2015年8月8日(土)から、東京上野の森美術館で「メカニックデザイナー 大河原邦男展」が開催!
前日7日に行われた内覧会の様子をお届けします。
本展覧会は大河原さんの40年以上に渡る活動の歴史を10年ごとにくぎり、4章構成で展観。
誰もが耳にしたことのある代表作から、熱心なファンが知る作品まで網羅し、大河原さんの仕事に深くスポットを当てています。
会場内には生原画を含めた設定や版権イラストなどを多数展示。
未発表に終わった作品用に描かれた貴重なイメージスケッチも今回初めてお披露目されました。
順路の各所では大河原メカの登場するアニメ映像が流れており、当時を思い出して楽しむことができます。
デモンストレーション映像では、『大河原邦男新聞』用に描き下ろされたガンダムのイラストを大河原さんが描く様子を上映。
大河原さんが一連の作業風景を撮影したのは今回が初めて。ぜひご覧ください。
大河原邦男「メカニックデザイナー 大河原邦男展」描き下ろし作品 2015年
(C)サンライズ (C)創通・サンライズ (C)タツノコプロ (C)タツノコプロ・読売テレビ 2008
本展覧会一の見所、描き下ろしのB2サイズ×6連イラストは迫力満点です。
生原画を堪能した後は、オリジナルカラーの超小型モビリティー「EXM-002-00」もお忘れなく!
内覧会ではメカニックデザイナーの大河原邦男さん、展覧会監修者の五十嵐浩司さん、
そして本展の音声ナビゲーターをつとめた声優の保志総一朗さん、小松未可子さんが登場。
展覧会開催に向けた思いをお話しされました。
「今回の展覧会は1972年から時代を追って展示されておりますので、
昔にタイムスリップして楽しんで頂ければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。」(大河原)
五十嵐浩司さん(左)、保志総一朗さん(中央)、小松未可子さん(右)
「40年以上にわたる大河原先生の歴史を一望できるのが見どころです。
どこにも発表されていなかった作品も、本展の為に多数集めました。
43年の大河原さんの歴史の歩み、深さを感じて頂ければ幸いです。」(五十嵐)
「子供の頃、大河原先生がメカニックデザインを務めた多くの作品で夢を見て大人になりました。
『銀河漂流バイファム13』や『機動戦士ガンダムSEED』で昔あこがれていたメカに乗ることができ、
今回またこうして参加できたことが光栄です。
音声ガイドもぜひお楽しみいただければと思っております。」(保志)
「大河原先生がメカニックデザインをした『ガンダムビルドファイターズ』で関わり、
この展覧会でも音声ナビゲーターとしての役割を担うことができすごく光栄です。
大河原邦男展は親子二代、三代で楽しめんでいただける展覧会になっていると思います。」(小松)
大河原さん、五十嵐さん、産経新聞社 熊坂隆光代表取締役社長がテープカットを行い、展覧会の開催を祝いました。
グッズコーナーでは展覧会図録を始め、本展オリジナルグッズやコラボ商品が多数登場!
お帰りの際はぜひこちらもチェックしてください。
■メカニックデザイナー 大河原邦男展
会期:2015年8月8日(土)~9月27日(日)※休館日なし
会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
入場料:一般1500円、高大生1200円、小中生500円
※障がい者は無料。付添いの方は有料。
HP:http://www.okawara-ten.com/