サンライズワールド

NEWS

イベントに関するお知らせ

2023/03/14
「サンライズワールドTOKYO」 オープン記念企画
キャラクターラテアート投票開催!!

2023年3月18日(土)に東京・池袋にオープンする「サンライズワールドTOKYO」第1回企画展「サンライズの黎明期を支えた15作品」の開催を記念して、第1作の『無敵超人ザンボット3』と第2作『無敵鋼人ダイターン3』のキャラクターラテアートをみなさんの投票で決めたいと思います。
 

【募集期間】

2023年3月14日(火)~3月28日(火)

※投票は1日1回です。(日付が変わると再度投票可能になります)

※こちらは「サンライズワールドYOKOHAMA」のラテ画像です。

あなたの投票で一押しキャラのラテが決まります!
投票結果は4月下旬にサンライズワールドTOKYOで発表!!

2023/03/14
お待たせしました!今度は1年間続けます☆
「サンライズワールドTOKYO」3月18日から池袋で開催!!

 

3月18日(土)より池袋・サンシャインシティ ワールドインポートマートビルの3階”バンダイナムコ Cross Store 東京”内で「サンライズワールドTOKYO」をオープンします!

 

2022年7月から博多、続いて横浜で開催し、今回の東京・池袋で3回目となる「サンライズワールドTOKYO」では

これまで制作された300を超えるサンライズブランド作品の中から、制作資料などを中心に

多くの玩具やフィギュア、プラモデル等の中から厳選したアイテムを約400点展示します。

今回の展示は、無料でご覧いただける常設展示エリアに加えて、期間ごとにテーマを変えて

セル画や複製原画などの貴重な制作資料や当時の玩具や番組宣伝ポスターなどの懐かしいアイテム

またご一緒に撮影いただけるフォトスポットなど見ごたえのある展示を行う「スペシャルエキシビジョン」(有料展示) を展開します。

 

 

 

●「スペシャルエキシビジョン」(有料展示エリア)

有料展示エリアの「スペシャルエキシビジョン」では、さまざまなテーマの展示を年間通じて開催。年間8回のテーマの入れ替えを予定しています。

第1弾はサンライズブランド作品の記念すべき1作品目となる1977年の「無敵超人ザンボット3」から1982年までの作品をピックアップした「サンライズ黎明期を支えた15作品」を開催します。「科学冒険隊タンサー5」や「白い牙 ホワイトファング物語」などなかなか普段は展示をしていない名作も、今回は展示をお楽しみいただけます。

 

<展示作品一覧>

・無敵超人ザンボット3 (1977-1978)       ・無敵鋼人ダイターン3 (1978-1979) 

・機動戦士ガンダム (1979-1980)                    ・科学冒険隊タンサー5 (1979-1980)

・無敵ロボ トライダーG7 (1980-1981)      ・伝説巨神イデオン (1980-1981)

・最強ロボ ダイオージャ (1981-1982)       ・機動戦士ガンダム Ⅰ (1981)

・機動戦士ガンダム Ⅱ 哀・戦士編 (1981)        ・太陽の牙ダグラム (1981-1983)

・戦闘メカ ザブングル (1982-1983)          ・機動戦士ガンダム Ⅲ めぐりあい宇宙編(1982)

・伝説巨神イデオン 接触篇 (1982)              ・伝説巨神イデオン 発動篇 (1982)

・白い牙 ホワイトファング物語 (1982)

 

 

 

□「サンライズ黎明期を支えた15作品」
開催期間:2023年3月18日(土)~5月8日(月)
入場料 :900円  

            ※小学生以下は入場無料

入場特典:「伝説巨神イデオン」のメカニカルデザイン樋口雄一による
                 描き下ろしイラストの複製ミニ色紙(全1種)  

                ※特典はなくなり次第配布終了です。

 

 

<今後の「スペシャルエキシビジョン」 の開催予定>

第2弾:2023年5月16日(火)~2023年6月24日(土)

放送から35周年を迎える『魔神英雄伝ワタル』を筆頭にサンライズブランドが誇る「ディフォルメロボット」作品を特集します。

詳細や今後の展開はこちらのページや以下でご連絡します!

https://bandainamco-am.co.jp/official_shop/sunrise-world/

 

 

●「サンライズワールドTOKYO」 常設展示エリア        

入場無料の常設展示エリアでは、過去発売された玩具、作品の設定資料、アーカイブ映像さらにこれまで博多や横浜で皆さんに愛された『無敵鋼人ダイターン3』の立像を展示します!!

 

 

※本ページ内の画像は博多・横浜展示にものとなります。ご了承ください。

© サンライズ © 創通・サンライズ

 

2023/03/09
イベント「新世紀GPXサイバーフォーミュラ world Tour Exhibition 名古屋GP」会場販売グッズ第3弾(最終弾)を公開!


いよいよ今週末からスタートする「新世紀GPXサイバーフォーミュラ world Tour Exhibition 名古屋GP」にて販売する商品最終弾のお知らせです!

 

 

※本ページの画像と実際の商品は異なる場合がございます。

※本商品は準備数に限りがございますので、ご注文の受付を終了させていただく可能性がございます。  

※一般店頭や他イベント等で販売する場合がございます。

 

 

■「新世紀GPXサイバーフォーミュラ world Tour Exhibition 名古屋GP」概要

会期:2023年3月11日(土)~3月19日(日)

会場:名古屋JRゲートタワーイベントスペース

入場料:無料

主催: ブラザー工業株式会社

     株式会社バンダイナムコフィルムワークス

イベント公式Twitterアカウント:https://twitter.com/CF_NagoyaGP

 

※2023年3月11日(土)12日(日)の2日間は混雑が予想されるため、物販エリアのご入場には必ず「入場WEB予約」が必要となります。
※ご予約受付はこちらのサイトにて受け付けております。

※展示物エリアは予約なし、入場無料でご覧いただけます。

 
2023/03/03
【サンフェス2023】『勇者特急マイトガイン』トークショー オフィシャルレポート


 

1月9日(月・祝)から始まった、バンダイナムコフィルムワークスの上映イベント「サンライズフェスティバル2023」(サンフェス2023)。1月21日(土)にはグランドシネマサンシャイン 池袋で、『勇者特急マイトガイン』が定刻通りに上映された。
今回は、ファン投票で選ばれた2~4位の、第8話「納豆に手を出すな!」、第22話「美しき悪の華」、第47話「嵐を呼ぶ最終回」の全3話を上映。なお、1位だった第16話「ブラックガイン」は、YouTube サンライズチャンネルで期間限定配信された。
上映前にはゲストとして、監督の高松信司さん、旋風寺舞人役の檜山修之さん、ガードダイバー/ファイアダイバー役の置鮎龍太郎さんをお迎えして、トークイベントが開催された。
 

 
▲BGMに露湖藻雷蔵の挿入歌「レッツ・マイトガイン!!」が流れ、気分が自然と盛り上がる
 

MCも担当した置鮎さんの「合体、ガードダイバー!」の第一声とともに、拍手の中トークショーがスタート。会場には30年前の放送当時に見ていた人も多く、根強い人気の高さを感じる。
まず、当時のアフレコの話に。
 

 
▲『マイトガイン』で勉強させてもらったことが血肉になっているという高松信司 監督
 

高松
「当時は新人の監督だったので、なかなか声優さんともお話もできなくて、アフレコ現場では音響監督の千葉耕市さんにみんなやっていいただきました。
最近、音響監督もやらせてもらっているのですが、キャストの方への接し方や、音楽の使い方など、千葉さんから学んだことがすごく多いです」
 

 
▲勇者シリーズ2作品で主役を務めた檜山修之さんは「勇者」の称号を持つ声優
 

檜山
「勇者シリーズの第1作目の『勇者エクスカイザー』から最後の『勇者王ガオガイガー』までずっと千葉さんだったので、この勇者シリーズを全部やられたスタッフというのは千葉さんだけでしたね~」
 

当時のアフレコ現場では"兼ね役"(一人の声優が複数の役を演じること)が多く、置鮎さんの役を千葉さんが間違えたこともあったという。主人公を演じる檜山さんには兼ね役はなかったが、置鮎さんはメインのファイアダイバー、ガードダイバー以外にもアジアマフィア組織のナンバー2 チンジャ・ルースや、その他の悪党だ3人組のジュンなど兼ね役が多かった。置鮎さんは当時を振り返り「今思えば、新人声優にいろいろな役をやらせてもらえて自然と鍛えられたので、役の幅を広げることができた」と感謝していた。
発売されたばかりの『マイトガイン』Blu-ray Boxを見返して、どの役を誰か兼任しているか、確認してみるのも面白そうだ。
 

そして、話題は企画当初の頃の思い出へ。
 

高松
「サンライズの方から今までの勇者ではなくて、新しい切り口でなにかできないかということで、企画書を書きました。書いた時には勇者シリーズのつもりじゃなかったので、舞人が乗って操縦するスタイルなんですね。それまでの勇者シリーズは宇宙人が乗り物に憑依して変形する形だったのですが、超AIが意志を持ちながらも操縦は舞人がするという設定になりました」
 

 
▲この作品で檜山さんを意識したという置鮎さん

高松
「マイトガインは、小林 旭の『銀座旋風児(マイトガイ)』からきているんですが、自分は世代では無いので当時は知らなくて、たまたまテレビで見て、これだ!と思い企画書にしました。登場キャラクターも日活のスターたちのオマージュになっているんですよ。」
 

当初、舞人の設定は18歳くらいのつもりで、カッコイイ感じだったという高松監督。だが、スポンサーサイドから、「勇者シリーズのターゲットは幼稚園から小学校低学年くらいなのでそぐわない」と言われて、年齢設定を下げて、かわいい感じに変えていったという。新人監督としては、当初やろうとしていたものとスポンサーとの調整が少し大変だったと明かしていた。
 

檜山
「僕にとって舞人は、テレビのレギュラー参加作としては3本目で、主役は初めてだったんですけど、第一印象は"ずいぶんかわいいな"と。"これは俺の役じゃないな"と思っていたんです。でも、せっかくやらせてもらうわけだから、新しくキャラの広がりができたらいいなと思ってました」
 

置鮎
「私も舞人のオーディション受けたんだけど、かわいい顔を見て、かわいく演じちゃったんです。現場行ったら、こんなかっこいい声の人がやるんだと。なるほど、このギャップがいいのかなと思ったんです」
 

檜山
「違うんだよ。あれが、あの時、俺にできる最高にかわいい少年の声だったんだよ」
 

大爆笑の置鮎さん。『ガオガイガー』のオーディションでも同じような経験をし、主役を2度も逃した記憶に残るエピソードを披露してくれた。
 

そのほか、ゲーム用の収録での雷張ジョー(らいばるジョー)役の緑川 光さんのエピソードなどに花を咲かせ、檜山さんと置鮎さんの絶妙な掛け合いに笑い声が絶えない楽しい会場であった。
最後にゲストからメッセージも
 

置鮎
「30年ぶりの『マイトガイン』ということで、いろんな話がありすぎて、すぐ出てこない感じです。
メンバーもいっぱいいますので、日を改めまして話せるうちに話しておこうマイトガイン!みたいな。
Blu-ray BOXのライナー・ノーツには、いろんなエピソードも載っていますので、ぜひぜひ読んでください」
 

檜山
「こういう形でBlu-rayになり、またこうして会場に足を運んでいただける。そういう作品に主役として関われたこと、声優として本当に嬉しく、誇りに感じております。
あと、アクションフィギュアのTHE合体シリーズで「THE合体 マイトガイン」の予約が受付中です。昨年末に販促用PVで舞人でナレーションをやらせていただきました。
これからもマイトガインを愛してやってください」
 

高松
「30年経って、こういう形で見ていただけるのは監督として本当にありがといことだと思っています。
テレビシリーズ初監督だったので、自分のいろんなところをさらけ出しているフィルムなので、その辺も含みおいて楽しんでいただけたらと思います」
 

 
▲締めは檜山さんの「レ~~ッツ、マ~イトガ~イン」の決めセリフ!
 

なお、『勇者特急マイトガイン』Blu-ray BOX1は、第1話が放送された1993年1月30日と同じ2023年の1月30日にフライングドッグより発売。オーディオコメンタリーや全124ページの「CHARACTER FILE」など特典満載となっているので、ぜひチェックしてみよう。

詳細は、『勇者特急マイトガイン』公式サイト(https://mightgaine.net/)をご覧ください。

 

以上


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サンライズフェスティバル2023『勇者特急マイトガイン』
[開催日]2023年1月21日(土)
[会場]グランドシネマサンシャイン 池袋
[ゲスト]監督:高松信司、旋風寺舞人役:檜山修之、ガードダイバー/ファイアダイバー役:置鮎龍太郎

 

■「勇者特急マイトガイン Blu-ray BOX1」商品情報


『勇者シリーズ』第4弾で1993年1月30日に第1話が放送された『勇者特急マイトガイン』30周年記念日にBlu-ray BOX1が発売!

●VTXF-141~144 \33,000(税込)POS:4582575 38725 1

【商品仕様】
Blu-ray 4枚組(第1話~第24話収録)HDリマスター
三方背/デジパック/解説書/CHARACTER FILE
デジパックイラスト:石田敦子、山根理宏描き下ろし
【特典内容】
映像特典:番宣集/イベント用OP/ノンクレジットOP ver.01/ノンクレジットED ver.01
音声特典:オーディオコメンタリー:第11話「紅の翼!飛龍登場」
出演:高松監督、山根理宏(チーフメカ作監)、檜山修之(旋風寺舞人役)
矢島晶子(吉永サリー役)、緑川 光(雷張ジョー役)
解説書(全92ページ予定):高松監督インタビュー(『DX BRAVEST』から再構成)
高松監督による各話ライナー・ノーツ/各話解説&各話設定
キャラクター設定/メカ設定/初期デザイン(キャラ&メカ)
イラスト集/放送リスト
CHARACTER FILE(全124ページ)
※商品内容および特典内容は予告なく変更になる場合があります。ご了承ください。

●店舗別特典
◆Amazon.co.jp
ビジュアルシート(石田敦子、山根理宏描き下ろしデジパックイラスト)
※Amazon.co.jp では、特典つき商品のカートがアップされます。
特典をご要望のお客様は特典つき商品をお買い求め下さい。
◆ビクターオンラインストア
ポストカードセット(放送当時発売されたVHS全16巻のうち、前半8巻分のジャケットイラスト8種1set)

2023/03/01
原宿⽵下通りに魔法空間を再現!!美容テーマパーク「Tierland(ティアランド)」との
コラボが本日よりスタート!

『Artiswitch(アーティスウィッチ)』と、2022 年11 ⽉4⽇に原宿⽵下通りにオープンした新感覚美容テーマパーク「Tierland(ティアランド)」のコラボレーションが決定!

 

コラボレーション第1 弾として、2023 年3 ⽉1⽇より、原宿⽵下通りの「Tierland」店舗内フォトブースを『Artiswitch』アニメ第4 話Jenny Kaori(ジェニーカオリ)さんがビジュアルデザインを担当した魔法空間を再現し、写真撮影をお楽しみいただけます。
さらに、店舗前のウッドデッキを、アニメーションシリーズ第1 話にインスパイアされた空間として再現いたします。
また、作品紹介とこれまで展開してきた『Artiswitch』のグッズブースを設置します。「るる」の再現⾐装を展⽰し、るるの⾐装を着⽤して写真撮影ができるイベントも企画進⾏中です!
 さらに、コラボレーション第2 弾として、フォトブース周辺の壁⾯を他話数の魔法空間として再現する企画やコスメブランドとのコラボレーション商品も企画進⾏中です。また、同店舗内での「Artiswitch」アニメーションシリーズ、MV シリーズの上映企画も検討中です。

「Tierland」店舗内フォトブース


「Tierland」店舗前ウッドデッキ


 


「Tierland(ティアランド)」とは

 2022 年11 ⽉4 ⽇に原宿⽵下通りにオープンした、最新コスメや美容アイテムを体験すればエステやネイルが無料で受けられる“新感覚美容テーマパーク”です。第⼀号の原宿店では100 種類ほどの商品 の中から好みの商品を体験し、アンケートに答えたり⼝コミを発信したりすると、無料でジェルネイルやセルフエステ、肌診断、パーソナルカラー診断などが受けられます。まだお⾦のない⼗代を中⼼とし た潜在顧客に対して様々な美容の体験を提供し、将来的な各ブランドへの顧客層の発掘を狙います。


<会社概要>
社名:株式会社トレンドキャスケット
本社所在地:東京都渋⾕区神宮前⼀丁⽬19-1TSLINK 原宿1F
代表取締役:⼆階堂 京介
事業内容:化粧品⽇⽤品の⼩売
設⽴:2022 年5 ⽉2⽇
HP:https://trecas.co.jp

2023/03/01
【サンフェス2023】『疾風!アイアンリーガー』トークショー オフィシャルレポート


 

1月9日(月・祝)から始まった、バンダイナムコフィルムワークスの上映イベント「サンライズフェスティバル2023」(サンフェス2023)。1月21日(土)にはグランドシネマサンシャイン 池袋で、『疾風!アイアンリーガー』の上映会が正々堂々と行われた。
『アイアンリーガー』では、サンフェス2023に先立ってファン投票を実施。4位~6位となった第30話「GZ危機一髪!」、第35話「走れ!ブルアーマー」、第50話「地上最大のキックオフ」の3話が上映されたほか、1位~3位となった第24話「蘇れ!炎のライバル」、第8話「リュウケンがんばる!」、第52話「勝利への大行進」は、2023年3月3日に発売されるBlu-ray Boxの音声特典としてオーディオコメンタリーの収録が決定した。
また、サンフェスでは上映後にトークショーを実施。ゲストとして、監督のアミノテツローさん、マグナムエース役の松本保典さん、マッハウインディ役の置鮎龍太郎さん、ゴールドマスク役の太田真一郎さんを迎え、オイルが沸騰するような熱いトークが繰り広げられた。
 

 
▲アミノ監督に「こんなに混んでいたら(自分なら)行かない」と言わせるほどの盛況ぶり!
 

トークショーは、MCも担当した置鮎さんの「マッハスピン!」の第一声とともに、拍手の中スタート。会場には30年前の放送当時に見ていた人も多く、ファンの熱が冷めやらないことを実感した。アミノ監督は観客の多さにビックリ。太田真一郎さんは「俺には技がねぇ!」で会場を沸かせた。なお、松本保典さんは当日、喉の調子が悪く小さな声でしか話せなかったのだが、劇中の妨害工作「ショックサーキット」が発動した!とおちゃめな対応で終始会場を和ませていた。
 

まずは作品のスタート時の話題からスタート。
 


▲脚本家の五武冬史さんと企画をスポーツものにアレンジしていったという監督のアミノテツローさん
 

アミノ
「バンダイさんからスポーツをモチーフにしたキャラクターを使って、複数人のヒーローたちが活躍する作品の企画提案があったのですが、野球のバットやボール、サッカーボールを武器にするという、なかなか難しい題材だったんです。当時、南さんというプロデューサーが担当だったのですが、その企画はいかがなものかと。『スポーツ用のバットで人を殴って良いことはできないだろう』と言うんですね。彼はスポーツマンだったので。じゃあ、スポーツをモチーフにしたロボットにすれば良いじゃないかということになりまして。スポーツものならわかりやすく、1番弱いチームががんばってのし上がる話にしましょう、となったんですね。」
 


▲マッハウインディを引き合いに「僕ですけど」と自らツッコむ置鮎龍太郎さん
 

置鮎
「それで主人公チームの「シルバーキャッスル」が生まれたんですね。
マッハウインディは、逆にリーグで最強のチームを抜け出して、弱いチームに行ってしまいましたね」
 

アミノ
「経緯は覚えてないんですけど、強いチームにはすごいヤツがいるんです。そこからひとりくらい弱いチームに来た方が良いのではないか。それはまるで主人公のようなヤツにしましょう、となったような気がします」
 

置鮎
「そうですね。第1話は完全にマッハウインディが主役でしたね。逆に主人公なのにマグナムエースがしゃべらなくて。松本さんはその先の展開をどう思われていましたか?」
 

 
▲主役だったが展開がよくわからず「態度だけは偉そうにしてた」という松本さん
 

松本
「当時は資料などはもらってなかったので、本当に台本だけしか読んでませんでした。『私はお前の未来を知る者だ』とか言っていたんですけど、私は何も知らなかったんです(笑)」
 

置鮎
「いろんなリーガーを勧誘しながら、ダーク財団と戦うわけなんですね。
そして野球展開になって、シンちゃん(太田真一郎さんの愛称)登場!」
 


▲ゴールドアームとワイルドホーク、カッコいいキャラが大好きというゴールドマスク役の太田さん
 

太田
「俺ね最初、ゴールドアーム役って言われてたの。で、梁田(清之)さんがゴールドマスク役って言われていたらしいのね。でも現場に行ったら『逆です』と言われて。見返すたびに、本当に逆でよかったな~と思うもん」
 

置鮎
「梁田さんのゴールドマスク、まったく想像できない」
 

太田
「だって山口勝平さんが極十郎太をやるぐらいだからね。何があってもおかしくないわけ」
 

置鮎
「たしかに、小杉十郎太がいるのに、極十郎太は山口勝平さんね」
 

太田
「『十郎太!』って呼びかけると、ふたりで振り向いてたね(笑)」
 

置鮎
「シンちゃんは役に対するプレッシャーはあったんですか?」
 

太田
「プレッシャーはあったね。周りがベテランの兄貴たちばかりだったので、なんとか付いていかなきゃというあせりがあった。みんな現場では気遣ってくれず、どんどん先にいっちゃうので、本当についていくのに必死だった」
 

そして、ゴールドフット役の立木文彦さんが生クリーム好きだとか、ゴールドアーム役の梁田清之さんは飲み会に来ないなど、ゴールド三兄弟の末弟として、兄たちの秘密を公開するという華麗かつ大胆なラフプレイを連発。
たまらず置鮎さんは、太田さんが持ってきたという「ゴールドマスクの額装セル画」を紹介する。
 

置鮎
「これはアイキャッチのセル画で、たぶんキャラを演じた12人に渡ったものですよね。10年以上前にシンちゃん家に初めてお邪魔した時に飾ってあって、皆さんの前にお披露目する機会があったら、ものすごく嬉しいねと話したね」
 


▲額装して大切に飾っていたセル画を会場で披露
 

太田
「だって俺しか持っていないんだもん」
 

アミノ
「そう、この世の中に1枚しかない」(拍手が会場をつつむ)
 

続いて「心に残ったキャラクター」を聞く置鮎さん。
ギロチを挙げるアミノさんに、やっぱりゴールドアームだと言う太田さん。
すると、松本さんはプロデューサーの南さんを挙げる。理由は「収録後の打ち上げを大事にする方だから」と。
当時の声優にとっては、収録だけでなく「仲間に会いに行く」という感覚があって、それが楽しみだったという。

 

ここで突然、置鮎さんの考えた「アイアンリーガークイズ」コーナーがスタート!
クイズでは、以下の問題が出題された。

________________

第1問
極十郎太は、切れぬものはない『ムテンソード』という剣を使います。その剣を使った、「○○の剣」という必殺技名は何でしょう?
 

第2問
トップジョイの必殺技は「ギャラクティカほにゃららシュート」という名前です。そのほにゃららに入る架空の動物は何でしょう?
 

第3問
ワイルドホークの必殺技は「ファイアー○○」。この技名は何でしょう?
 

第4問
シルバーキャッスルの控え選手「ピック」の背番号は何番でしょう?

________________
 


▲珍回答連続の松本さん
 

真剣にクイズに立ち向かうゲスト一同。来場者の中には全問正解したという猛者もいたようである。
さらに、そのあとの脱線トークでも会場は大いに盛り上がっていたが、そろそろタイムアップ。
最後にゲストからメッセージが贈られた。
 

太田
「ゴールドマスクの超合金、僕は諦めていません!
バンダイさん、ぜひよろしくお願いいたします!」
 

松本
「30年経って、皆さんと会えたり、こうやって集まってくれたりっていうのが、なんかとても嬉しくて。それだけのパワーが、この作品にはたっぷり詰まっているんだなと思いました。
多分、また何かあるんじゃないかな?と思いつつ、これからも『アイアンリーガー』をよろしくお願いいたします」
 

置鮎
「本当に『アイアンリーガー』盛り上がっていければいいなあと思っています。
サンフェスは僕の中では夏の印象が強いので、またどこかでサンフェスをやっていただいて、その時は『アイアンリーガー』を一晩中みんなで見ようぜ~!」
 

アミノ
「こうやって『アイアンリーガー』を見てくださって、本当に嬉しいです。不死鳥っているんだなと思います。
のこういうイベントって最近は毎年やるようになって、1つずつ皆さんも年をとっていくんだけど。辛いことや苦しいことがあっても、きっと大丈夫、やっていけるという風に、これからも生きていってください」
 


▲今後の商品展開とサンフェス参加を期待して、ゲストと会場の気持ちがひとつになって盛り上がった

 

なお、『疾風!アイアンリーガー』Blu-ray BOXは、2023年3月3日にハピネットより発売。アミノ監督、松本さん、置鮎さんが出演する豪華オーディオコメンタリーのほか、TVシリーズ全5話総集編『ミラクル オブ シルバーキャッスル』やスペシャルムービー、オリジナルカラオケなど特典満載となっているので、ぜひチェックしてみよう。
 

詳細は、『疾風!アイアンリーガー』公式サイト(https://iron-leaguer.net/)をご覧ください。

 

以上
 

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サンライズフェスティバル2023『疾風!アイアンリーガー』
[開催日]2023年1月21日(土)
[会場]グランドシネマサンシャイン 池袋
[ゲスト]監督:アミノテツロー(現:アミノテツロ)、マグナムエース役:松本保典、マッハウインディ役:置鮎龍太郎、ゴールドマスク役:太田真一郎


 

■「疾風!アイアンリーガー Blu-ray BOX」商品情報


商品名:疾風!アイアンリーガー Blu-ray BOX
発売日:2023年3月3日(金)
価格:66,000円(税込)
品番:BIXA-9069
仕様:カラー / 約1286分 / 2層 / 8枚組 4:3[1080p Hi-Def] /1.日本語 リニアPCM 2.0chモノラル(OVAのみ2.0chステレオ)2.日本語 リニアPCM 2.0chステレオ(第8・24・52話 オーディオコメンタリー)
発売元:株式会社ハピネットファントム・スタジオ
販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング

<仕様>
・本橋秀之新規描き下ろし三方背BOX
・渡部圭祐&柳沢テツヤ新規描き下ろしインナージャケット

<封入特典>
・スペシャルブックレット
キャラクター紹介
設定資料
アイデアスケッチ
新録キャスト&スタッフインタビュー

<音声特典>
・新録オーディオコメンタリー(アミノテツロ監督×松本保典×置鮎龍太郎)
第8話「リュウケンがんばる!」
第24話「蘇れ!炎のライバル」
第52話「勝利への大行進」

<映像特典>
・TVシリーズ全5話総集編『ミラクル オブ シルバーキャッスル』
・セルビデオ版総集編『燃え上れ リーガー魂!』『栄光へのオンザロード!』
・島本和彦版ビデオオリジナルOP
・「超合金アイアンリーガー、正々堂々と企画開始!」スペシャルムービー
・オリジナルカラオケ
・TV-CM集
・予告集
・SD/HD 比較PV

<法人特典>
◆Amazon.co.jp
キャラファインボード(本橋秀之新規描き下ろし三方背BOXイラスト)
◆ソフマップ・アニメガ
アクリルスタンド(柳沢テツヤ新規描き下ろしインナージャケットイラスト)
◆アニメイト
アルミカードケース(ダークスポーツ財団ロゴ)
◆楽天ブックス
A5アクリルスタンド
◆あみあみオンラインショップ
F3キャンバスアート
◆メロンブックス
アクリルキーホルダー(タイトルロゴ)

2023/02/24
イベント「新世紀GPXサイバーフォーミュラ world Tour Exhibition 名古屋GP」会場販売グッズ第2弾を公開!

イベント「新世紀GPXサイバーフォーミュラ world Tour Exhibition 名古屋GP」会場販売グッズを第2弾を公開!

 

 

※本ページの画像と実際の商品は異なる場合がございます。

※本商品は準備数に限りがございますので、ご注文の受付を終了させていただく可能性がございます。  

※一般店頭や他イベント等で販売する場合がございます。

 

 

■「新世紀GPXサイバーフォーミュラ world Tour Exhibition 名古屋GP」概要

会期:2023年3月11日(土)~3月19日(日)

会場:名古屋JRゲートタワーイベントスペース

入場料:無料

主催: ブラザー工業株式会社

     株式会社バンダイナムコフィルムワークス

イベント公式Twitterアカウント:https://twitter.com/CF_NagoyaGP

 

※2023年3月11日(土)12日(日)の2日間は混雑が予想されるため、物販エリアのご入場には必ず「入場WEB予約」が必要となります。
※ご予約受付はこちらのサイトにて受け付けております。

※展示物エリアは予約なし、入場無料でご覧いただけます。

2023/02/22
サンフェス2023劇場版『∀ガンダム』&『Gのレコンギスタ』トークショー オフィシャルレポート


 

1月9日(月・祝)から始まった、バンダイナムコフィルムワークスの上映イベント「サンライズフェスティバル2023」(サンフェス2023)。最終日となる1月29日(日)には新宿ピカデリーで、「ふざけているのか!?タブー破りの一挙上映!劇場版『∀ガンダム』&『Gのレコンギスタ』2つのGのユニバース!!」と銘打ち、14時間を越える大ボリュームのメインイベントが行われた。
当日は、劇場版『∀ガンダム』二部作と劇場版『Gのレコンギスタ』五部作の計7作品を一挙上映。
劇場版『∀ガンダム』と劇場版『Gのレコンギスタ』の間にはトークショーも実施され、ゲストとして『∀ガンダム』ハリー・オード/『Gのレコンギスタ』ガヴァン・マグダラ役の稲田 徹さんと、『Gのレコンギスタ』マスク役の佐藤拓也さんが登壇。司会進行はバンダイナムコフィルムワークスの仲 寿和プロデューサーが担当した。
 

 
▲左から仲プロデューサー、稲田さん、佐藤さん
 

 
▲自己紹介のあと、ゲスト2人でイベント名をタイトルコール! 
 

「もう20年前のハリーの声は出ない」と話す稲田さんだったが、タイトルコールでは鍛えられた体格から繰り出される張りのある声が響き渡る。
『Gのレコンギスタ』は2022年に劇場版の上映が完結し、『∀ガンダム』は劇場公開から20年経った。初のレギュラー出演が『∀ガンダム』だったという稲田さんは、20年前の新宿での舞台挨拶が、人生で初めての舞台挨拶登壇だったと言う。今回の会場には、当時の舞台挨拶に参加した人もかなり多かった。
まずは、仮面キャラクターを演じる2人のゲストに、それぞれの役についての印象を聞いた。
 


▲「富野(由悠季)監督とのエピソードなら何時間でも話せる」と言う稲田さん
 

稲田
「ハリーは(仮面のキャラクターなので)ポジション的にはシャアじゃないですか。だから最初、僕もマネージャーもビビりました。初めての大役で、しかも富野さんの現場というのは、なかなかのプレッシャーを感じましたね。でもチャンスでもあるので、がんばろうとしか思わなかったです」
 

 
▲『∀』と『G-レコ』を何度も見返して欲しいと語る佐藤さん
 

佐藤
「オーディションを受けた時、設定資料に"マスク"と書かれていたんです。ああ、これはきっとシャアのポジションの役で、過去話もあって、キャスバルなのか、エドワウなのかわからないけど、きっと別の名前があるのだろうな、と思っていたのですが、ふたを開けたら、マスクはマスクのままだったという。いや潔いなと思いました(笑)」
 

初めて見たガンダムが『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』だったという佐藤さん。『Gのレコンギスタ』が始まると知り、是が非でもオーディションを受けたかったという。そんな富野監督のファンを公言する2人で、『∀ガンダム』の思い出のシーンを語った。
 

稲田
「全部が思い出のシーンではあるんですが、やはり1年間演じてたどり着いた最後のエピソード『黄金の秋』ですね。
秋の景色がすごく印象的でした。僕の事務所の近くにイチョウ並木があるのですが、その紅葉を見るたびに『∀ガンダム』の最終回を思い出します」
 

佐藤
「今回、久しぶりに劇場版『∀ガンダム』を見返したんですけど、ハリーは何故スモーのコックピットの中で告白されて、キエルとキスしてしまったんですか?」
 

稲田
「キエルが告白して、それにキスで返したってことはラブシーンに見えますよね。でも富野さんに聞いたら『ハリーさんね、この時、心底"うるせえな"って思っています』と衝撃の答えが返ってきました。鬱陶しいなと思って、この女うるさいから口を塞いじゃえと思ってキスしたらしいですよ」
 

佐藤
「うっそでしょ~~!?」
 

稲田
「みんなが良いシーンだと思っているシーンね。結構えげつなかったり、ゲスかったりしますからね。富野さんってそういう人なんですよ」
 

仲プロデューサー
「そういう感じの演出は、他の作品でもありますね。富野監督からは『人の反応とはそういうものだ』みたいな言い方をされるんですけど、不思議と納得感はあります」
 

稲田
「僕も納得はしました。だからあのシーンをロマンチックなシーンにしようとか思わず、本当にちょっと『面倒臭いな』って気持ちで演じています。でも皆さんがちょっと良いシーンって勘違いしてくれたのなら、それはそれでいいかなと。芝居ってそういうところがあるじゃないですか。こちらが意図しなかった思いが伝わって、逆にそれが良かったりとかする。
もしかすると富野さんは1周2周して、それを狙ったのかもしれないですよね」
 


▲稲田さんのエキサイティングなトークに圧倒される会場

 

『∀』のアフレコスタジオで、初めてのレギュラー収録に緊張していた稲田さんは、誰とも話さず何度も台本を読み返していたという。それを見た富野監督に「俳優としてキャリアを続けたいのなら、もっと広い視野を持って作品に取り組んだ方が良いですよ」と言われ、それからは台本から目を離し、先輩や若手に話しかけて積極的にコミュニケーションを取るようになったそうだ。
そして稲田さんには忘れられないエピソードがあると言う。
 

稲田
「『G-レコ』の時、スケジュールの都合で1回だけ抜き録り(※個別に収録すること)があって、他の人より1時間早くスタジオに入ったんです。そしたら、富野さんがガラスの向こうで怒鳴っているようなのですが、俺はブース内にいるので何も聞こえないんです。『あのすいません聞こえないんですけど、おそらく、"お前なんかのためになんで1時間も早く来なきゃいけないんだ!"って叫んでいらしたんですよね?』と聞いたら、『正解』と(笑)
なので、収録が終わってから『∀でお世話になったおかげで、今でもちゃんと仕事あります』とお詫びをしたんです。そしたら富野さんがすごく優しい顔で、『それは違うよ、16年間、君が頑張ってきたから、今でも仕事があるんだよ』と。
それを言われた瞬間、本当に膝から崩れ落ちて泣きました。いつも『おい!』とか言っている人が、そんな優しい言葉をかけてくれたから。
劇場版『G-レコ』の打ち上げで『あんな優しいこと言ってくれるから、富野さん近いうち死ぬのかな?って思いましたよ』と冗談めかして言ったんです。そしたら、すごく深刻な顔で悩み始めて。『僕さ、人に優しくすると、みんなそうやって心配されるんだよね。優しいこと言わない方がいいのかな?』と。まさか悩まれるとは思わなかったです」
 

佐藤さんは、台本を読み込んで富野監督の考えを読み解くことで、佐藤さんが「富野カメラ」と呼ぶ、自分と異なる視点を伝えてもらえたような気がしていたと語る。
 

佐藤
「結構ナイーブなんです、あの人。いろいろな媒体で、富野監督のお姿とか言葉を目にすることが多いと思うんですけど、面白い人ですね富野さんって人は。女性キャストには、それはそれは丁寧に伝え、男には『やれ!やってみせろ!』みたいな。そんな人が、いざ打ち上げとかになると、酔った勢いで僕の膝の上に乗ったりして、ツンデレが過ぎやしないかと(笑)」
 

続いて、トークショーの後に上映される劇場版『G-レコ』で注目してもらいたい部分について。
 

稲田
「TVシリーズで唯一『ガンダム』と言うセリフがあったガバンという役をやらせていただいたんですが、劇場版ではそのセリフがカットされたんです。劇場版で新しい解釈を入れてきたんだな、と感じました。劇場版に対するこだわりが半端ないですよ」
 

佐藤
「劇場版では、10年前の自分の芝居の合間に、今の自分の(新録の)芝居を入れ込むという、なかなか面白い作業をやっています。それがひとつの映像フィルムになって、うまく繋がっているのが本当に演出の妙だなと思っています。
あと、"アメリア"というエッセンスもありますので、『∀』と『G-レコ』に共通するメッセージが練りこまれているなと思っています」
 


▲富野監督を「人たらし」と言う稲田さんと「可愛らしい」と評する佐藤さん

 

トークショーも終演の時刻となり、これから9時間近い上映に臨む観客へ向けて、エールが送られた
 

稲田
「『∀』はもう堪能していただいたと思いますが、これから富野さんの最新作『Gのレコンギスタ』を、もうこれでもかというぐらいに味わっていただくことになります。半日くらいの時間になりますが、休憩時間にはちゃんと席を立って、ちょっと体をほぐしたりして飲み物とか摂取しながら、元気にお家に帰ってください。元気でいることが、先々の幸せに繋がりますから。
元気のGは元気なジジイのG!ということで、富野さんの作品をこれからも愛していただけると嬉しいです」
 

佐藤
「これから先、なげーなって思っていると思うんですよ。でも大丈夫です。元気なおじいちゃんが作った作品ですから、帰る時には確実に今より元気になっているはずです。
『∀ガンダム』のように『G-レコ』も長く長く愛される作品になれば良いなと思っています。
末長くよろしくお願いいします」
 


▲新宿ピカデリーの一番大きなスクリーンに猛者たちが詰めかけた

 

劇場版『Gのレコンギスタ Ⅳ』「激闘に叫ぶ愛」は2月24日(金)に、劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」は3月24日(金)に、それぞれBlu-ray&DVDが発売。さらに、3月24日(金)には『Gのレコンギスタ』TVシリーズのCOMPACT Blu-ray BOXも発売される。いずれも豪華特典を収録しているほか、法人特典も用意されているので、『Gのレコンギスタ』公式サイトと公式ガンダム情報ポータルサイト「ガンダムインフォ」をチェックしてみよう。

 

以上


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サンライズフェスティバル2023
『∀ガンダム Ⅰ 地球光』
『∀ガンダム Ⅱ 月光蝶』
劇場版『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」
劇場版『Gのレコンギスタ Ⅱ』「ベルリ 撃進」
劇場版『Gのレコンギスタ Ⅲ』「宇宙からの遺産」
劇場版『Gのレコンギスタ Ⅳ』「激闘に叫ぶ愛」
劇場版『Gのレコンギスタ Ⅴ』「死線を越えて」

[開催日]2023年1月29日(日)
[会場]新宿ピカデリー
[ゲスト]ハリー・オード/ガヴァン・マグダラ役:稲田 徹 マスク役:佐藤拓也
[司会]プロデューサー:仲 寿和(バンダイナムコフィルムワークス)

2023/02/22
【サンフェス2023】劇場版『機動戦士Ζガンダム』三部作トークショー オフィシャルレポート


 

1月9日(月・祝)から始まった、バンダイナムコフィルムワークスの上映イベント「サンライズフェスティバル2023」(サンフェス2023)。1月28日(土)には新宿ピカデリーで、劇場版『機動戦士Ζガンダム』三部作の一挙上映会が行われた。
上映されたのは、『機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-』『機動戦士ΖガンダムⅡ A New Translation -恋人たち-』『機動戦士ΖガンダムⅢ A New Translation -星の鼓動は愛-』の全三部。
さらに、上映後にはトークショーも実施され、ゲストとしてメカニカル作画監督(以下、メカ作監)の仲 盛文さんが登壇。司会進行はバンダイナムコフィルムワークスのプロデューサー・仲 寿和さんが担当した。

5時間近い上映を一気に観てからのトークショーにもかかわらず、来場者からは熱い視線を感じるステージ。まず初めに司会が質問してみたところ、2005年の公開当時に劇場で見た人は全体の半分くらい、TV版視聴済みの人も半数ほどだった。
仲さんはメカ作監ということで、スクリーンに原画を表示しながら、当時の思い出を振り返った。

 

 
▲司会を担当した仲プロデューサー(左)と、人前で緊張したという仲 盛文さん(右)
 

 
▲アッシマーの顔面が破壊されるシーンの原画
 

仲(盛文)
「アッシマーの顔面が破壊されるシーンは、スタッフみんなこうなるとは思っていなかったはずなんですよね。富野(由悠季)総監督の絵コンテでは"サブカメラが出てくる"くらいの指定しかなかったので。昔の作品なのでサブカメラの設定も無く、自由に描いちゃえと。城前龍治くんというすごく上手い原画マンと一緒に考えたのですが、なかなかうまくいって気に入っています。
百式もツインアイにするかモノアイにするか決まってなかったんです。監督に聞いたら『どっちでもいいよ、好きにしていいから』と。だったら、元ガンダムという裏設定もあるし、かっこいいのでツインアイにしちゃいました」
 

 
▲微細な手の設定を前に当時を振り返る仲さん
 


「このガンダムMk-Ⅱの手も、当時の設定には無かったので新たに設定を起こして描きました。当初、この一連のシーンは新作の予定ではなかったんです。ただ、劇場版の作業が進んでいくうちに、"新作にしなきゃダメだろう"となって。僕が直した親指は、アムロの顔にかかっていたんですけど、阿部邦博くんが笑いながら『アムロの顔にかかっちゃダメじゃん』とか言って直してくれたんですよね。彼は超絶うまい人で、手のラフを細部がわかるぐらいに描いてくれて、その場でラフ設定をまとめてくれたんです。こんだけ細かく描いたんだけど、なんか他の作品でも参考にしてくれてるのかな?」
 

司会
「この手アップの設定は『機動戦士ガンダムUC』の制作時に参考にさせていただきました。
こういった新作カットを決めるのはどういった経緯だったのでしょうか?」
 


「TV版を粗つなぎしたやつを富野監督とスタッフ全員で見て検討するのですが、監督が切ったコンテの段階で決まっているものもあったし、スタッフから"これは新作にしたい"というのもあったんです。第1部で140カットくらい新作が増えることになって、"(スケジュールに間に合わないから)旧作のままで行きましょう"という意見も出ました。先ほどの手のアップのカットは後から新作になったカットでした。作画する立場としては、新作になって良かったな、と思う反面、新作カットが増えるとやはりしんどかったです」
 

司会
「第3部の時は富野監督との激しいやり取りがあったそうですね」
 


「コロニー・レーザー内での最終決戦シーンは、新作にしない予定だったんですよ。第3部にはそれ以外の戦闘シーンがほとんど無いので、ここを新作にしてくれないとメカの見どころが減ってしまうと思って、監督に直訴したんです。直訴した結果怒られてクビになってもいいや、と覚悟して。監督に『実はお願いがあって、あのシーンを新作にしたいんです』と言ったら、『それをやる原画マンなんていないじゃん。仕上げだって、背景だって、制作だってOKしてないでしょ?』と返されたんです。でも実は、第2部の作業が終わっていた重田敦司くんには先に根回しをしていたので、『原画マンは大丈夫です』と答えたら、逆に『スタッフの中でそういうこと言ってくれるヤツがいてくれて嬉しい』と富野監督に褒められちゃったんです。で、次の日にスタジオに行ったら、自分の机の上に生の(鉛筆書きの)コンテが置いてあって『お前が言い出したんだから、お前がチェックしろ』って書いてあったんです。(監督に一晩で絵コンテを描かせるなんて)そこまでのことだとは思っていなかったので、『えーーー!』って思ったんだけど、僕が監督にリテークを出せるわけでもなく、『本当にありがとうございます』とお返事しました。
その戦闘シーンは60カットくらいあったんですが、カトキハジメさんも『やっぱ、あそこ新しくしたいよね~』と言って、コロニー・レーザー内の設定を新しく描き下ろしてくれたんです。そういうこともあって、新作にして本当に良かったなって思うんですけど、仕上げさんとか背景さんとかキャラ作監とかへの根回しを忘れていて、その後、めちゃめちゃ怒られました。
自分ではやって良かったと思ってるんですけど、(ファンから)あそこが新作になって良かった、という意見は意外と聞かないので、果たしてどうだったのかな?と気にはなっています」
 

司会
「今日来た皆さん、そう思ってくださっていますよね?
(割れんばかりの大拍手)
当時はいろいろなことがあったかもしれませんが、やっぱりやって良かったなと、あの頃怒っていた人たちも思っていると思います。
ちなみに当時の富野監督は、相当ピリピリされていたんですね?」
 


「TVシリーズをやられていた40代の時は本当にイライラしていて、『なんで!バカかお前は!』と怒りっぽくて、うかつに近づけませんでした。その後、60代になられて、劇場版『Ζ』でご一緒した時には優しく話を聞いてくれて。僕がすごくくだらない事を聞いても、『なんでそんな事聞くの!』って言いながら、真剣に考えて返事してくれるんです。大人として素晴らしいなと思いました。見習いたいです」

 


 
▲富野監督とのエピソードを披露する仲さん

司会
「基本サンライズではDVDやBlu-rayでリテークはしないという方針なのですが、このカットをBlu-ray版で直すように相談されたのですか?」
 


「このカットはですね、僕は直す予定は全然なかったんです。第3部の公開にコロニー・レーザー内の新作部分のメカ修正が間に合わないので、制作さんと相談してBlu-rayでリテークさせてもらう約束で、上映版は重田敦司くんの絵でそのまま画面にしてもらったんです。そうしたら、富野監督が『なんか直すんだって?直すんだったら、僕も直したいところがある!』と言ってこられて。結局、監督も15カットの新作をBlu-rayリテークで入れたんです。僕はコロニー・レーザー内のメカ修正をしたかっただけなんですけどね…」
 

司会
「ミネバがバイオリンを弾いているシーンとか、修正はトータルで30~40カットくらいありそうだなと」
 


「実は結構あるんですよね。このジャミトフに関しては、監督が『シロッコがジャミトフを殺すシーンを入れたい』と言ってました。僕の記憶では、額に銃を突きつけるカットを入れようとしてたんじゃないかな」

 


▲ファンの感想が気になるという仲さん
 

ここで会場から仲 盛文さんへの質問を受け付けることに。
 

Q.ジム・キャノンⅡ、ガンダムTR-1[ヘイズル]、ガザEといった珍しい機体が登場しますが、どなたのアイデアだったのでしょうか?
 


「ジム・キャノンⅡを出したのは、モビルスーツを洗いざらい出してもうアーガマにはモビルスーツがいないよ、ということ表現するためです。機種の選定については、富野監督にこだわりはなかったんですが、絵コンテにたまたまジム・キャノンⅡらしきものが描かれていたので、これでいいかな、と。
ヘイズルはゼダンの門に取り付いているカットですよね。あれは城前くんが"ヘイズルはすごくかっこいいから、描くしかない!"と描いたんです。あのシーンにはマラサイもいて、長いライフルを持っているのですが、それも原画マンのアドリブですね」
 

仲さんたちスタッフのこだわりと勇気に拍手が広がった。
 

Q.TV版からラストシーンが変わっていますが、変わると知った時のスタッフの方々の印象は?
 


「どう変わるかというのは具体的には知らなかったんですが、"変えたい"というのは最初に聞いていたので、『こうなったか』ぐらいな感じですね。観客としては第3部のラストを見て、ちょっと救われた気になったので良かったと思いました。スタッフとしては、感想を挟む余地がないぐらい忙しくて余裕のない作り方でしたから、本当に完成してホッとしたというのが一番の感想です」
 

残念ながらすべての質問に答える時間はなく、ここで終演に。
1985年のTVシリーズをベースにしながら、20年後に新作カットを加える制作手法になったことについて不安があったという仲さんだったが、最後のコメントでは次のように語っていた。

 


▲もっといろいろと話したかったという仲さん。緊張して内容が飛んでしまったという
 


「作る側としては、完全新作の方が楽な部分もあったんですけど、古いフィルムをベースにしたからこそ、見ていて安心できる部分もありました。さらに新作カットでちょっと良いところを加えることができていたらと思います。劇場版『Ζ』というものはTV版とは別物ですが、TV版と劇場版、両方好きになってもらって、これからも『Ζ』を愛してもらえると嬉しいです。どうもありがとうございました」
 

 
▲今後発売予定の原画集への期待が高まるトークショーであった
 

今回上映された『機動戦士Ζガンダム A New Translation』三部作は、Blu-rayが好評販売中のほか、バンダイチャンネルほか各配信サービスにて好評配信中。
さらに、原画集の発売も決定しており、近日予約受付開始予定となっている。続報は、『機動戦士Ζガンダム』公式サイトと、公式ガンダム情報ポータルサイト「ガンダムインフォ」をチェックしてみよう。
 

以上


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サンライズフェスティバル2023
『機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-』
『機動戦士ΖガンダムⅡ A New Translation -恋人たち-』
『機動戦士ΖガンダムⅢ A New Translation -星の鼓動は愛-』

[開催日]2023年1月28日(土)
[会場]新宿ピカデリー
[ゲスト]メカニカル作画監督:仲 盛文
[司会]仲 寿和(バンダイナムコフィルムワークス)


■作品関連情報
『機動戦士Ζガンダム A New Translation』原画集発売決定!
近日受注開始予定!


続報は『機動戦士Ζガンダム』公式サイトと公式ガンダム情報ポータルサイト「ガンダムインフォ」をチェック!

2023/02/15
イベント「新世紀GPXサイバーフォーミュラ world Tour Exhibition 名古屋GP」会場販売グッズを一部公開!

イベント「新世紀GPXサイバーフォーミュラ world Tour Exhibition 名古屋GP」会場販売グッズを一部公開!

・VAKIT アスラーダG.S.X テストカラーバージョン

・おすわりぬいぐるみ 風見ハヤトver. ZERO/菅生あすかver. ZERO/ナイトシューマッハver.11/ブリード加賀ver.SIN

 

※本ページの画像と実際の商品は異なる場合がございます。

※本商品は準備数に限りがございますので、ご注文の受付を終了させていただく可能性がございます。  

※一般店頭や他イベント等で販売する場合がございます。

 

 

■「新世紀GPXサイバーフォーミュラ world Tour Exhibition 名古屋GP」概要

会期:2023年3月11日(土)~3月19日(日)

会場:名古屋JRゲートタワーイベントスペース

入場料:無料

主催: ブラザー工業株式会社

     株式会社バンダイナムコフィルムワークス

イベント公式Twitterアカウント:https://twitter.com/CF_NagoyaGP

 

※2023年3月11日(土)12日(日)の2日間は混雑が予想されるため、物販エリアのご入場には必ず「入場WEB予約」が必要となります。
※ご予約受付はこちらのサイトにて受け付けております。

※展示物エリアは予約なし、入場無料でご覧いただけます。