに関する知識は分隊を救うことがあるが、彼の生き延びてきた本当の理由は生来の臆病さと卑怯さかもしれない。

  • スコープドッグ 雪上仕様

    スコープドッグ 雪上仕様

    惑星ガレアデの極北最前線基地でバーコフ分隊が使用した雪上迷彩を施し、寒冷地装備を追加して雪上仕様にしたスコープドッグ。脚部にアイスブロウワーを装着している。

  • ヨラン・ペールゼン

    ヨラン・ペールゼン

    究極の戦闘集団の創造という理想のもと、自身が創設した最強の特殊部隊レッドショルダーの華々しい活躍によって戦勝の英雄となったが、その不正と残虐が明るみに出るや一転、すべてを剥奪され軍事法廷で裁かれる身分になった。囚われの身になった後も彼の残した『ペールゼン・ファイル』が異能生存体の誘惑を持って多くの者を狂わせる。

  • フェドク・ウォッカム

    フェドク・ウォッカム

    情報省次官という華々しいキャリアにありながら、それすら余りある政治手腕で軍部へと介入し、更なる地位を狙う野心家。異能生存体に関する暗号文書『ペールゼン・ファイル』、それを記したペールゼンすらも手中におさめ、不死部隊の完成をもくろむ。この非情なる観察者はペールゼンに代わりキリコをまた地獄へ突き落とす。

シーン

真実は常に残酷だ、お前は異能生存体だと言うことだ。
百年戦争末期、集められた異能の五人。奇跡の分隊。
こいつらは何のために集められたのか。(予告編)

  • レッドショルダー部隊の創設者ヨラン・ペールゼン。彼を捕らえるために令状を持った男が現れる。

  • 「ペールゼン・ファイル」に名前のあったキリコ、バーコフ、ゴダン、ザキ、コチャックがフェドク・ウォッカムによって集められた。

  • マニド峡谷でのバララント軍攻略の攻略、惑星ガレアデの極北最前線基地。キリコたちバーコフ分隊は次々と過酷な戦場に送り込まれていく。

  • キリコらは情報省特殊部隊ISSを率い惑星モナド攻略に向かった。この星の中枢で古代クエント文明の遺産が待ち受けている。

  • 医療収容所に向かったウォッカムが目にしたのは制服姿のペールゼンだった。彼はペールゼンに踊らされていたのだ。

  • 脱出艇でキリコへの殺意を植え付けられていたことに気づき、自ら命を絶たザキ。キリコは彼に別れを告げ、ひとり歩き出していた。

WORLD

劇場版の冒頭はレッドショルダー部隊の基地と思われるシーンから始まる。

  • 右肩の赤いスコープドッグに守られるように進むペールゼン。

  • ATが3DCGで描かれることになったことで、レッドショルダー部隊のスケールやATの隊列などが存分に描かれている。