サンライズワールド

2021.10.20
ガンダムAGEは今年で10周年!『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』サンフェス2021レポート

好評開催中のサンライズおよびバンダイナムコピクチャーズの上映イベント「サンライズフェスティバル2021 REGENERATION」(サンフェス2021)では、10月17日(日)に新宿ピカデリーにて、『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』が上映されました。

 

 

上映前にはゲストとして、本作の綿田慎也監督がステージに登壇。サンライズの久下宏樹による司会進行のもと、ファンからの質問に答えていく一問一答形式でのトークイベントが始まりました。
それでは早速、その模様をレポート致します。

 

 


▲綿田慎也監督

 


 ▲司会進行:久下宏樹

 

まず始めに、当時の制作への関わり方について、

綿田
「当時『AGE』のテレビシリーズには各話の演出という形で参加させていただいてたんですけど、ローテーションという形でしたので頻繁に参加するというよりは1クールに1回、スポットで入るといった感じでした。ただ、どの世代でも1話ずつ演出をやらせていただけました。当時はテレビシリーズの後にスペシャルエディションが発売されることが多かったのですが、『AGE』に関しては、『MEMORY OF EDEN』がその代わりというとこで、ゼハート・ガレットとアセム・アスノの周りを拾い直してまとめられないかというお話をいただきました。それであれば、『もう少しこういうことやってみたら面白いんじゃないかな?』という思いがあったので、わりかし勢い任せで受けさせていただいたといった形でした」

と、『MEMORY OF EDEN』制作に至る経緯が語られました。

 

次は、『AGE』公式Twitterで募集したファンからの質問に答えていく一問一答形式のコーナーが設けられ、ピックアップされた質問に綿田監督が答えました。

『MEMORY OF EDEN』の好きなシーンはどこですか? という質問では、

 

綿田
「細かいところはいくつかあったりしますが、最初に挙げるとするならラストシーンになります。軽いネタバレになりますが(笑)。ゼハートとアセムの別れのシーンになりますかね。打ち合わせの時にどう作っていくかを話すのですが、先にラストシーンから提案させてもらいました。なので最初に作ったのが実はラストシーンなんですよね。それに合わせて脚本を付けていって制作で一緒だった木村 暢さんに確認していただいて。『MEMORY OF EDEN』は本当にラストシーンがスタートラインで制作を始めました。ラストシーンのために作っていったかたちになります」と裏話が飛び出してきました。

 

 

この他の質問には、「もしフラム・ナラがゼハートと一緒に入学し、モビルスーツクラブに入っていたらどうなっていたでしょうか? ロマリー・ストーンとは親しい仲になっていたでしょうか?」や、「ゼハートと一緒にいたダズ・ローデンのTV版では見られなかった一面について」、「綿田監督が制作するフリット・アスノが主人公のOVAが見てみたいです。もし制作されるならどんなシーンを入れてみたいですか?」などといったものがあり、このイベントでしか聞くことができない様々な回答を聞くことができました。

その後、「機動戦士ガンダムAGEワールド」の告知や、好評開催中のガンダムカフェでの『AGE』フェアの紹介なども行われ、最後には、

 

綿田
「今回の10周年での企画、サンライズフェスティバル『MEMORY OF EDEN』の上映に来ていただいてありがとうございます。『AGE』も10年ということで、今後も15年、20年と周年企画が続いていくと思いますが、またそういった機会で皆さんとお会いできればうれしいです。今後も応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました!」

 

と挨拶があり、トークイベントは終了となりました。


サンライズフェスティバル2021は、10月31日(日)まで順次開催中。
この後もまだまだサンライズ作品が目白押しとなっていますので、気になる作品がありましたら、ぜひご参加ください!

イベントの詳細は、サンライズフェスティバル公式サイトをご覧ください。
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サンライズフェスティバル2021 REGENERATION『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』
[開催日]2021年10月17日(日)
[会場]新宿ピカデリー[会場]新宿ピカデリー

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