10月24日(土)より横須賀市にある記念艦「三笠」にて「宮武一貴原画展」がスタートしました。
展示室には宮武さんの原画、設定画が約80点展示されています。
初日には「三笠」の講堂内でトークショーが開催され、吉田雄人横須賀市長より宮武さんへ花束の贈呈がありました。
横須賀市出身で現在も横須賀市在住である宮武さんに、横須賀市職員のファンの方が働きかけ、宮武さんも記念艦「三笠」であればやっても良いという事で今回宮武さん初の展覧会が実現した事が明かされました。
スタジオぬえのお三方(左より司会進行の森田繁さん、宮武一貴さん、加藤直之さん)は阿吽の呼吸でトークを繰り広げ、客席からは何度も笑いや拍手が起こりました。
宮武さんは線が少なければアニメーションの作画が楽になるとは限らないと発言。
ダンバインの腕は線が少なく立体認識が難しいため、アニメーターが正確に作画出来ず、作画監督チーフである湖川友謙さんだけが正確に作画出来ていたという話をホワイトボードを使って説明しました。
他にも宮武さんが「小学校一年が始まる前に横須賀で祖母と木造漁船を描いた時、後ろで見ていた地元の漁師のじいさんから『ぼうやの絵は見たことない船だけど走るね』と言われた。立体になっていて水に浮く形が描けていたらしい。」と、絵を描く事を意識しだした思い出や、「21世紀の人間は130歳(!)になっても仕事をして当たり前なので66歳は折り返し地点」など幅広い内容を閉艦時間ギリギリまで話し、大盛り上がりの内に惜しまれつつトークショーは終了しました。
メカニックデザイナー宮武一貴原画展
・開催日時
2015年10月24日(土)~11月23日(月・祝)
10月9:00~17:00
11月9:00~16:30
・開催場所
世界三大記念艦「三笠」艦内(横須賀市稲岡町82-19)
・入場料
無料
※別途、世界三大記念艦「三笠」観覧料金がかかります。
観覧料金600円、高校生300円、小・中学生無料
・主催
公益財団法人 三笠保存会、横須賀集客促進実行委員会
・協力
スタジオぬえ
・お問い合わせ
横須賀市観光企画課
046-822-8124
・サイト
http://www.cocoyoko.net/event/miyatake.html