これまで支えてくださった皆様への感謝の思いを込めて、キラとカガリの誕生日でもある5月18日に『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』フィナーレ舞台挨拶を開催いたしました!
保志総一朗さん(キラ・ヤマト役)、田中理恵さん(ラクス・クライン役)、石田 彰さん(アスラン・ザラ役)、下野 紘さん(オルフェ・ラム・タオ役) 、福山 潤さん(アルバート・ハインライン役)のキャスト陣と、福田己津央監督が登壇し、フィナーレに相応しい華やかで大盛り上がりのイベントになりました!
以下に、オフィシャルイベントレポートを掲載いたします!
■オフィシャルイベントレポート
約20年の年月を経て公開となった『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。全国規模での劇場上映終了に向け、これまでの超ロングラン大ヒットを共に祝おうと大勢のファンで満員となった会場に、保志総一朗(キラ・ヤマト役)、田中理恵(ラクス・クライン役)、石田彰(アスラン・ザラ役)、下野紘(オルフェ・ラム・タオ役) 、福山潤(アルバート・ハインライン役) 、福田己津央監督が登壇。溢れんばかりの拍手に包まれ、それぞれ一言ずつ挨拶し、舞台挨拶がスタートした。
保志さん:キラ・ヤマト役の保志総一朗です。ぱっぴぃ〜!フィナーレとは言わせない!
田中さん:ラクス・クライン役の田中理恵です。よろしくお願いします。
石田さん:アスラン・ザラ役の石田彰です。『ガンダムSEED FREEDOM』フィナーレ上映に向けての催しにお集まりいただきありがとうございます。短い時間にはなりますが楽しんでいってください。
福山さん:みなさまようこそお越しくださいました、アルバート・ハインライン役の福山潤です。
下野さん:オルフェ・ラム・タオ役の下野紘です。
福田監督:監督の福田です。みなさんここまで応援のおかげで来れました、本当に今日はありがとうございます。
興行収入50億が目前ということがMCより伝えられると、福田監督は「みんなキリがいいのが好きですよね。(笑)でも本当にここまで応援してくれてありがとうございます。夢のような数字ですよ、まずそこは感謝しないと」とシリーズNo.1大ヒットへ感謝の思いを述べた。
MCよりこれまでの超ロングラン大ヒットについて反響を問われると、
保志さんは「演じている側からすると作品を客観的に見れない部分あるんですが、周りの反響を聞いていると、これだけキャラクターがいるので、期待していたポイントや魅力が違っていたり、推しキャラがいたりなど、それぞれの楽しみ方があるんだな思いました」と回答。
田中さんは「担当の美容師さんが、『ガンダムSEED』が始まったころに生まれて、その当時『SEED』好きのお父さんの影響で物心ついた時からファンとおっしゃってくれた方がいらっしゃいました。父から娘、息子へ繋がり、世代を超えて楽しんでもらってるんだなと感動しました」と実体験を振り返った。
石田さんは「キャラの見せ場も魅力の一つですが、コズミックイラという架空の時代に起こった架空の戦争を描いているにも関わらず、現実視してしまうテーマを描いていることが、20年たってもこんなにみなさんに受け入れてくれる根底にあるんじゃないかなと思います。現実が架空の世界に似通っちゃだめだろと思いつつ、それがまた人間の業なんだろう、だから無意識的に受け入れやすいんじゃないかと思います」と語ると、監督は「やっぱり君(石田さん)はアスランだね」とすかさず愛のあるツッコミ。
下野さんは「長所や短所があっても、みんな必ず何かしたら欠点がある人間臭さがそれぞれのキャラに存在するから、そこに魅力を感じるんじゃないかなと思います。みなさんにどれだけ嫌われても僕だけはオルフェを好きになろうと思います!」とキャラ愛をアピール。
本作のイベントで初登壇となる福山さんは「見る側だったのが、いつの間にか関わらせていただき、SEEDシリーズはエンターテイメントとしての器が大きいなと感じました。人間ドラマや愛憎劇など面白いと思えるところをふんだんに入れ込んでいて、懐が広いなと印象を受けてました」と語ると、
監督は福山さんが演じた早口のセリフが特徴のアルバートにちなんで、「相変わらず、早口ですね」と思わずツッコミ。
福田監督は続けて「最後の3枚の入場者特典は、僕も手伝いました。みなさんが喜んでくれたのであれば嬉しいです」と、最後の第17弾入場者プレゼントについても言及。ファンに向け感謝の思いを述べた。
その後、会場のスクリーンには「『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』感想投稿キャンペーンで集まった全国のファンの方々からのコメントで作成された”メッセージハロ“が映し出された。このキャンペーンではキラとアスランの新録ボイスも使用した 「スペシャルムービー」も公開され、SNSで話題を呼んでいた。映像は本編のキラとアスランが殴り合うシーンを使用したもので、保さんは「あんな名シーンをいじっちゃっていいの?って思いましたが本番さながらで収録しましたよね?」と石田さんに振ると「アザができたよね(笑)」と返し、会場は笑いに包まれた。
改めて自身にとっての「ガンダムSEEDシリーズ」とはという質問に対し、
保志さんは「この時代に声優として“福田ガンダム”のオーディションの機会を得られることなんて滅多にないですから。あの時受けていて本当によかったです!」と自身の声優人生の起点を振り返った。
田中さんは「特典が欲しくて昨日劇場に足を運んだのですが、ボロボロ泣いてしまいました」。さらに「特典がどうしても欲しくて100回以上見にいらっしゃった方とも遭遇しまして、こういう形で支持していただいて本当にありがたいなと思います」とファンへの感謝の気持ちを吐露。
石田さんは「僕にとっての『SEED』は学ばせていただいた作品、という印象が強いです。アスラン役という役も含め、大イベントなど反響が大きい作品に携われたのは自分の中で糧になっています。そういう作品に出会えるタイミングは難しかったりするので、自分はラッキーだったなと思います」と回答。
本作の新キャラクターを演じた下野さんは「『SEED』は憧れの作品で、TVシリーズが終わった時は関わることがないんだろうな思っていたのが、自分の中でも奇跡のようなタイミングでオーディションに受かって関わることができたのは改めて奇跡だなと思います。こうやってイベントに参加して、どれだけこの作品が人気なのか、みなさんの”ガンダムSEED愛”が冷める事なくむしろ盛り上がっているんじゃないかというのを実感してます」
続けて福山さんも「ガンダムに関わりたくて、声優の道を選んだといっても過言じゃないですが、そのようなタイトルで作品作りの面白さや自分の演じた早口キャラが立っていたようでよかったです。小学2年生の頃、ガンダムが好きすぎて作文に“将来は科学者になってガンダムを作る”という夢を書いていたので40年後に夢が本当に叶ってよかったです」と述懐。
最後、登壇者より一言ずつ挨拶。
下野さん「会場には今日が初めて鑑賞するという方がいらっしゃるということでドキドキしておりますが、オルフェ・ラム・タオという役をやらせていただいて、悪のリーダー的な役であり、演説するというシーンをとることが滅多にないので、難しさを痛感しました。作品をご覧いただいて、キャラと共に『下野さんここ頑張ったんだなぁ』と思ってもらえたら嬉しいです」
福山さん「アルバートをやらせていただくにあたって、想像以上にみなさんにたくさん誉められまして。いろんな思いが詰まった1つの時間になっておりますので最後までお楽しみください」
石田さん「もうすぐロードショーでのフィナーレとなりますが、ここまで支えてくださってありがとうございました。20年の時を経て、こうして映画化されたことで一つ到達点に達したなと思っております。現実世界でロボット開発をしている人が、これから『ガンダムSEED』を見てその道に進んだという人たちが出てくる時代が来るかと思うと、またこの作品が1つ違う影響力を得たような気がして鳥肌が立ちます。そんな作品をリアルタイムで目にしていることを自分の財産としていきたいと思います。」
田中さん「最初は歌から始まり、ラクス以外にもミーア・キャンベルという役を経験させていただきました。20年の間に自分自身のスキルを上げてきて、そしてラクスを演じることができて本当によかったです。これまでのTVシリーズとは違うラクス・クラインを演じさせていただきまして、本当によかったです。7月6日のシネマ・コンサートでは、ラクスとして久しぶりに歌いますので楽しみにしていただければと思います」
保志さん「フィナーレ舞台挨拶と言われてしまうと終わっちゃう感じがして寂しいですが、毎年色んな仕事でキラを演じてきました。ただ、どこかで劇場版を待っている自分がいたので、ようやく戻ってくることができた、そしてみんなが待っててくれて、想像以上の盛り上がりを見せてくれたことが本当に嬉しいです。公開から今日まであっという間で“まだまだ終わらせんぞ”という気持ちが強いので、これからも世界に向けて『ガンダムSEED FREEDOM』の輪を広げていきたいと思っております」続けて会場に向け、『ガンダムSEED FREEDOM』これからも盛り上がっていくぞ!」と呼びかけた。
最後に福田監督は「キャストの皆さん、ファンの皆さん、ここまで本当にありがとうございました。また何かできたらいいですね」とメッセージを送った。
キャスト退場後、スクリーンにはサプライズで『SEED FREEDOM』CGチームからの特別ムービーが流れ、客席は再び沸き上り、『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』フィナーレ舞台挨拶イベントは大盛況の中、幕を閉じた。
■『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』フィナーレ舞台挨拶 概要
【日時】 5/18(土)17:45の回 上映前舞台挨拶
【登壇者】 保志総一朗さん(キラ・ヤマト役)、田中理恵さん(ラクス・クライン役)、石田 彰さん(アスラン・ザラ役)、下野 紘さん(オルフェ・ラム・タオ役) 、福山 潤さん(アルバート・ハインライン役)、福田己津央監督