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2022/08/13
富野総監督が次世代にエールを託す!劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』公開記念舞台挨拶レポート

劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」の公開記念舞台挨拶が本日、新宿ピカデリーにて実施されました!
舞台挨拶には主演の石井マーク(ベルリ・ゼナム役)をはじめ、嶋村 侑(アイーダ・スルガン役)、寿 美菜子(ノレド・ナグ役)、佐藤拓也(マスク役)に加え、総監督の富野由悠季が登壇し、第5部の魅力やTVアニメ放送から数えて約8年経つ『G-レコ』の思い出を披露!

会場の様子をレポートにてお届けいたします!


▲左から富野由悠季総監督、寿美菜子、石井マーク、嶋村侑、佐藤拓也

 

 富野由悠季総監督最新作にして、全5部作の最後を締めくくる『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」の公開記念舞台挨拶が8月13日、新宿ピカデリーにて開催された。
 舞台挨拶には、富野由悠季総監督、ベルリ・ゼナム役の石井マークさん、アイーダ・スルガン役の嶋村 侑さん、ノレド・ナグ役の寿 美菜子さん、マスクことルイン・リー役の佐藤拓也さんが登壇。台風が近づくあいにくの天気のもとでの舞台挨拶となってしまったことから、登壇者からは冒頭の挨拶で、ファンを気遣う言葉がかけられた。佐藤さんは、劇中の設定である“レコンギスタ=地球帰還計画”にかけて「映画が見終わりましたら、無事にご自宅にレコンギスタしていただければと」と語ると、富野監督も「レコンギスタというのは始まりです。それはどういうことかと言うと、これを見てくれた皆さん方の記憶は、これから50年間残るということの始まりです」と挨拶し、トークはスタート。

 まず登壇者全員に、ついに最終章となる『G-レコ』第5部の舞台挨拶に立った感想が求められた。
最初に石井さんが「こうして皆さんに最後まで『G-レコ』を観ていただけたことは本当に嬉しいです。作品を通して伝えられるものが『G-レコ』にはあると思っているので、皆さんが今まで持っていなかった意識や考え方を作品から知っていくと、これから先の自分の生き方が変わったりするんじゃないかと思いますし、僕もその中の一人です」と感想を述べ、嶋村さんにバトンタッチ。
 すると、すでに少し感極まっている嶋村さんから「もう泣きそう」との言葉が。その感情を抑えて「テレビシリーズがあって、劇場版までやって、本筋は同じ作品ではあるんですが、私たちも成長しているし、世界もいろいろ変わっていて、作品の感じ方がいつも違うんです。同じ作品だけど、8年前に感じたことと今感じていることの違いで新たな発見がある。監督は“50年残る”と仰っていましたけど、この10年近い間だけでも、それは証明されていると思います。今日は『G-レコ』の最後の舞台挨拶ではあるんですが、これからもずっと皆さんに愛していただける作品が出来たんだと思うと、嬉しい気持ちで一杯です」と語った。
 続いて寿さんは、「先ほど侑さんが仰っていた通り、私たちも8年ほど作品に関わらせていただいて、監督やスタッフの皆さんはもっと長いこと積み上げてきた道のりがあって、そして今日がある。また、さらにここから始まってその先があると思うと、『G-レコ』って本当に偉大だなって思うので、また観ていただきたいですし、いろんな感じ方、いろんな感想をみんなでシェアして、『G-レコ』を膨らませていただけると嬉しいなと思います」と、その先を見据えた思いを語ってくれた。
 佐藤さんは「足かけ10年近く、ひとつの作品にこんなに関わらせていただくこと、これだけ移り変わりの早いエンターテインメント業界の中で、演じる我々もひとつの作品、ひとつのキャラクターに寄り添わせていただくことって、そう多くはないと思うんです。ですので、こういった作品に関わらせていただくことは本当に役者冥利に尽きます。また、劇場にかかる作品は、いろんなメディアの情報や評判などがありながらも、直接ご覧いただいた皆さんのそれぞれの感想や口コミで広がっていくのだなと、生きている人たちの力のようなものも感じることができて、本当に大きな仕事をさせていただいて幸せな気持ちで一杯です」と長く作品に関わった感慨を語った。
 富野監督は「僕にとっては、“ガンダム離れ”をしなければならないという絶対的な条件があって、それを乗り越えるためにはどうするか考えて立てた企画でした。当初の段階では、『G-レコ』という作品は袋叩きにあっています。それは皆さんもご存知の通りです。でも、その一方でそんなことをご存知ない新しい世代の人が入ってきている。劇場版を取りまとめるにあたって、袋叩きに合いながらもやる気になったのは、若い人たちのおかげです。おそらく、4、50人の人たちなんですが、彼らが背中を押してくれたからであり、それはやはり、観客が作品を完成させてくれているんだよ、ということなんです。新しい世代のファンが現れているということを本当に実感できたことで、僕の思い込みだけでなく作品を完成させてもいいという決断を下すことができた。そういう意味では、皆さんに感謝するということだけです。この作品が今後どのように評価されていくかわかりませんが、先ほど傲慢な言い方をした通り、50年くらいは保つだろう。そう思わせてくれたのもファンの方でした。そんな皆さんと出会えたことは本当に嬉しく思っています」と、ファンがあって、今作が完結まで辿り着くことができたという思いを、改めて熱く語ってくれた。

 続いては、キャスト陣に「富野監督や他のキャストの方々とのエピソードで、印象に残っているのは何か?」という質問が。
これに対して、最初に嶋村さんが挙手。「テレビ版の収録をしている頃に、監督から“赤ちゃんが泣いているというのが当たり前で、それを周りの人たちが受け入れているシーンを作りたい”という話を聞いたことがあって。実は、さっきの舞台挨拶で、小さな赤ちゃんを連れた方が劇場に来てくださっていて、途中で赤ちゃんが泣いてしまったのですが、周りの方がものすごく温かく見守っていて。その時に“あれ? もしかして、監督が作りたかったのはこういうシーンなの?”って。監督がしたかったことが、『G-レコ』が上映される観客席で起こっている? って思ったんです」と、ひとつ前の舞台挨拶で起こったエピソードを話してくれた。
 これに対し富野監督も「しっかり覚えています。宇宙に上がっていくクラウンの中で、隣で赤ちゃんが泣いていてもそこに座るおじさんが何の反応もしないという演出は、きちんと考えてやっています。『G-レコ』の物語では1000年位前に、人類はほとんど全滅するような経験をしていて、その結果この世界の人は全滅する恐怖を知っている。僕は神経質なので、隣で赤ちゃんが泣いていたら“黙らせろ”と言ってしまいたくなるのですが、今言ったような人類の歴史があったならば、おそらく僕のような男でも、泣いている赤ちゃんを見たら“次の世代が育っているんだな”という心が持てる。そういう設定にしているんです」と作品と演出に込めた思いを語った。
 その後、寿さんからは「オーディションの時に、ピンクの髪の毛の子だからって、可愛くなくていい。今のあなたの持っている声でトライして欲しい」と富野監督から言われたことが語られると、富野監督は「『G-レコ』の女性キャラクターは、メインキャラクターから裁縫をしているおばさんまで全部きちんと選んでいます。“可愛いければいい”というようなものは全部外しました。それは、男の目から見て女性全員が、男が好きなタイプの人間じゃないわけ。そういう女性がいてくれるから次から次へと世代が繋がっていったということを、『そろそろ男たちはわかれ!』と思っていたし、それが作品を通してわかるような物語にしたんです」と作品世界の人物の描き方のこだわりにつながる話を披露。
 佐藤さんは、テレビシリーズでの最終話でのエピソードとして「ルインが最後、ズタボロに負けた後になぜあんなに清々しくいられるのかを考えていたんですが、劇中でルインにマニィがスープをくれるんですよね。それと同じように、マニィ役の高垣彩陽ちゃんが僕に、スタジオの自販機で買ったコーンスープをくれて。その時に、あれだけ全力でやって負けてしまっても、今、隣にいる人が温かいものをくれる現実が何より幸せなことなんだな、と思ったら、あのラストが素敵だと思えたし、“隣にいる人の力って凄い”と思いました」と、収録時のエピソードも交えた思い出を語ってくれた。
 最後は石井さん。「作品に関わるきっかけになったのはやっぱりオーディションで。芝居をする以上、キャラクターのことを考えたり、こちらでキャラクター性をある程度決めてオーディションに挑むんですけど、準備万端整えて、監督の前で“どうだ!”とやってみたら“芝居をしなくていいから”って言われて。その時が一番ビックリしましたね。芝居をしなくていいというのは何だろう? と、本当に思ったんです。何が正解か判らないままオーディションに受かって、第1話の収録に行ったら監督から“腹から声を出せ!”と言われてパニックだったのを覚えてます。その後は、富野さんと演出の話はしていないのですが、ずっと見守ってもらっていた感じですね」と思い出を語ったあと、監督に対し「僕の印象はどうでしたか?」と質問。
 富野監督は「細かく説明しようとすると、演技論やキャラクター論になるのでやめます。ただ、“こういうのがベルリなんだろうな”という声質のマッチングの問題があって、この人はまだ素人なんだろうけど、これくらいまで発声できるとか、演技を組み立てることを覚えていくかもしれないというのは、何となく想像できたので最後までやってもらいました。ただ、途中で一度辞めさせようかと思った瞬間も、実はありました。それは僕の方の理由ではなくて、石井さんが勝手に辞めたがっていたという事件もありました」と石井さんとの関わりや思いを語った。
 石井さんは首を横に大きく振りながらも「自分の中で作品を通した中で思うところがあって。一時期ものすごくネガティブになってしまっていて、“自分には務まらないんじゃないか”とか、“これ以上自分はもう何もできないんじゃないか”と思ったこともありました。それで、一時期現場に行くのが怖かったんですよね。でも、キャストの皆さんに応援していただいて、何がきっかけという感じではないんですが、ガラっと自分の中で何かが切り替わって。それが劇場版第3部くらいに、手探りながら自分の中で“変わったな”という自覚があったんです」と、途中でベルリ役を挫折しかけていた、当時の気持ちを振り返った。それに対して富野監督は「彼がそのような感性を持っているという期待をしていたから、迂闊に辞めさせるのを止めました。そして、やっぱりやらせてみるという決断に踏み切ることも、こちらの仕事としてあったのは事実ですね」と、石井さんの悩みに向き合った富野監督の思いも改めて語られた。

 最後は富野監督へ「制作作業が終わり、時間が出来たなかでやってみたいことはありますか?」という質問が。それに対して富野監督は自身の足腰が弱ってしまったので無理だとしながらも「世界一周旅行です」と答えた。
 「最後のシーンの舞台になっているアマゾンの上流とギアナ高地は、行かなければいけないと思いながら行くことができなかった。だから、本当の空気感を知らないで作ってしまったという意味で、作品に“穴”が空いてしまっているはずなんです。その部分が本当に悔しい。物を作りたいという人間は、やっぱり世界一周旅行をくらいしておかなければいけないという反省があります。僕はもうできなくなっていますが、これから皆さん方は、まだ身体が使えるうちに世界旅行をしてください。それは、あなたの人生の上で損はしません。人というのは日本列島から見るだけではない、さまざまな形があるので、そういうものから出てくる物語はまだまだいっぱいあると思います。だから皆さんには、そういう経験をしていただけるとありがたいです」と、監督のやりたいことへの質問は、最終的には会場にいるファンへの強いメッセージとなった。

 ここで、盛り上がった舞台挨拶も時間となり、最後に代表して富野監督から挨拶が行われた。
「本当にこんな天気になってしまって申し訳ないです。晴れ男を自認しているんですが、台風を除けることはできませんでした。これ以後は、先ほども言った通りです。皆さん方の中から、次の新しい時代を拓くような作品を作るなり、そういう仕事をなさっていただけることを期待します。そのためには『Gのレコンギスタ』という作品が、おそらく無駄ではなかったんじゃないかと思える自惚れもあります。その自惚れもあるからこそ、今日こういうところに恥ずかしげもなく立っております。今後は、もう皆様方の時代ですので、皆様方の次の新しい時代を切り拓くような活躍に期待いたします。本日はご来場いただきまして、ありがとうございます」
 富野監督が次の時代に期待をかける熱いメッセージがファンに語られる形で、舞台挨拶は幕を閉じた。


【イベント名】
劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」公開記念舞台挨拶
【開催日】2022年8月13日(土) 12:05-12:35
【場所】新宿ピカデリー シアター1
【登壇者】石井マーク(ベルリ・ゼナム役)、嶋村 侑(アイーダ・スルガン役)、寿 美菜子(ノレド・ナグ役)、
佐藤拓也(マスク役)、富野由悠季総監督
MC:綾見優希

2022/08/11
演出・吉沢俊一氏が語る!スタッフトーク付き上映会第3弾レポート

大好評ロードショー中の劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」の大ヒットを記念して、昨日8月10日(水)にスタッフトーク付き上映会第3弾を開催いたしました!
今回はTVシリーズから『G-レコ』に参加し、劇場版でも演出を担当した吉沢俊一氏が登壇。進行は制作デスクの大橋圭一氏が担当し、『G-レコ』の知られざる制作秘話について熱いクロストークを展開!

昨日の会場の様子をレポートにてお届けいたします!
※レポート内容には本編『Ⅳ』『V』のネタバレも若干含みますので、お気をつけ下さい。


▲左から大橋圭一(制作デスク)、吉沢俊一(演出)

劇場版『Gのレコンギスタ Ⅳ』「激闘に叫ぶ愛」と『Gのレコンギスタ V』「死線を越えて」が大好評公開中のなか、作品関係者が舞台裏を語るスタッフトークイベントの第3弾が8月10日(水)に新宿ピカデリーにて開催された。

今回は「演出回」ということで、『Gのレコンギスタ』のテレビシリーズ、そして劇場版でも演出を担当した吉沢俊一さんが登壇。今回の司会進行は仲寿和プロデューサーに代わり、制作デスクの大橋圭一さんが務めることが冒頭の挨拶で語られ、トークがスタート。スタッフトークでは初の顔出しとなる大橋さんについて、吉沢さんから「お気づきの方がいらっしゃるかも知れませんが、第4部と第5部で、あるキャラは彼が顔面モデルを担当しています。ぜひ探してみてください」と紹介された。

「演出回」ということで吉沢さんが用意してきたネタは、第4部で起こった富野由悠季総監督による、驚きの決断について。「第5部に関しては、悩んでいる時間が無かったので、富野さんの想定通りの形でサクサクと作業が進みました。そのため今日ここで何の話をするか悩んだんですが、第4部では、実はスタッフがビックリするようなことがありまして。本日はそちらの話をメインにさせていただければと思います」と吉沢さんから今回のトークの主旨説明がなされると、画面には第4部のクライマックスに向けた重要な戦闘シークエンスである、G-セルフが絶対兵器フォトン・トルピードを使うシーンの絵コンテがスクリーンに映し出される。

フォトン・トルピードとは、G-セルフのパーフェクトバックパックに搭載された反物質を搭載した光子魚雷で、触れたものを一瞬で消滅させるという恐ろしい兵器。それが使用されるシーンの絵コンテが順番に映される中で、吉沢さんから説明が入る。
「途中で“×”(バツ印)が入っているカットがあるんですが、これが欠番シーンなんです。フォトン・トルピードのくだりは、本当はもっと沢山の人が死んでいたんですが、第4部を作っている中で欠番が出ました。富野監督の方で、絵コンテで想定していたところよりも削ってしまったカットがたくさんありまして。例えば、脱出してモビルスーツに乗っていない、戦う意志のないパイロットなんかも問答無用で命が奪われてしまうような、結構えぐい描写があったんです。その他にも、バララとクリムのチャンバラがあったりとか、いろいろ要素も入っていました」

解説と合わせて、画面にはいくつもの“×”が入った絵コンテが表示され、欠番シーンが多かったことがわかる。中には、カット単位では無く、ページまるごと削除される箇所があり、当初想定していた戦闘シーンがもっと長かったこと、また戦闘シーンが長くなってしまっているために大橋さんから富野監督に「削って欲しい」とお願いしたことなども語られた。
吉沢さんの説明によると「絵コンテの状態で撮影をし、並べてテレビ版の絵と繋げた仮映像を作ってみたところ、これはボリュームがエグすぎると。それでどんどん切っていったんです」と、戦闘シーンに関しては作画に入る前の段階での調整がなされたため、シーンの欠番だけで済んだとのこと。

続いて大幅な欠番が出たと紹介されたのは、ラ・グー総裁によってアイーダたちが案内されるビーナス・グロゥブの管制室のシーン。その時のことを吉沢さんは、「ここは、当初作ることが決定していて、作画や3Dに関してはある程度作業に入ってしまった後に切っているんです。タイミング的にはもうそろそろアフレコに入るか、というところで富野さんがいきなり“このシーンは切る”と言って切ってしまって。その時、編集室には編集マンの今井大介さんと僕と大橋君や笠井圭介アシスタントプロデューサーなどがいる中で、アニメーターが絵を描いているのに“このシーンは切る”、“このシーンはいらない”と言ってブワーっと切っちゃたんですよ。セリフから何からいじりまくって、みんな青ざめてしまった」と振り返っているなか、機材トラブルが発生してしまい画面を投影出来ない状況に。

機材復旧まで場繋ぎとして、大橋さんから制作中にあった富野監督とのやり取りが語られた。「アフレコや音響作業の時には、監督を車でお連れするんですが、その車内でラジオを聞いているわけです。ある時、“ラジオネーム、パプテマス・シロッコさんからのお便りです”と名前が出て、普通に嫁がどうした……というような内容が紹介されて。“監督、今パプテマス・シロッコって言いましたよ。50歳らしいです”みたいな話をしたら、“そうか、パプテマス・シロッコは50歳か……”って年齢のところを気にされて。“でも、全年齢に響いているようですよ”と言うと嬉しそうにしていましたね」と、富野監督のちょっと愛らしい様子が語られ、そこに吉沢さんも反応。スタジオで富野監督の隣の机に置いてあったコメディ漫画「アラサーOLハマーン様」(月刊ガンダムエースで連載中)の単行本を富野監督が気にして、「あの漫画は一体何なんだ?」と語った話や監督がお気に入りの女優“マリリン・モンロー”の発音にこだわる様子など、さまざまなことに興味を持つ富野監督の一面が披露された。

富野監督のプチエピソードが披露されるなかで、トラブルから復旧し再びトークへ。
スクリーンには、ビーナス・グロゥブの巨大なモデルをみんなで見上げるシーンの絵コンテが映し出される。「劇中でラ・グー総裁がアイーダたちにビーナス・グロゥブの内部を見せるというシーンだったんですが、ここもかなりの部分を切っているんです」と、吉沢さんの説明の後にはどんどんと欠番となった絵コンテが投影される。続いて吉沢さんは「富野さんの作品で、これだけ顔のアップが続くというのはかなり珍しいことで、ここが余程大事なシーンだということがわかるんです。ディスプレイデザインの青木隆さん(スタッフトーク第1弾に登壇)にCGのモニターを“気合いを入れてお願いします”と頼みました」という。また、ラ・グーが“このようなエネルギーの塊にする計画なのです”と語っていることから、「もしかしたらラ・グーは金星の近くで人工太陽みたいなものを作ろうとしていたのではないか」とスタッフ間では考察されていたことなど当時の制作時の様子も語られた。

 

クレッセント・シップにある永久エネルギーの話や、作品のテーマとも言えるエネルギー問題について語る場面など、重要だと思われるシーンが本編では全面的に削られたことについて、吉沢さんは「これは、結構大事なシーンのはずなんですが、みんな切っちゃったんです。これには僕らもかなりビビリましたね。すでに手を動かしているアニメーターや3Dの方に何て言おうと。でも、いたずらに切っているわけではないんです」と振り返る。
「アイーダとケルベスの間にも何かあったのかと思わせる部分も含めて、こんなに大事なシーンを何で切ってしまったのかと考えたんです。おそらく、この欠番したシーンが入ることによって、作品が説教臭くなりすぎて、話のテンポが落ちると判断したんだと思うんです。すでに作業が進んで、作品のテーマの根幹に触れてそれが見え隠れするところも、作品のテンポという全体を救うためにあえて切ってしまうという。この作り手としての監督の姿勢に、僕は本当にビックリしました。1カット、2カットの見せ場のためだけじゃなく、全部通しての映像にしたときに、どういう印象を残すかを考えて、そのために全部必要ないと判断して切ってしまうということですね」と、大きく作業の手が入る中での多数の欠番シーンが生まれた、前代未聞の富野監督の決断に関しての素直な感想を語った。

そして、このカットされたシーンの途中まで作られた素材などを交えた映像を、来場したファンのためだけに特別に公開。実際の完成映像と比較する形でスクリーンに投影された。この映像は、普段は一般には見せることがないもので、アフレコ直前だったためにアフレコの際にセリフが入るタイミングなどが指示された「セリフボールド」が入った映像となっていた。

映像に合わせた解説を入れる際には、大橋さんは「カットしたシーンはテレビシリーズには無かったところで、追加するというのは必要だから入れたところですから、そこを切ってしまうんですよね」と感心とも驚きともいえる感想が語られると、吉沢さんも「その英断ができるっていうところが、やっぱりすごい人だなと。作品に対して、誰よりも客観的だからできるんですよね」と同じように驚きについての感想を語った。
その後本編で使われた完成版の映像が流され、大橋さんは「切ったことによってスイスイと流れていくんですよね。喋っているシーンを集中して観るのはつらいと思うんですけど、完成版の見やすさはテンポよく、どうみせようとしたか、という苦労の証かと思いますね」と仕上がりに対しての思いを語った。

さらに吉沢さんは「人類がまたやっていけるようなヒントだけはいろんなところで少しずつだして、未来に向けて何か準備ができるのか、できたのかという人間の叡智の部分をラ・グーを通して描いておきながら、後半はそのエネルギーを奪い合うためにものすごく醜い殺し合いをしているという、“対”になっているところが非常に印象的で、シーンを切ったことでうまくそっちに繋がっているなというように思うんですよね。それがとても見事だなと思いつつも、そのために自分の温めたアイデアも思い切って削ることができるというのが、本当に凄いですね」と、富野監督の欠番シーンを決めていった行動を改めて讃える言葉を述べた。

時間が差し迫る中、次の話題に。スクリーンには第5部のエンドロールの背景に流れていた映像が映し出される。
「この絵が何の絵なのかは私からは言えないし、どこかのタイミングで監督が言うのであればその時に任せたいです」と大橋さんが語る謎の絵は、美術監督の岡田有章さんが描いたもので、オーダーでは油絵だったが時間が無かったためアクリル絵の具でキャンパスに描かれたもの。それを写真で撮影し、吉沢さんがカメラワークをつけてテロップの背景用の映像にしたという。


吉沢さんはラストの謎の絵については、「SF作品を見ていたのに、最後にこの絵が出たらみんな驚くかなと思っていたんですが、結構自然に見られてしまったのかなと思います。ドラマと映像の流れがマッチして、成功して、みなさんに心地良く見てもらえるような。そういうものになっているから、スッっと見ることができてしまったのだと思うんです」と語った。
エンドロールに関しては、ただの黒バックではなく、もう少し見ている人を楽しませたいという監督の思いから、『G-レコ』では毎回何かしらの映像が入れられてきたという理由が語られた。
また、エンドロールに関しては、毎回監督に怒られるのは恒例だそうで、大橋さんは「エンドクレジットは、ただ流すだけじゃなく、文字の大きさやスピード、タイミングのすべてに、すごく気を使えと監督は言っています」とそのこだわりを語る。しかし、作業の流れとしては、納品の一歩手前くらいで行うため、テロップをいじるのは難しいのだが、そこで手を抜かないようにと富野監督は怒るそうだ。大橋さんによると「テーブルをバンバン叩いて怒るんだけど、叩いている手が折れるんじゃないかというくらい叩くので、怒られてるこっちが心配しちゃうほどの勢いで怒ってます」と、富野監督がどれくらいの勢いで怒っているのか、その様子を語った。「でも、人の名前が並んでいるので、そういうところにちゃんと気を使わないとダメだということなんです」と、エンドクレジットへの監督の強い思いについて語ったところで、残念ながらトークも終了に時間に。

「今日はちょっと拙い話をしてしまいましたけれど、楽しんでいただけたでしょうか? ファンの皆さんがいらっしゃるから、こうして5本目まで公開に辿り着けた思っております。本日はありがとうございました。監督はいつも取材の時に“『G-レコ』は50年残る作品だ”ということを言われているわけですが、“50年残る”ということで、パッケージや配信などでまた見る機会があると思いますので、これからも末長く楽しんでいただけたらと思います」(大橋)

「やっぱり皆さんの応援があってこそ、我々もここまでやってこられたというのは本当にあります。『G-レコ』をこれからも愛していただければと思っております。本日は本当にありがとうございました」(吉沢)

最後に、大橋さんと吉沢さんからの挨拶が行われ、「演出回」のスタッフトークは幕を閉じた。


【イベント名】
劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」スタッフトーク付き上映会 演出回
【開催日】2022年8月10日(水) 20:35~21:05
【場所】新宿ピカデリー シアター3
【登壇者】吉沢俊一(演出)、大橋圭一(制作デスク)

2022/08/10
【劇場限定商品】上映劇場での販売状況について(8月10日更新)

【劇場限定商品】上映劇場での販売状況について(8月10日更新)

上映劇場にて好評発売中の「富野由悠季の暗号 ~The secret lesson of TOMINO directing in G~」「劇場版『Gのレコンギスタ』オリジナルサウンドトラック」について、販売状況は下記の通りです。

※在庫あり、残りわずかと表示されている劇場についても、完売している場合がございます。
※最新の在庫状況については、各上映劇場へご確認いただけますと幸いです。

■在庫状況(8月10日時点)
○:在庫あり / △:残りわずか / 販売終了:在庫なし

<「富野由悠季の暗号 ~The secret lesson of TOMINO directing in G~」Blu-ray、劇場版『Gのレコンギスタ』オリジナルサウンドトラック購入に際しての注意事項>
※劇場にて販売されるBlu-ray、オリジナルサウンドトラックの購入には、購入劇場にて発券する座席指定券、もしくは入場後の半券が必要となります。
※座席指定券1枚の提示につき、「1会計各2枚まで」の購入制限を設けさせて頂きます。なお座席指定券の提示は1会計につき1枚までとなります。
※座席指定券については『Gのレコンギスタ Ⅳ』「激闘に叫ぶ愛」、『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」どちらのものでも購入可能となります。
※劇場にて販売されるBlu-ray、オリジナルサウンドトラックの在庫状況については、各劇場まで直接お問い合わせください。
※本商品は、公開劇場のみでの販売となります。
※本作品を公開劇場にてご鑑賞される方が販売対象となります。
※数量に限りがございますので、上映期間中に品切れとなる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

2022/08/08
「Gのジャケットイラスト展」&「Tの企画書展」8/25(木)まで延長決定!新宿ピカデリーにて実施中!

東京・新宿ピカデリー1階ロビーにて実施中の展示企画「Gのジャケットイラスト展」と「Tの企画書展」の開催延長が決定しました!

「Gのジャケットイラスト展」では、TVシリーズから劇場版までの『Gのレコンギスタ』のBlu-rayジャケットイラストをじっくりと堪能できる巨大展示を実施。
「Tの企画書展」では、富野監督による『Gのレコンギスタ』の構想をまとめた企画骨子やキャラクター表の展示のほか、日替わりで富野監督が過去に手掛けた作品の企画書を展示します。
まだ見てない方も、もう一度見たい方も、この貴重な機会にぜひお見逃しなく!

■「Gのジャケットイラスト展」「Tの企画書展」
【場所】
新宿ピカデリー 1Fエントランス
(東京都新宿区新宿3-15-15)

【開催期間】
開催中~8月25日(木)の新宿ピカデリー営業時間内

【展示内容】
<常設展示>
・『Gのレコンギスタ』Blu-rayジャケットイラストの展示
・『Gのレコンギスタ』企画書、キャラクター表の展示

<企画書展示(展示スケジュール)>
■開催中~8月11日(木・祝)
『OVERMANキングゲイナー』
■8月12日(金)~14日(日)
『無敵超人ザンボット3』、『無敵鋼人ダイターン3』
■8月15日(月)~18日(木)
『伝説巨神イデオン』、『戦闘メカ ザブングル』
■8月19日(金)~21日(日)
『聖戦士ダンバイン』、『重戦機エルガイム』
■8月22日(月)~25日(木)
『OVERMANキングゲイナー』

2022/08/06
撮影監督・脇氏が語る!スタッフトーク付き上映会第2弾レポート

8月5日(金)より全国ロードショー中の劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」の公開を記念して、公開日の8月5日(金)にスタッフトーク付き上映会第2弾を開催いたしました!
今回は、第3部のスタッフトークイベントにも参加し、人気作を多数手がける撮影監督、脇 顯太朗氏が登壇。進行は第1弾に引き続きプロデューサーの仲 寿和氏が担当し、『G-レコ』制作秘話をスクリーンに投影された数々の資料とともにたっぷりと語っていただきました!

昨日の会場の様子をレポートにてお届けいたします!
※レポート内容には本編『Ⅳ』『V』のネタバレも若干含みますので、お気をつけ下さい。


▲左から仲 寿和(プロデューサー)、脇 顯太朗(撮影監督)

絶賛公開中の『Gのレコンギスタ V』「死線を越えて」。劇場版『G-レコ』シリーズ最終章である本作の公開を記念し、8月5日(金)、新宿ピカデリーにて「公開記念スタッフトーク 撮影回」が開催された。

登壇したのは撮影監督・脇顯太朗氏。聞き手としてプロデューサー・仲 寿和氏が同席し、『G-レコ』シリーズに導入された撮影技術、ビジュアル表現、総監督・富野由悠季氏とのエピソードを熱く語った。

撮影監督とは、デジタル上で原画や美術を重ね合わせ、照明や効果線などのエフェクトを施し、全体の色調や彩度を調整するなどアニメーションのルックに大きな貢献を果たしている。テレビシリーズから足掛け8年間、富野総監督や演出・作画監督たちの指示を仰ぎながら、脇氏もまた『G-レコ』を支え続けてきたうちの1人だ。

脇氏は「最後の『V』まで観ていただいて本当にありがとうございます。今日いろいろと話せればと思っています!」と挨拶も早々に裏話を開始。
脇氏「劇場のみなさんは、先ほど『V』のラストシーンを見られたかと思います。映像的には、まず宇宙に浮かぶ地球が登場して、その中の砂漠地帯にカメラが寄っていくと、ベルリが乗った二足歩行ロボ”シャンク”が砂漠を歩いているシーンが出てくる、という流れです。あの砂漠、実はモンゴル地域にあるゴビ砂漠なんです。あの砂漠のシーンは、本当はもっと陽炎がゆらめいているような暑い感じにしようという話もあった。でも撮影時期がちょうど6月くらいで、その段階で東京の気温がめちゃくちゃ高かった。ゴビ砂漠でこの暑さを再現したらベルリたちが死んじゃうと思って、ほどほどにしました(笑)」

そこで「そういえばあの地球の映像は……」と仲プロデューサーもトークに参戦。
仲氏「あの素材(元の画)、地球の1枚絵だったんですよね。これだけじゃ足りないって話になって慌てました」。
脇氏「そもそもラストの地球は動かしたいという話だったんですが、いただいた素材が地球の1枚絵だった。これだと動かせませんって話をしたんですが、もうね、無理やりCGで動いているように見せましたよ!(笑)」

脇氏はこの日のためになんと『G-レコ』での仕事をパワーポイントにまとめ、スクリーンに映しながら解説するという「パワポ芸」を披露。

▼スクリーンに「ベェェェェルリィィィィィ!」と激昂するマスクの姿。

脇氏「何を言いたいかと言いますと、僕はめちゃくちゃ怒っているわけです! 怒っているのにはちゃんと理由がある。まずはコイツです」

スクリーンにG-セルフの頭部の画が浮かび上がった。

脇氏「この目ですよ、目!」

 劇場版からG-セルフの目(瞳)が描かれるようになったが、目を貼り込む作業は撮影班が担当していた。脇氏は作画監督・桑名郁朗氏がベースデザインを手掛けたという目を、あらゆる方向に貼り込んでいく作業映像を15倍速で再生しながらこう語る。

脇氏「これを見て感じとっていただけると嬉しいのですが、原画1枚1枚に目を当て込んでいるんです。これ、止め画の1枚絵ならまだいいんですけど、両目ありますからね。しかも動くんです(笑)。G-セルフは目線で演技もしているので、作画監督さんからの指示に合わせて1枚1枚、調整しながら目線の方向を変えています。目をひとつ貼るのに大体40分から60分かかります」

実はこの瞳、劇場版の制作初期段階では、1本あたり3カット?5カット。多くても10カットくらいの予定だったという。ところがーー。

脇氏「今回、目をいくつ貼ったんだろう? と思って計算をしてみました。『Ⅰ』が42セルフ(語尾の「セルフ」は脇氏独自の表現。本来は「1体」)。『Ⅱ』が56セルフ。『Ⅲ』が62セルフ。『Ⅳ』が75セルフ。そして『V』が45セルフです。ところがですね、この他にも版権物の処理なども担当していまして、これが大体35セルフもあった。つまり、合計約315セルフ! あれ? はじめの10カットって話は何だったの? だから私は怒り心頭なんですよ!(笑)」

これには場内も大爆笑。横にいる仲プロデューサーも恐縮の表情で頭を下げるという一幕も。するとスクリーンには富野総監督の姿が映る。

脇氏「それでもね、最終的に富野さんが喜んでくれればOKなんです! 実際、G-セルフに瞳が張り込まれたおかげで表情が出ましたし、それは富野さんの意向でもあったわけですから。それに『Ⅲ』以降はもうひとりの撮影監督・田中直子が作業をやってくれています。『こうやって貼れるよ』って教えたら、嬉々として貼ってくれるようになりまして。すべて脇がやったと思われたら田中に怒られそうなので一応言及しておきます(笑)」

続いては、『Ⅳ』のエンディングテーマ「カラーリング バイ G-レコ」が流れるシーンに映り込むビクローバー(キャピタル・タワー基部の地上施設)のカットについて。テレビシリーズ版でも似たような絵面が登場していたが。

脇氏「富野さんが、『第4部のエンディングにテレビ版のビクローバーの画を使いたいんだけど、目新しい感じにしたい』と言ったんですね。だったらカメラワークを左右に振ったりしないと新鮮味が出ないのでは? と提案したら、『ビクローバーをズームしているところから引く(全体を見せる)ようにしよう』となった。そこで試しに当てずっぽうに画像をズームして動かしていたら、突然、富野さんが『待て!』と叫んだ。何か、しでかしてしまったんじゃないか? と、場が凍り付きましたよ。そしたら監督が『今のこの画を最初のフレームで行く』と。そこでスタッフたちは慌てましたよ。動かすな! 誰も触るな! フレームがズレる!って(笑)」

富野総監督はその動体視力を以て、一瞬の画をチョイスしていた。さらに。

脇氏「富野さんがビクローバーに『もっと寄れ、もっと寄れ』(ズームしろ、の意味)って言うんです。これ以上やったら画像の解像度が低くなるので無理だってところまで。仕方がないのでやりましたよ。そしたら『ほら、言ったとおりに出来るじゃないの』とニコニコしてらっしゃって。いや、それ、細部を見ても遜色がないように私が“処理”(画像の追加)をしていますから、っていう(笑)。でもね、富野さんが笑顔であればそれでいいんです!」

そして、いよいよ話題は事前にSNSでも予告していた『Ⅳ』のクライマックスシーンについて、効果線や発光処理のトークに。テレビシリーズ時代からアニメーションの「線」についてアナログな質感を追求していたが、劇場版ではその表現がさらに進化。カシーバ・ミコシ戦におけるベルリVSマスク、G-セルフVSマックナイフの激闘シーンはアナログを思わせる筆圧、効果線、影の表現(処理)がより顕著になっている。

脇氏「戦闘シーンに迫力を出そうと思って線を足しました。富野監督作品で言うと『無敵超人ザンボット3』(1977年)で伝説のアニメーター・金田伊功さんが描いたカットなど、緊迫したシーンでキャラクターの気持ちが出ているときは、激しく効果線や影が描かれている。同じことを『G-レコ』でやってもいいんじゃないかと思ったんです」

脇氏「ビームやバーニアの発光にもこだわっています。最近のアニメではビームやバーニアの発光を表現するときに、文字通り光らせてしまう。でもセル時代のアニメを見てると光っているというよりも、『光っていることを絵として表現するにはどうしたらいいか?』という試行錯誤が見える。その手触りを再現してみたかった。参考にしたのは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年)です。同作のエフェクトは品があってやりすぎていない。しかも緊迫した戦闘シーンのドラマとして成立していますからね。その後の『機動戦士ガンダム F91』(1991年)なんかは、『逆襲のシャア』でスタッフさんががんばり過ぎて、さらにオーバースペックな動きや処理をしています。ビームがあったとしたら、その周囲に散らばるビーム粒子だけが発光していたりする(笑)。この辺りも参考として拾いました」

こうした脇氏の過剰なまでのプランの裏には、こんな想いがあったという。

脇氏「『G-レコ』は8年も続いている作品じゃないですか。そうすると良い意味でも悪い意味でも『慣れ』が出てくる。スタッフ全員がオーダーに答えられる能力があるがゆえ、仕事がルーティンになっていく部分があった。現場的には仕事が進めやすいんですが、富野さんと仕事をすることに慣れてしまうのはマズイんじゃないか? と思いました。だって相手はあの富野さんですよ? “俺たちの『レコンギスタ』はそんなもんだったのか?”と」

脇氏「そんな気持ちにトドメを刺されたのが、『Ⅳ』の絵コンテが出来上がったときのことです。『Ⅳ』の戦闘シーンってすごいじゃないですか。2Dであんな計算されたコンテを切れるのは今の日本には富野さん以外いません。なのに、その富野さんが打ち合せでチラっとこう言うんです。『まあ、何のことはない、つまんないコンテですよ』と。その言葉を聞いた瞬間に怒りと同時に悲しくなっちゃって。きっと富野さんのことだから言葉通りの意味ではないと思いますけど、僕にはその言葉が『コンテ通りにやれば富野作品っぽくなりますから』みたいなニュアンスに聞こえたんです。その時、僕は思いました。『そんなことを言うんなら、(監督が)本当に想定してる以上の画面を出してやる。だから富野さん、ヤル気出してよ!』って」

そんな脇氏の熱弁に一瞬、場内が静まり返る。しかし次の瞬間、客席から次々と拍手が湧き起こる。それはしばらく鳴り止まなかった。

脇氏「そういう経緯があったんです。お陰様で時間と命を削りましたが(笑)。TVシリーズスタートの8年前、僕は24歳でした。当時、キャラクターデザインの吉田健一さんと『デジタルだとキャラクターの線に抑揚がない。アナログ時代のような人間味のある線を描きたいよね』と話していたんですが、当時の技術で全然実現できなかった。でも今の俺なら出来る! やるんだったら今、俺がやるしかない!って。つまりは富野さんが喜んでくれればいいんです! それで本当に長生きしていただいて、たくさん作品を作っていただければと思っています。やっぱり富野さんはスゴすぎるから、スタッフ全員が富野さんのコンテ、演出に乗っかっちゃうんですよね。そこにあぐらをかいて、がんばらなくてもいいと思ってしまうのは『違う!』と。富野演出にしっかり向き合って、想像を働かせて、俺たちは新しいレコンギスタをしなければならない! そう思っています。以上です!」

こうして日本一熱いスタッフトークは幕を閉じた。豪華景品の抽選会も含め、総時間はたったの31分。その情報の凝縮ぶりは、もうひとつの『G-レコ』本編を見るかのようだった。


【イベント名】劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」スタッフトーク付き上映会 撮影回

【開催日】2022年8月5日(金) 20:35~21:05
【場所】新宿ピカデリー シアター3
【登壇者】脇 顯太朗(撮影監督)、仲 寿和(プロデューサー)

 

2022/08/05
劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』公開記念!「Gの閃光」アニメーションMV、本日公開!

劇場版『Gのレコンギスタ』の公開を記念して、TVシリーズ、そして劇場版第1部のエンディングテーマでもある「Gの閃光」のミュージックビデオが公開されました!

作詞は井荻麟こと富野由悠季総監督、そして作曲は本作の音楽も担当する菅野祐悟、歌唱はハセガワダイスケさんです!

作品の名場面をふんだんに盛り込み、英訳付きの日本語オリジナル歌詞テロップで、歌詞を堪能できるミュージックビデオとなっています。

なお、「Gの閃光」は各音楽サービスにて配信中!
こちらもあわせてチェックしてみてください!
配信URL:https://lnk.to/Flash_of_G

 

2022/08/04
ディスプレイデザインの青木 隆氏が緊急参加!スタッフトーク付き上映会第1弾レポート

昨日8月3日(水)にスタッフトーク付き上映会第1弾を開催いたしました!
第1弾には、TVシリーズよりディスプレイデザインを担当する青木隆氏が参加。進行はプロデューサーの仲寿和氏が担当し、ディスプレイデザインの作業内容や青木氏から見た『G-レコ』の注目ポイントをたっぷりと語っていただきました!

昨日の会場の様子をレポートにてお届けいたします!

 

▲左から仲寿和(プロデューサー)、青木 隆(ディスプレイデザイン)

絶賛公開中の劇場版『Gのレコンギスタ Ⅳ』「激闘に叫ぶ愛」。恒例となっている作品関係者が舞台裏を語るスタッフトークイベントが8月3日に新宿ピカデリーにて開催された。今回は、本作のディスプレイデザインを担当する、青木隆さんが登壇。急遽登壇が決まった青木さんは、「ひと晩でテレビシリーズを含めた10年近く前のデータを探して持ってきました」と挨拶をし、早速スタッフトークがスタート。

 最初にスクリーンに映し出されたのは、ここまでの形で紹介されるのは初めてだという劇中のディスプレイに表示される文字フォント。テクノロジーが大きく進化した『G-レコ』の世界観を象徴するモニターに表示されるアルファベットや記号などの文字は、劇中で使用するためにすべて新たにデザインされたとのこと。青木さんから「アルファベット読みしやすいものと、それっぽく見えるデザインのものを2種類用意して、本編内のモニターで使っていました。あんまりモニターで読ませる演出をするのが少ないということだったので、それっぽく見せるためにこういうデザインにしました」とデザインの意図の説明がなされた。劇中では、ディスプレイはしっかり見せないものの、よく見るとモビルスーツ名や戦艦名が確認できるそうだ。
「このフォント名を“ニュータイプ”と命名して、フォントデータとして使っていました。フォントを切り替えるとちゃんと使えるようになっています」と青木さんが言い、仲さんが「これ、聞いたら欲しがる人がいるんじゃないかと思いますけど」と感想を述べると、「欲しい!」とばかりに会場から大きな拍手が。それを聞いた仲さんは「では、要検討ということで」と、フォントの配布に対して前向きな考えであることを示した。

 続いて画面に映し出されたのは、キャピタル・タワーに配置され、人々や物資を載せて往復する乗り物「クラウン」の運転席のディスプレイとタッチパネルのデザイン。仲さんが「世界観的にはすごく大事なものだったんですが、ブリッジは序盤の話数しか出て来なかったですね」と語ると、青木さんは「ずっとこれに乗って旅をすると思っていたので、わりと重要度が高いと思ってデザインしたんですが、わりとすぐに出番が無くなってしまって」と当時を振り返る。
デザインのラフからブラッシュアップ、彩色版、そして美術ボードに張り込んだイメージなど、ディスプレイデザインの流れがスクリーンに映しだされ、どのように劇中で採用されていったのかが理解できるように説明がなされた。彩色もいくつかのパターンを提示するなど、画面の主役にならないながらも、ディスプレイデザインも徹底したこだわりで作られているのがわかる。
その流れで、仲さんから「青木さんは、他のお仕事はどのようなものを手掛けられていますか?」という質問が。「ガンダム関係は、『機動戦士ガンダムUC』、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』、最近では『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』もやっています。他社さんだと『銀河英雄伝説』はメインでやらせていただきつつ、『宇宙戦艦ヤマト2199』や『蒼穹のファフナー』、などをやっています。元々撮影出身なので、日本で作った短編集的な作品であるDisny+の『スター・ウォーズ:ビジョンズ』では撮影監督などをやらせていただいています」と、その手腕を買われて、多くの作品に関わられていることが語られた。
話は戻って再びディスプレイのデザインについて。タッチパネルなどは、美術に貼り付けられると折れ曲がってしまうことも想定した形でデザインされていること、寄りにならないが、オペレーションシステムの名称やキーボードにフォントが書かれているなど、細部の作り込みも解説してくれた。
青木さんによると「『G-レコ』は、四角いディスプレイがほとんどなくて、特殊に張り込むものが多かったです」と、形状のデザイン面での苦労もあったそうだ。
その他にも、壁に貼られていたザンクト・ポルトの路線図なども担当。「路線図は、最初はシンプルめに一直線だろうと思って作ったら、144個のナットがあるんだと言われて、路線を増やしました。路線図には序盤に登場するナットの名前とかも入っています」と、富野監督による設定の細かさが伝わる話も披露してくれた。

 続いて紹介されたのは、主人公機であるG-セルフのコックピット内のコンソールパネルのデザイン。「いろんなガンダムの中でも、一番特殊な形をしていると思います」と青木さんはコンソールパネルの特殊な形状を解説。こちらもラフイメージから完成版のデザインに至るまでの経過を見せてくれた。青木さんは「最近だと『閃光のハサウェイ』などはコックピット内も3Dで作って、コンパネもCGでやっているんですが、それに3Dを貼り込むとやり易いんですよね。でも、『G-レコ』は全部作画なので。G-セルフは作画さんのカットによって形がすごく変わってしまう。僕はこの素材を出せば作業としては終わりなんですが、撮影スタッフの方々は形状を合わせるのに相当苦労されたと思います」と『G-レコ』だからこそのコックピットまわりの表現にまつわる苦労に関しても解説。「余白の素材を出すことで、多少はみ出したりしても形が崩れないように見えるデザインにしたつもりです」とデザインの際の気遣いを語ると、仲さんから「サラっと言っていますけど、すごく大変なオーダーでしたよね」との言葉が。それに対して、青木さんも「凄く大変でした」とデザイン作業に苦労があったことを語った。
 一方で、細部まで細かく作っていながらも、作劇の関係で「あまりタッチパネルを押しているところとか出て来なかったですね」と活躍の少なさを嘆くひと幕も。
ちなみに、青木さんの説明によると、テレビシリーズの時のディスプレイなどを使用したのは、全26話で約360カット。青木さんが関わったロボット系のアニメーションに比べると数字的には少ないそうだ。「富野監督の演出方法で、話す時はモニター映像を使わないでカットインで話して、戦況説明はセリフでしてしまうので。他の作品だと状況説明はモニターを使ったり、通信カットを使うので、平均すると少ないんですが、タイトな中でやっていたので大変でしたね」と当時の作業を振り返った。

 続いて、作業用モビルスーツのレクテンのモニター紹介。「序盤に登場するメカだったので、結構作り込んでいて、気に入っているんですが、あんまり見せる機会が無かったです」とちょっと残念そうに語った。仲さんは「レクテンは、外観のデザインやコックピット内部も含めて、スタッフも気に入っている人が多かったです」とスタッフ人気があった機体だったと振り返る。
続いて、キャピタル・アーミィやアメリアなどの各陣営のコンパネまわりのデザインを紹介。「モビルスーツは入れ替わってどんどん出てくるので、外観的には敵か味方か判りづらいところがあるので、コックピットの内装と表示で陣営の差別化をしようとしています。でも、クリムもマスクもあんまりコンソールを操作したりしないで、フィーリングで操縦して、セリフを叫んでいる感じなので、一応作ってあったよ、という感じです」と陣営ごとの違いなどのこだわりを披露してくれた。

ここにきて残り時間が少ないことがわかり、大量に用意した資料を駆け足で紹介。ロックオンの表示が陣営ごとに違いがあること、大型の艦船などのモニターデザインが各艦ごとに違うなど一気に見つつ、主人公であるベルリたちの母艦、メガファウナのモニター類をチェック。ここでも、設定画に描かれている多数のモニター類を埋めるというオーダーからラフ画、完成版などが紹介された。「通信用や艦長用のタッチパネル、機関制御や速度制御、モビルスーツの発着艦などのシーンに対応できるように作っています」とここでも細部へのこだわりを教えてくれた。
 そして、劇場版第4部用に新たに作られたビーナス・グロゥブの管制センターがスクリーンに登場。仲さんから「『G-レコ』では珍しく、3Dでガイドが作られたところです」と劇場版での新たな試みであることが語られ、青木さんも「CGじゃないと貼り込みが大変過ぎるので助かったんですが、これのモデリングをポンと渡されて、“中身全部作って”って言われて大変でした(笑)」と作業の大変さを振り返る。密度の高い作り込みがされていながらも、「ここのシーンは本当はもっとカットが沢山あったんですが、欠番が滅茶苦茶出ました」と仲さんが語ると「本当は、第4部に出て来た倍くらいのカットがコンテ段階ではあったんですが、半分くらいに削られてしまいました」と編集によって、作り込みを見せられなかった状況なども語られた。

 最後にはちょっとした裏話として、テレビシリーズの第4話でG-セルフのモニターに武装管制表示が現れるのだが、その中に「ガンダムハンマー」が描かれていることが明かされた。劇中ではわりと速いスピードでディスプレイがスクロールしていくので、ほとんどの人が気付いていないディスプレイデザインとしてのお遊びがなされていたのだ。「メインはコア・ファイターの位置を調べるためのものだったんですが、演出の吉沢俊一さんのメモで“ハンマー”って書いてあって。序盤の話でハンマーは使わないけど、入れていいのかと確認したら“入れちゃおう”と。既成事実として入れちゃったら後半で富野さんが拾ってくれるかもしれないと、打ち合わせの場では言っていたんです。小さいメモで渡されたお遊び程度のものですが、画面にはしっかりとモデリングをしてハンマーを入れていたんです。ただ残念ながら、テレビシリーズの本編では拾われず仕舞いでした」と、まさに隠し要素的な存在であったことを告白。仲さんも「本編で拾われなかったので、いつかゲームとかで出たりするかもしれないですね」と語った。

 トークの後は来場者へプレゼント抽選会を挟んで、青木さんが締めの挨拶。
「今日、急遽代役という形での登壇でしたが、大丈夫でしたか? 楽しめたでしょうか? なかなかこうしたディスプレイデザインの話を聞いてもらえる機会がないので、ぜひまたやりたいですね。『G-レコ』をやり始めたのが2013年くらいからなので、結構長い旅になりました。僕もガンダムが超好きで、ガンダム作品をやりたいなと思っていまして。ましてや、今回声をかけていただいて、それも富野さんの作品だということで、参加できてとても光栄でした。こんな機会は滅多に無いと思うので、お仕事を受けた時は超忙しい時期ではあったんですが、もうふたつ返事で受けた仕事でした。作品に関わることができて、とても誇りに思っています。アニメの仕事は続けたいし、続けると思うんですが、『G-レコ』は何年かして見返した際にも“ずっと続けていいよ”と言い続けてくれるような作品に、自分の中でなったと思っています。ありがとうございました」

青木さんの作品への思いが詰まった挨拶によって、ディスプレイデザインの裏側がわかる貴重なトークイベントは幕を閉じた。

なお、最終章となる、劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」は、ついに明日8/5(金)公開です!お楽しみに!


【イベント名】
劇場版『Gのレコンギスタ IV』「激闘に叫ぶ愛」スタッフトーク付上映会

【開催日】2022年8月3日(水) 20:40~21:10
【場所】新宿ピカデリー シアター3
【登壇者】青木 隆(ディスプレイデザイン)、仲寿和(プロデューサー)

2022/08/04
【劇場物販情報】サウンドトラック、富野由悠季監督のドキュメンタリーBlu-rayも発売!

劇場版『Gのレコンギスタ』第4部「激闘に叫ぶ愛」と第5部「死線を越えて」の劇場物販で販売されるグッズ情報!

第4部、第5部のパンフレットに加え、新規の「アクリルスタンド」や「ガラスマグカップ(G-セルフ 宇宙用バックパック)」など、第4部からの新商品もラインナップ。
ファン必携のアイテムがそろっています!

そして、第4部に引き続き、劇場版『Gのレコンギスタ』新規録りおろし楽曲が収録されたサウンドトラックが、劇場限定で販売中!
音楽を担当する菅野祐悟さんが劇場版で新たに手がけた壮大な楽曲の数々とともに、ハセガワダイスケさんが歌唱する第4部エンディングテーマ「カラーリング バイ G-レコ」も収録します。ぜひお聴き逃しなく!

■劇場版『Gのレコンギスタ』オリジナルサウンドトラック(音楽:菅野祐悟)
発売日:2022年7月22日(金)
価格:2,500円(税込)
品番:LACZ-10113
レーベル:SUNRISE Music Label
※劇場限定商品

【商品紹介】
◆音楽を手掛けるのは、ドラマ・映画音楽・アニメで大活躍中の菅野祐悟
◆劇場版のために新規制作した劇伴をあますことなく収録!
◆各曲タイトルは、富野由悠季総監督が担当!作品の世界観を反映させた曲名にも大注目!
◆劇場版『Gのレコンギスタ Ⅳ』エンディングテーマである「カラーリング バイ G-レコ」を収録。進化に進化を重ね、前向きに元気になれる本楽曲は、TV版『Gのレコンギスタ』エンディングテーマ「Gの閃光」に続き、作詞:井荻 麟×作曲:菅野祐悟×歌:ハセガワダイスケという最強メンバーが再び勢ぞろい!
◆TV版エンディングテーマ曲でもある「Gの閃光」のオーケストラアレンジバージョン(「Gの閃光の地平線」)も豪華収録!

【収録曲(全10曲)】
1.レコンギスタ
2.青いヒヤシンスの花言葉
3.登りつめていったら
4.永久の刻を拓く
5.オーシャン・リング
6.金髪のラ・グー
7.カラーリング バイ G-レコ(作詞:井荻 麟/作曲:菅野祐悟/歌:ハセガワダイスケ)
8.G-セルフの増長
9.視線をあげて
10.Gの閃光の地平線

さらに、第5部公開日の8月5日(金)より、劇場版『Gのレコンギスタ』完結を記念して、富野作品を支えてきた豪華制作スタッフ陣の証言から富野由悠季監督の「演出」の秘密に迫るドキュメンタリーBlu-ray、「富野由悠季の暗号 ~The secret lesson of TOMINO directing in G~」の発売!
こちらは第5部公開劇場のみで、5,000枚限定発売となりますので、お見逃しなく!

■富野由悠季の暗号 ~The secret lesson of TOMINO directing in G~
出演:出渕 裕/大河内一楼/藤野貞義/森 邦宏/安田 朗/安彦良和/吉沢俊一/吉田健一
特別出演:荒木哲郎/市川紗椰/富野由悠季
ナレーション:福山 潤

【発売日】
発売日:2022年8月5日(金)
価格:7,700円(税込)
劇場版『Gのレコンギスタ V』「死線を越えて」公開劇場にて、5,000枚限定販売!
※公開劇場は、「Theater」をご確認ください。

【スペック】
カラー/ 248分[本編DISC:126分(本編87分+映像特典39分)+特典DISC:122分]
本編DISC+特典DISC:リニアPCM(ステレオ・一部モノラル)/AVC/BD50G/16:9<1080i High Definition>

【特典】
―映像特典―

・「富野由悠季の暗号」インタビューアウトテイク集

―特典DISC ―
・ゲーム嫌いの富野由悠季が気鋭のゲームクリエイター ヨコオ タロウと60分間対談してみた
※2022年2月発売「富野由悠季の世界」Blu-ray用に撮影された対談映像を長尺版として収録
・「富野由悠季の暗号」安彦良和×吉田健一 対談アウトテイク


【7/21追記】
<「富野由悠季の暗号 ~The secret lesson of TOMINO directing in G~」Blu-ray、劇場版『Gのレコンギスタ』オリジナルサウンドトラック購入に際しての注意事項>
※劇場にて販売されるBlu-ray、オリジナルサウンドトラックの購入には、購入劇場にて発券する座席指定券、もしくは入場後の半券が必要となります。
※座席指定券1枚の提示につき、「1会計各2枚まで」の購入制限を設けさせて頂きます。なお座席指定券の提示は1会計につき1枚までとなります。
※座席指定券については『Gのレコンギスタ Ⅳ』「激闘に叫ぶ愛」、『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」どちらのものでも購入可能となります。
※劇場にて販売されるBlu-ray、オリジナルサウンドトラックの在庫状況については、各劇場まで直接お問い合わせください。
※本商品は、公開劇場のみでの販売となります。
※本作品を公開劇場にてご鑑賞される方が販売対象となります。
※数量に限りがございますので、上映期間中に品切れとなる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

2022/08/02
劇場版『Gのレコンギスタ IV』「スタッフトーク付上映会 音楽回」登壇者変更のおしらせ

劇場版『Gのレコンギスタ IV』「激闘に叫ぶ愛」
「スタッフトーク付上映会 音楽回」登壇者変更のおしらせ

登壇を予定しておりました、ハセガワダイスケさん (第4部エンディングテーマアーティスト) が体調不良のため、登壇ゲストを同作のディスプレイデザインを担当する青木 隆さんに変更とさせていただきます。

ハセガワさんのご登壇を楽しみにされていた皆さまに深くお詫び申し上げますと共に、改めてみなさまのお越しを、スタッフ一同お待ちしております。

■劇場版『Gのレコンギスタ IV』「激闘に叫ぶ愛」スタッフトーク付上映会 
開催日:2022年8月3日(水) 18:45の回上映終了後
場所:新宿ピカデリー
登壇者:青木 隆 (劇場版『Gのレコンギスタ』ディスプレイデザイン)


なお、キャンセルをご希望のお客様は、下記URLにて問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。

松竹マルチプレックスシアターズ お問い合わせフォーム 
URL:https://inquiry.smt-cinema.com/form/smt01.html
※問い合わせ劇場は「新宿ピカデリー」を選択してください

※今回の登壇者変更に伴うチケット代金以外の諸経費(現地までの交通費、宿泊費等)に関するご返金は致しかねます。あらかじめご了承いただけますと幸いです。

2022/08/02
新宿ピカデリー「Gのジャケットイラスト展」&「Tの企画書展」開催期間表記訂正とお詫び

「新宿ピカデリーで特別展示!「Gのジャケットイラスト展」&「Tの企画書展」7月15日(金)より実施決定!」
http://www.g-reco.net/news/?id=19921
の記事内の開催期間につきまして、終了期間を誤って表記しておりました。
訂正してお詫び申し上げます。大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
 

正しくは下記内容となります。
 

【開催期間】
正)2022年7月15日(金)~8月11日(木)の新宿ピカデリー営業時間内
誤)2022年7月15日(金)~8月12日(金)の新宿ピカデリー営業時間内