『機動戦士ガンダム』や『疾風!アイアンリーガー』など数多くのメカをデザインしてきたメカニックデザイナー・大河原邦男氏の出身地である東京都稲城市は、ガンダムなどの「デザインマンホール蓋」を新たに製作し、11月30日(土)から市内5か所に設置します。
この取り組みは、大河原氏と稲城市が協力して進めている「メカニックデザイナー大河原邦男プロジェクト」の一環。観光資源としてデザインマンホール蓋を活用し、下水道に対するイメージを向上させるとともに、観光客の誘致や地域活性化を目的とするものです。
蓋のデザインは、右側に市章と多摩川が、下部に武蔵野の大地があしらわれており、稲城市の豊かな自然がモチーフ。
マンホールに必要なすべり止めの部分には、ガンダムは地球連邦軍のマークが、マグナムエースはシルバーキャッスルのマークが、スコープドッグはアストラギウス文字の「V」が、それぞれ使用されています。
稲城市では、デザインマンホール蓋5種を順次設置し、11月30日(土)にはすべての蓋が見られるようになる予定。
さらに、2020年には、デザインマンホール蓋の展示イベントや5か所をめぐるフォトラリーの実施、下水道広報プラットフォームの発行するマンホールカードへのエントリーも予定されているとのことですので、続報を楽しみにお待ちください。
なお、毎年開催されている、大河原氏をホストに迎え“ものづくり”に焦点を当てたイベント「メカデザイナーズサミット」が、2020年3月21日(土)にも開催されることが決定しました!
トークイベントや子供向けの体験企画なども計画中とのことですので、こちらも続報をお楽しみに。
なお、大河原氏や井上氏も登場した「完成披露」の模様は、ガンダムインフォをご覧ください。
■稲城市デザインマンホール蓋(5種)設置場所
・ガンダム …………… JR南武線稲城長沼駅(いなぎペアパーク傍)
・マグナムエース …… JR南武線矢野口駅(北口)
・ヤッターワン ……… JR南武線南多摩駅(南口)
・スコープドッグ …… 京王相模原線若葉台駅
・稲城なしのすけ …… 京王相模原線若葉台駅