大友克洋監督 新作映画「ORBITAL ERA」制作決定!
株式会社サンライズ(バンダイナムコグループ、東京都杉並区、代表取締役社長:浅沼誠)は、世界中に多くのファンを持つ大友克洋監督による新作SF長編アニメーション映画「ORBITAL ERA」(オービタルエラ)の制作を決定いたしました。
Anime Expo 2019(7月4日~7日Los Angeles Convention Center )で開催したサンライズパネル(現地時間7月4日17時、日本時間7月5日11時より開催)内にて、大友克洋監督、浅沼誠(株式会社サンライズ 代表取締役社長)、土屋康昌(株式会社サンライズ プロデューサー)が登壇し、発表を行いました。
当発表では「AKIRA」の新アニメ化プロジェクトについても発表いたしました。さらに同じく大友克洋プロジェクトとして、作家・大友克洋氏と株式会社講談社(東京都文京区、代表取締役社長:野間省伸)が大友氏の現時点までの作品群を俯瞰し、集大成を出版する大全集「OTOMO THE COMPLETE WORKS」プロジェクトについても発表いたしました。
後世の映像作品に多大な影響を与えSFアニメの金字塔となった「AKIRA」の舞台であるこの2019年に、大友克洋が紡ぐSF世界を新たに堪能できるプロジェクト展開をご期待ください。
▲映画『ORBITAL ERA』の制作を発表する大友監督
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▲左からサンライズ 浅沼 誠代表取締役社長、大友克洋監督、 講談社 吉田昌平第四事業局兼ライツ・メディアビジネス局次長 |
【新作SF長編アニメーション映画「ORBITAL ERA」】
大友克洋氏は「AKIRA」や「スチームボーイ」、「SHORT PEACE」など、これまで数々の作品を世に送り出し、日本だけではなく世界中のファンに大きな衝撃を与え、その影響はアートやファッションにも波及するものとなりました
新作映画「ORBITAL ERA」は、1988年公開の「AKIRA」、2004年の「スチームボーイ」に続く3作目の長編アニメーション映画で、大友克洋氏自身が原案・脚本・デザインワーク・監督を手掛けます。物語は近未来、建設途上のスペースコロニーを舞台に特異な環境や社会の中、翻弄されながらも生きていく少年達の冒険活劇。少年の目を通して『人類未来のリアル』が描かれます。今回の発表のために大友克洋氏が描き下ろしたキービジュアルは、はやくも大友ファンのみならず世界中のアニメファンの期待感を高めるものとなっています。
<作品概要>
作品名:映画「ORBITAL ERA(オービタルエラ)」
原案・脚本・デザインワークス・監督:大友克洋
アニメーション制作:サンライズ
【「AKIRA」新アニメ化プロジェクト】
「AKIRA」は1982年から1990年にかけて講談社の漫画雑誌『週刊ヤングマガジン』にて連載され、1988年にアニメ化、ゲーム化され一大ブームを巻き起こしました。2002年にはアメリカで最も権威ある漫画賞の一つであるアイズナー賞を受賞と、日本やアメリカを始め世界各国のクリエイターたちに影響を与え、本格SFアクションの傑作として今なお高い支持を得ています。
新アニメ化プロジェクトの詳細につきましては決まり次第随時お知らせしてまいります。
【「OTOMO THE COMPLETE WORKS」プロジェクト】
同じく大友克洋氏の大きな話題として、講談社による「OTOMO THE COMPLETE WORKS」プロジェクトがスタートします。大友克洋氏自身が自らの作品群を編集、構成し、大友克洋という作家の誕生から創作と思考の軌跡を読み取ることができる、まったく新しい集成を制作することがテーマのプロジェクトです。大友氏が表現者として世に出た1971年の漫画デビューから、すべての作品や発言を年代順に収録いたします。「全集」という言葉でくくられるものかもしれませんが、それを越えた大友克洋「全部」と言えるものかもしれません。また、すべての若い作家や読者たちのために、ということもテーマのひとつとしているため、日本はもちろん世界での出版も目指しています。
より詳細な内容や刊行開始予定については、続報をお待ちください。
■公式HP:http://www.orbital-era.com
※Anime Expo 2019での発表の一部は公式サイトにてご覧頂けます(動画での視聴は予定していません)。
■公式Twitter: @orbitalera ハッシュタグ #ORBITALERA #オービタルエラ
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<表記>©KATSUHIRO OTOMO・MASH・ROOM/O.E PROJECT
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