サンライズワールド

2019.07.08
劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ』全5部作が遂に始動!第1部は「行け!コア・ファイター」!フランス「Japan Expo」での世界初上映に富野由悠季総監督が登壇!

2019年7月5日(金)、第20回 Japan Expo(フランス・パリ)に富野由悠季総監督が招かれ、遂に完成した劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」が世界初上映されました。
会場には、富野監督と劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ』を心待ちにしていた多くの海外のファンが詰めかけ、司会者からの紹介の後、拍手の中、富野監督が登壇。上映を前に、会場に集まったファンに向け、監督は以下のようにコメントしました。


【富野由悠季総監督コメント】
 「『Gのレコンギスタ』というタイトルには「ガンダム」というタイトルが付いていますが、基本的にガンダムとは関係が無い作品です。ですから「ガンダム」という作品を知っている人には「理解ができない」と嫌われました。ですが、まったくこの種類のアニメを知らない人には、オンエアの時には多少は人気を手に入れました。
 また、日本でオンエアをされた時に、深夜にしかオンエアがされませんでしたので、僕にとっては公開したという意識がございません。だけど、今言いました通り、一部の若い方の支持を得られましたので、だったら、きちんと作り直そうと思いまして、今回の映画版という形で新作として作ることになり、今日ようやくこちらで初めて公開することができます。ですから、ここにいらっしゃる方にちょっと残念なんですけれども、みなさん方のお子様に見て頂くように宣伝をして頂けるととても嬉しく思います。
 そして、ここの会場の習慣として、このように制作者が来たときには、いろいろとお話しをさせてもらうように強制されています。ただ、今言いましたように『Gのレコンギスタ』という作品は全く新しい形の作品ですので、まずご覧頂いて、そのあとで質問の時間を取らせて頂きたいと思います。
 ですから正面切って言います。
 大人の人は楽しんで頂く必要はありませんが、お子さんの目で観て楽しんでください。」


富野監督がこのように語ると会場内の期待値が高まるように拍手が起こり、劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ』が遂に世界初上映されました。そして上映が終わると会場ではスタンディングオベーションが起こり、再び登壇した富野監督を熱烈に迎えました。
その後は熱心な海外のファンからの質問が幾つも投げかけられ、富野監督も丁寧に答えていました。
今回の上映イベントの最後には、「今日はこういう形でこういう場所に来て頂きまして、本当に心からお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。メルシーボク」と富野監督からの言葉があり、会場に集まったファンからの盛大な拍手の中、劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ』世界初上映イベントは幕を閉じました。

 

▲海外のファンへ挨拶をする富野監督

▲上映後、通訳を交えての質疑応答の様子

▲第20回 Japan Expoの会場の様子


【作品概要】
タイトル:劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ I』 「行け!コア・ファイター」
総監督:富野由悠季

2019年、いよいよ展開予定!!

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